2019年11月24日日曜日

FACTORY

昨年は、様々な理由が重複してお取り扱いがなかったFACTORY。

我々にとっては段階的に生じた結論でしたが、待ち望んでいた

お客様にとってはまさに青天の霹靂、、であったようで、

こちらが想像もしていなかったお問い合わせをいくつもいただきました。

「なぜ今年はないんでしょう?」

「annabelleさん、FACTORYさんと何かあったんですか?」

「楽しみにしていたのに残念です。」

などなど。。

おそらく、同じことへの質問やお問い合わせでは、

過去最高件数ではなかったかと。

致し方なかったとはいえ、反省点の多い貴重な出来事でした。

今年はもちろんございます。















FACTORY
カシミアVネックセーター ¥29,000+tax

モンゴルの首都、ウランバートルから移動すること600km以上、

標高4000m級の高山地帯に自ら出向き、手櫛で丁寧に刈り取り、

自身の手と目で原毛を確認してから買うというシンプルでありながら

とても困難な方法で、毎シーズン素晴らしい素材を用意する。

こちらは、アナベルのストックからの継続販売商品ですので、

現在のFACTORYさんのカシミア商品よりもお値段据え置きでお得です。















ホールガーメントのセーターで、ラグランスリーブと

セットインスリーブの中間くらいのデザインです。















ネックは減らし編みできれいに形成された、

カーブの付いたVネック。

リブのないすっきりとしたシンプルなVネックです。
















袖口と裾はリブ編みです。















こちらはネイビー。















そして、ブラック。















FACTORYのセーターは、原毛の良さを生かしたいという理由から、

漂白せずに原毛の色に直接染色するという手法をとっています。

一番左のキナリが原毛の色。それをそれぞれネイビー、ブラックに

染めているため、濃色もどことなく柔らかい印象です。















同じカシミアで、こちらがクルーネック。















適度な下がりと丸みのある小さなクルーネックです。
















こちらも同じく裾と袖口がリブ編みです。















クルーネックは、キナリとブラックだけになります。















軽くてとても温かいので、あったかいTシャツを

着るような感覚で着ていただけます。















完売したTRAVAIL MANUELのパンツにシンプルに。















キナリにホワイトのストールもお勧めの合わせです。





















Vネックのネイビーは、FIRMUMの

コットンウールのワイドキュロットとスタイリング。















少し明るめのロイヤルネイビー。

ライトグレーやホワイト、キナリなど明るい色との

コーディネートが映えるネイビーです。
















軽くて温かいセーターは、オフィスなどでも活躍します。

お洗濯はまめにしたほうが毛玉などにもなりずらいのですが、

なかなかまめに手洗いするのも大変なかたが多いと思いますので、

着用したら、衣類用のブラシでほこりやチリを払い落とす

習慣をつけると、より良い品質が保てますよ。

今年はブラシのお取り扱いもございますので、

別な機会にそちらも紹介します。





















ブラックは、ややすっきりとしたパンツに合わせて

スタイリングしてみました。















すっきりとしていますので、この上からニットの

カーディガンを合わせてもよさそうですね。















ラグランとセットインの間の袖付けは、

ゆとりを持ちながらもすっきりとした見た目を目指してのモノ。





















こちらがクルーネック。

ネックの上に上がりすぎない、小さなクルーネック。















シンプルで、どんなボトムスにも合わせやすい。















夏からずっと気分なホワイト×キナリ。

冬もいいですね。















ブラックは完売したARTEPOVERAのパンツにあわせておりました。















お手頃な価格のカシミアも増えておりますが、

お洗濯をするたびに、その差はぐんぐん開いていきます。

より良いカシミアは繊維長が長いので、お洗濯をすると

ふっくら、しっとりさが増してきます。

一方で、洗うと固くなってしまうものもございます。

もちろん、今年の1月にご紹介したより良いお洗濯も重要ですので、

一概に比較できるものでもありませんが。

