2021年9月28日火曜日

ゆるりと、ゆらりと、さりげなく。

SUSURIデザイナー、斎藤さん風にいうと、、 

ゆらりと、ゆるりと、さりげなく着ていただけるワンピースです。















SUSURI
クゥーシュドレス ¥47,300(税込)

たて糸に麻を配し、よこ糸にはコットンとウールを用いて織りあげている。

高密度でありながら、しなやかで細かな凹凸感を表現した素晴らしい素材です。












見た目はシャンブレーのようなクラシカルな背広のような印象です。











ネック部分に見えている黒いところが裏地です。

袖裏はなく、胴裏がコットンで膝あたりまで続きます。











膝下あたりからはこちらのキュプラが裏地に繋がり、裏地が表に

出てくるデザインです。















ゆるりと。

ゆらりと。











しかし、ちゃんとした印象のワンピース。











横から見ると、ロングワンピースにコートを着たみたい。












さて、どうやってコートを着よう?

ロングコートもいいだろう。

でもあえて短いのも着てみたい。












ゴーシュのフードアウターを着てサンドウィッチ。

少し涼しくなった秋の風に揺らぎながら、

ゆるりと、ゆらりと、さりげなく着ていただきたいワンピースです。














2021年9月25日土曜日

SAFUJI〜ミニ財布〜

SAFUJIさんの大きな特徴の一つは、「小さい」シリーズに相当昔から

力を注いできたことでしょう。デジタル時代の到来で、大きなお財布

需要がなくなることを見越したのか?

それともただただ小さくて便利なものを突き詰めたのか?

その辺りは定かではありませんが、「ミニ〜」というシリーズは、

かなり以前からシリーズ化され、注目されていました。

今回は、その究極とも言える「ミニ財布」のお取り扱いを

アナベルでも開始致しましたのでご紹介します。















SAFUJI ミニ財布
¥10,450(税込)

初めて見た時は、、正直に言います。。

「どんな人が使うのか?」ピンときませんでした。

でもそれは、僕がスマホも持たない古い人だったから

かもしれないと、最近は反省しています。











手のひらに悠々と乗っかる小さなお財布には、お札、小銭、

ICカードやクレジットカードといった、必要最小限がすっきりと

収まるのです。



















真ん中のスペースに、小銭が入り、その下をくぐらせて、

お札が滑り込む仕様です。



(ごめんなさい。動画のアップができません)

(インスタでは視聴可能です)




いかがでしょう?

面白くないですか?

初めて見た時は、どういう人がどんなシーンで使うのかが

想像できなかったのですが、今は自分がQRコード決済などを

使うようになり、なるほど感がましてきました。

携帯メインで支払いをする方には、大きなお財布はいらない

のかもしれませんし、大きなお財布をメインで持っていたとしても、

ちょっと子供を連れて公園に、といったシチュエーションでは、

こんなお財布が助かります。











キーリングが付いていますので、鍵を付けたり

お好きなところへぶら下げたり。

個人的には最近よく自転車に乗りますので、

このお財布が欲しくて欲しくて。。

キャンプなんかでも活躍しそうですね。

色はこちらがナチュラル。






































こちらがグレーカーキ。





























こちらがブルーグレー。






























こちらがグレーブラック。

使用するうちに、ツヤツヤなブラックに変化します。

そのほかのお財布は色の入れ替えがございますが、

同様のラインナップでお届けします。















前回から加わった、ミニ折り財布。


































新色はこちらのナチュラル。

一応、SAFUJIさんがカバンに使用している色をお願いして

お財布に使用していただいたカラーです。

別注というには大袈裟ですが、通常のラインナップにはないお色です。











こんなふうに、縦に開けて使います。

詳しくは、通信販売画面をご覧ください。
















こちらは前回から引き続きの、for annabelle。

タブ付きで、裏付きです。

使用感は、ベストセラーのミニ長財布と同じですよ。





















本当に使いやすいと好評です。

最近は、真似をされることも増えてきたとか。。

悩ましいことですね。
















定番のミニ長財布です。

キャメル

グリージオ

ブラック

3色展開。

に、プラスして
















お値段が多少異なりますが、同デザインでシルバー。

少しシルバーが褪せてきて、内側のヌメ色が見えてくるのが

とてもかっこいい。経年変化をお楽しみください。












ちなみにこちらはカバンですが、お財布と同じ革でキャメルです。

1年半使用し続けた僕の私物ですが、濃く、艶が増しています。

これからどんどん、深くなることでしょう。

お財布はよく手に持ちますから、これ以上に変化が進むことでしょう。

経年を楽しみたい方は、ぜひ。











ちなみにこちらのグリージオ。

これも茶系に変化をしていきます。

キャメルとは違ったカーキ系で、こちらの変化も素敵ですよ。

数人のお客様から見せていただきましたが、人によって

色が違いますね。。育てる感覚でどうぞ。


お財布はどんどん小さくなる傾向ですが、どうしても

カードなどが嵩張るのもまた事実です。

バランスよく、一つのお財布で済ませたい方には、

やはりまだまだこちらのミニ長財布が大人気です。

ぜひご検討ください!

























