7月3日(日)
<HAVERSACK>
・Leno cloth チェック柄フレンチスリーブシャツ
<TARVAIL MANUEL>
・クラシック天竺フレンチTee
・リネンサドルパンツ
<SPエシュペー>
・エンブロイダリーギャザーブラウス
<FACTORY>
・フレンチリネンジャンパースカート
<Honnete>
・アイリッシュリネン NEW Sleeveless Wide Dress
「AODRESS(アオドレス)」の展示が昨日終了いたしました。
たくさんのお客様にAODRESSの手仕事を間近でみていただく機会となりました。
一方で、何人かの遠方のお客様からお電話やメールをいただいておりました。
今日は、通信販売でご紹介が可能なものをいくつか選び、期間限定とはなりますが、
通販ページに掲載したいと思います。
刺繍として表現されたワンピースの一部です。
細番手の非常に綺麗な手織りの布地です。
派手な色と刺繍の受け皿となる基布は、とても上品で力強く、
繊細に見える布地はとても丈夫です。
色も絶妙なサーモンピンク。
贅沢だけど、カジュアルにも着て欲しいドレスです。
式典にももちろんお使いいただけるドレスです。
こちらも刺繍は同系色で上品な印象です。
こちらはガーゼのようなリネン。
さらりとした清涼感のあるふかふかなリネンです。
日本の藍染を用いた糸を使用したストライプは、
贅沢なリネンと贅沢な染色を掛け合わしたストライプ。
ワンピースの胸当て刺繍。
コットンのジャムダニ織のふんわりとした布地です。
コットンとシルクと染色で組み合わせたドレスです。
どうしたらこんな風にできるのか?初めて見た時は不思議でした。
インクジェットプリントを使ったのかな?そう思いました。
インクジェットはコレクションの世界では当たり前に使われる技術で、
奥行きのあるにじみや陰影が細かく再現できるプリント技術です。
高価ですが、さまざまなブランドで採用されています。
布地の上に濡らした植物を載せるそうです。
数日ほったらかしておくと、布地に色がじわじわと移ります。
にじみのある植物の色がいい具合に移ったら、今後はしっかり乾燥
させてからインディゴで染めてあるそうです。
ブルーの部分はインディゴなのですが、その部分もナチュラルな
にじみやムラがあるのはその為でした。
本当に彼らの制作は常識を覆すものばかりです。
たくさん作ろうと思うと出来ないことばかりをやっています。
その代表のようなドレスではないかと思います。
ジャムダニは、AODRESSを知ってからはよく見るものになりましたが、
とても希少で、こちらも量産はできない布地です。
こんなに大きな飾りの入るジャムダニは特に。
もちろんヒールを履いてソックスを合わせたらあっという間に
余所行きのドレスに見える。しかも長袖で年間通して着ていただけます。
版を作ってプリントしています。絵がとても上手ですが、どうやら
物心ついた時には相当上手な絵が描けていたそうです。天才ですね。
学校で習った経験ももちろんなく、若くして海外へ旅に出て、
さまざまな国を放浪するうちにたどり着いたのがインドだったそうです。
洋服作りの経験もなく、偶然出会った「カディーコットン」の制作現場に
いたく感銘を受けた二人は、その土地の人にお願いして、しばらく
一緒に生活をさせてもらったそうです。
その経験を通して、「これだ」と思ったそうです。
その後、一旦帰国して本格的な現在につながる制作活動がスタートします。
また、見えにくいですがネック周りのレース刺繍がとても素敵。
見えませんが、インナー付きブラウスです。
セパレートですので、こちらのインナーだけでも使えますね。
なんだかお得なセットです。
たくさん入ったコットン生地です。
ブルーイングリーンのインディゴのバルーンパンツに。
ややしっかりとしたシルクを使用していますので、真夏以外に
活躍する素材感です。秋冬シーズンのジャケットや羽織りものの
インナーにも映える1着ですね。
AODRESS(アオドレス)という名前が素敵だなと思って、その由来を
聞いたことがありました。答えは想像以上にシンプルでした。
「発音が綺麗だなって思ったから」
あまりにシンプルで、ドキッとしました。
あの独特なスパンコール刺繍の図案は何かモチーフがあるんですか?