カシミアを家庭洗濯する場合、良いカシミアをより長く

着ていただくためにも、カシミア専用のシャンプーなど

使ってみてはいかがでしょうか。

良いカシミアを着る豊さと、お洗濯をする楽しみが味わえますよ。


そしてFACTORYと言えば、この素材も欠かせない。















FACTORY
キャメルロールネックショート丈セーター
¥15,000+tax















ワイド幅でショート丈のこちらのセーターは、

2015AWシーズンに、FACTORYから発売された、我々にとっては名作。

翌年、すぐに販売されなくなってしまったのですが、すぐさま別注して、

以来ずっとアナベルでは販売し続けているセーターです。

おそらく、annabelleでお取り扱いしたセーターの中で、

歴代もっともお客様から愛されているセーターと言って良いと思います。
















ネック、袖口、裾にリブがなく、ロールしているデザイン。

ワイド幅で、長めで可愛らしい袖。

シンプルなカシミアに対し、遊びのある女性らしいデザイン。

FACTORYファンの方は、素材の良さがわかりやすいことから、

カシミアの人気が高いのですが、アナベルではこの少し変わった

デザインが意外に人気。















こちらがキャメルのキナリです。

「キャメル」というと、色名と混同するお客様もいらっしゃいますが、

「キャメル=ラクダの毛」を表します。















FACTORYの使うキャメルは、モンゴルのコビ砂漠に

生息するフタコブラクダの毛を使用しています。

そしてこちらのキナリが原毛です。















着丈が短いこともあり、ワイドパンツにも

すっきりと合わせていただけます。















ベーシックで明るい色合わせ。





















今年はレッドも人気です。

やや深い朱赤のようなレッドはワインレッドとも

異なり、独特な表情がございます。

こちらも原毛から染めているからこその色なのかもしれません。
















こちらはよく見ていただくとわかりますが、

下にWOOLのブラウスを着ています。

シャツとの重ね着もお勧めですよ。















こちらはアナベルで別注したネイビー。

少しグレイッシュでかっこいいネイビーになりました。





















白のワイドパンツ、白のシャツの上にスタイリング。

冬ですが少しさわやかな印象です。















カバンまで白で。















少しメンズライクな印象も感じさせる色合いです。















ブラックもカシミアとはまた異なる、

茶味の入ったブラックで、チャコールグレーのような

ちょうどいい柔らかさを備えています。















真っ黒は普段強すぎて着ない、、でも取り入れたい、

という方にもおすすめの絶妙なブラック。















妻もFACTORYのセーターはお気に入りで何枚も持っています。

カシミアを2枚、こちらのロールネックを2枚、

ヤクのVネック、キャメルのオフタートル、、などなど。















15年前からモンゴルの地を何度も訪れ、遊牧民の方たちとの

交流も深めるFACTORY。

彼らのブランドの前身は、現社長であるお母さまが始めた、

栃木県足利市の小さなブティックでした。

お客様を楽しませたい一心で、気の合う仲間を集い、

見たこともないヨーロッパの生地を求め、海外へ渡っては

生地を仕入れ、ブティックの裏に建てた掘っ立て小屋で洋服を

作ってすぐに売る。

そこで培ってきた豊富なアイディアと素晴らしい行動力は、

息子たちや娘へと引き継がれ、2010年には由緒あるコペンハーゲンの

新人ブランドの世界的登竜門で、彼らのその取り組みが大きな評価を経て、

受賞につながっている。

自分たちで原毛を買いに行くところからはじめ、紡績、撚糸、編立設計、

編立、リンキング、染色、縫製、仕上げ、配送、営業、すべてを

自ら手掛けるというシンプルな発想は、できそうでいて相当な困難を伴う。

裏を返せば、起こったトラブルはすべて自身の責任になるわけだから。


お母さまが始めた小さなブティックで販売していた商品がブランドとなり、

いまや海外にもお取り扱い店がある。

ぜひ、彼らの作るセーターをお試しください。






















現在、「暮らしとおしゃれの編集室」の連載でも、

FACTORYをご紹介しております。

そちらもぜひご覧ください。














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