2020年8月4日火曜日

ツタエノヒガサ

日傘や傘というのは、気に入ったものを探せば探すほど

買うに至らない商品のような気がします。

その逆に、出会ったら衝動で買うようなものでもあります。

アナベルにとって、傳の日傘(ツタエノヒガサ)は、

見た瞬間に「これだ」と思える存在でした。



































傳tutaee(ツタエノヒガサ)
段々々黒生成り ¥17,000+tax

傳のデザイナー合田さんと吉原さんが代官山から

蔵前に拠点を移してもう10年近く経つと思いますが、

蔵前に拠点を移す前から、東京下町の職人さんたちと

関係を築き、自身のやれる範囲で様々な取り組みを

続けています。傘はその一つです。





































傳tutaee(ツタエノヒガサ)
杜若(かきつばた)抜染 ¥17,000+tax

傳の日傘の柄の部分は、職人さんたちが作る

天然の竹を材料にしています。

新品ではビニールがかかっていますが、

手にしたらぜひ剥がして、経年の変化もお楽しみください。

手に持った感触もとてもいい。




























先端に付いたタッセルもストレートの竹の雰囲気に似合います。

こちらも職人さんのお手製によるもの。

これがあることで、手に引っ掛けられて実際に使用すると

とても便利です。見た目の素敵さ以上の実用性もありますよ。



























留め具にも竹のボタンが使用され、可愛らしい。





























全体のバランスもとても好みです。

柄がストレートであることが魅力の一つではないでしょうか。

初見からとても感覚に引っかかるものがありました。




































傳tutaee(ツタエノヒガサ)
黒玉 ¥17,000+tax

傘本体の布地も非常に特殊で凝ったものを作っています。

浜松の注染という技法を用いた布地で、本格的な

日本手ぬぐいや浴衣は、この技法で染色された

布地が使われています。

曖昧なぼけ味が表現できる味わい深い技法です。








































傳tutaee(ツタエノヒガサ)
キリン茶黒 ¥17,000+tax

ヒョウ柄やトラ柄などに代表される動物柄というのは、

往々にして派手で取り入れにくい印象にデザインされがちですが、

彼らのキリン柄は、とても日本的な情緒を感じる傑作です。








































傳tutaee(ツタエノヒガサ)
ジャガード織 キナリ ¥19,000+tax

こちらは、生地をジャカード織で仕立てています。

あえての同色ジャカード柄は、品があり素敵です。





























しっかりと密度のある織物で、キナリですが

しっかりと日傘の効能は果たします。




































傳tutaee(ツタエノヒガサ)
柿渋cotton ¥19,000+tax
柿渋linen ¥19,000+tax

柿渋染めは、遠目にはまったく違いが判りませんが、

身生地にコットンと麻の2種類が存在します。

見た目の違いはわずかですが、持った印象は、

若干、コットンのほうが軽く感じます。





























厳密には色の違いもありますが。

左が麻。右が綿。







































傳tutaee(ツタエノヒガサ)
武州藍 ¥19,000+tax

藍染として知名度も高い埼玉の武州藍で染めています。

経年で変化する色合いも味わい深い。

UV加工がされていますので、そのままの藍染のような

激しい変化はございませんが、年数を重ねることで

まさに味わいとして現れます。


























武州藍 ¥19,000




























柿渋 ¥19,000





























ジャカード織 ¥19,000






























キリン茶黒 ¥17,000





























黒玉 ¥17,000





























杜若 ¥17,000






























段々々黒生成り ¥17,000

これから毎日必要になる日傘。

探せば探すほど買うに至らない日傘。

心が動いた時が買い時です。




2020年8月3日月曜日

オリエンタルな心持で

ここ数年、中東から東ヨーロッパあたりの

感覚が気になります。

あの空間にトルコ照明がぶら下がり、

日本の古家具や古道具が点在する。

長い年月を経て、石と木と土壁が混ざり合い、

少し近代的に改装された空間に天井から

太陽の光が漏れる。

そんな風景に馴染む素敵な洋服です。







































NATIVE VILLAGE
cotton rap pants with silver print
¥34,000+tax

民族的要素のあるパンツをとても上品にデザインしています。

滑らかなコットン素材にオリジナルの箔プリントが施され、

見た瞬間に手が伸びました。







































全体のシルエットは、ややテーパーがかった

シンプルなゆとりのあるパンツです。


































































少しタイパンツにも似ていますが、ウェスト後ろ側にはゴムも

入っていますし、ウェストに巻く部分が帯状に太いので、

心地よい安定感があり、とても履きやすいそうです。






























滑らかでしっかり感のあるコットンは、ゴーシュのカツラギパンツの

ような感覚で、通年ご使用いただけるような生地感です。






























なんでもないシンプルなTシャツが素敵に着こなせる

魔法のようなパンツです。
































ラフさだけではどうにも家着感が出てしまう。

それを補うのは、上質な生地とデザインの力(ちから)。
































NATIVE VILLAGE のお洋服は、たくさんの洋服を着てきた

目の肥えた大人の女性が確実に満足感を得られるお洋服です。

ぜひオリエンタルな心持で。



2020年8月1日土曜日

オロオロする貴方へ

「セーター=冬だろ。」と妻は思い込んでいる。

そんなわけがない。

「サマーセーター」という言葉を人生で一度も

声に出したことがないらしい。

「いつ着るの?」という悪態まで付く始末。


妻は月に一度、一人で銀座に繰り出す。

髪を切るのだ。ショートにしてからは3週に一度くらい行く。

途中、美容師さんが産休などに入り、

別な方に切ってもらっていたが、

20代から長いこと同じ人に切ってもらっている。

半ば何を言っているかわからない妻の要望に、

非常に素敵に答えてくれる腕のいい美容師さんだ。


話が長くなりましたが、美容室に行く時などには

こんなサマーセーターを着ていったらいいだろう。

もちろん、普段からどんどん着てもらいたいのですが、

「いつ着るの?」などと言われたら、そう答える。








































Native village
summer sweater ¥26,000+tax

シャリシャリとした麻のようなタッチのコットン素材は、

麻のようなさわり心地であることから

「擬麻(ぎま)コットン」と呼ばれます。





























森の木々をイメージした編み柄は、シャリ感もあり、心が落ち着きます。

さらっとした暑苦しさのないタッチだけでなく、

心の内側から清涼感をもたらしてくれるようなセーターです。































こちらが背面です。






























背面は、森の木々の一枚一枚の葉っぱを思わせる素敵な編み柄です。






























ナチュラルにネイビーのコンビは、

大人の上品さを感じ、ちょっとしたお出かけには

もってこいな、素敵な色合わせです。





























パンツは完売したゴーシュのカツラギワイドのブラックです。

コットンのパンツですが、とてもキチッと見える。





























着丈もすっきりとした短めの丈。

とても扱いやすい。

スカートにも似合う丈でしょう。




























「いつ着るの?」とか言っている場合ではないのです。

毎回、美容室に行く朝、オロオロしている妻に差し出してあげたい。