SAFUJI〜ミニショルダーバッグ〜

SAFUJIさんとお付き合いを始めたのは、4〜5年前だったかと思います。

初めて見た時から感じていたのは、アイデア豊富でクラフトや手仕事と

いった魅力的な言葉に留まることなく、ご自身のアイデアを形にして、

さらには仕上がりの美しさにも拘っていることを強く感じました。


昨年の春に、「SAFUJI × annabelle」というかたちで制作していただいた

カバンは、僕自身がずっと想像していた漠然としたアイデアをSAFUJIさんに

相談するところから誕生に至りました。




























SAFUJI × annabelle ¥37,400(税込)
ミニショルダーバッグ
Camel
Black

本当に良いものに仕上がったと思いますし、SAFUJIさんでなければ

絶対に作れなかったカバンだと思います。


僕がカバンを日々使っていて感じていたことは、大きいバッグには

程よくポケットがあったり、または大きいのでポーチを利用すれば

カバン内の整理は問題ない。しかし、使用頻度の高い今回のような

ミニショルダーやミニトートでは、ポケットはあってもカードケース程度で、

意外に入るにもかかわらず、入れるとバッグ内がごちゃごちゃするというのが

どうにかならないかということでした。

そこで頭に浮かべていたのは、昔の車掌さんがかけていた、中に仕切りの

あるカバンです。「切符全盛期世代」の方はすぐに頭に浮かぶと思います。


僕が素人なりに考えて、すぐに直面した問題は、底面をどう確保するか?

ということでした。切符は小さなものですので、カバンの底面積がなくても

問題ありませんが、今回入れたかったのはお財布やカードケース、手帳、

携帯などですから、底面がしっかりなければ入りません。

その辺りの疑問まで含めて相談をして、数回のサンプル作成と修正を

繰り返して出来上がったのがこちらのカバンです。相談から販売に至るまで、

およそ7ヶ月を要しました。











丸みと厚みのしっかりとした底面になりました。




















初めは、もう1箇所仕切りがあったのですが、一部屋が狭くて

使い勝手が良くなさそうでしたのでこのように。




















このように、巾着方式で閉じることができるカバンです。

すでにSAFUJIさんのお財布は販売しておりましたので、

お財布と並べた際にも相性のいいデザインを目指しました。











そして毎度お話ししてきたことですが、、

こちらのカバンは販売前に「ナチュリラ」さんへの掲載が決まっておりました。

もちろん、雑誌発売の数ヶ月前には撮影を済ませなくてはなりません。

撮影日は、たしか1月10日あたりだったかと記憶しています。

その撮影日の6日ほど前の年明け早々、実は急遽大掛かりなデザイン変更を

依頼しました。もちろん、恐る恐る。。











出来上がりのカバンは、どちらかというと「タテ長」ですね。

実は撮影6日前まで、「ヨコ長」だったのです。





















つまり、昔の車掌バッグにわりあいと忠実に仕上げたわけです。

そして、年末に完成を見せていただいた際には「OK!」で盛り上がって

いたのですが、その時に自分が持って立っている鏡越しの印象が

何か引っかかって、、正月休みもそのことが頭をチラチラとしていました。











そして正月が明けようとしていたある日、突然思いつきました。

「タテがいい」











なんとなくお財布の「ヨコ」に引っ張られてヨコに決まりきって

いましたが、引っかかったのは、「男性に似合わない気がする」

ということでした。SAFUJIさんのお財布をはじめとする革製品は、

男女でお使いいただけるのが理想だと考えていましたので、

僕が持ってみた時のちょっとした違和感が気になってしまったのです。





















「正月早々、本当に申し訳ないんだけど、、。」という言葉に、

電話越しにも、あちらからの緊張感が伝わってきました。

5日、6日しか時間がない中で、すぐに対応してくださった

SAFUJIのご夫妻には、本当に感謝しています。











しかし、あのヨコ型のサンプルはどんなだったか?

たまに気になります。よかったんですよ。あれはあれで。

ただ、「SAFUJI × annabelle」にしては可愛らしすぎたのかもしれません。

ちなみに、ファーストサンプル(全く形が違います)は、たまに中学生の

娘がぶら下げているのを見かけます。。











ショルダー部分は大幅な長さ調整が可能で、男女があらゆる

持ち方でお使いいただけるようになっております。

最後に、動画をご覧いただきたいのですがこちらでは

表示することができませんでしたので、こちらのブログをぜひ!