そんな質問をしたこともありました。
答えはこちらもシンプルなものでした。
「頭に浮かんでくるんですよね、一瞬ですけど、パッとね。」
そう言っていました。彼らが言うと本当にそうなんだろうと思えます。
今回、通信販売でご紹介するのはこの12点。
もちろん、全て1点ものです。
画面上でよくわからないことがあったらお気軽にお問い合わせください。
毎夏を楽しく彩るHonnte姉妹伴。
今年は諸事情により入荷が大幅に遅れ、
「あれ?今年はないのかな?」と思った方も
いらっしゃったみたいです。
ないどころか、今年は久しぶりに再登場させた
デザインもあり、新色が4つもあります。
今日は、ギャザー系3つを一気にご紹介。
まずは久しぶりに、長袖シャツ。
アンティークグレージュ
一部のお客様からのリクエストもあり、およそ4年ぶりの
登場となりました。アイリッシュリネンの長袖シャツ。
我々のように、夏も長袖がありがたい環境にいる人たちや、
そもそも、肘を出すのが嫌いな長袖袖捲り派の方々には
嬉しいデザインです。
着ていいただけるデザインは、メンズライクなシャツデザインと
女性らしいブラウスの中間的な存在です。
こちらも「シャツ」の雰囲気を存分に残した印象です。
リネン素材で夏のスタイリングをきちっとした印象でまとめてくれる。
現在は在庫がございませんので、こちらは私物です。
ビリジアンは、夏に目を引く最高の差し色です。
シンプルでさりげないかっこよさを。
Gather S/S Blouse ¥25,300(税込)
こちらも長いお取り扱いのブラウスです。
僕が一番初めにHonneteをpoefuで認識したデザインは、
こちらのデザインで、生地はかなり上質なコットン素材でした。
それから、一度だけ袖のカフス長をマイナーチェンジし、
ずっとお取り扱いを続けています。
トップスにはシンプルなTシャツを着て、まさに羽織のような
感覚で使っています。
もちろん長袖でもトライしてみてくださいね。
かっこいいオレンジピンク系の差し色です。
ブラック、ネイビー、ホワイト、生成り、ライトベージュ、インディゴ。
とても色合わせもしやすく、大人っぽいお色です。
とても愛嬌がある。このマイナーチェンジには、ディレクター内田さんの
さすがなセンスを感じました。かっこいい。
濃色に合わせるか、淡色に合わせるかで、
印象の異なる楽しい色。
深く発色のあるグリーン系は、濃色のボトムスに
合わせると、明らかにかっこいい。
淡色に合わせると少しスポーティーな雰囲気も。
おしゃれに見えそうな軽快な雰囲気も持った夏に嬉しい色。
色はライトグレージュ。
さて、最後は昨年はお休みしたギャザードレス。
シンプルなワンピーススタイルです。
ギャザーワンピースは前開きで羽織にも使えるけど、
ワンピースとして着るには短いし、透けます。
その位置から、生地が二重になっています。
つまり透けません。
膨らみは、他のモデルにはない感覚です。
動いた時の裾周りのニュアンスも素敵なのです。
季節にもってこい。黒のパンツや革靴で引き締めても素敵ですよ。
軽さの出るレースシューズは、夏にも秋冬にも。
もちろん買えるのはannabelleかpoefuだけ。
濃色の差し色、ビリジアン。
この色は面積が大きいほどよく見える気がしています。
また、室内と自然光での印象の差も楽しいオリエンタルカラー。
日本人に似合うおしゃれなグリーンになりました。
そうなると、ソックスが必要なんですよね。
素足では落ち着かない。
その辺りは個人的な感覚かもしれませんが。。
これから3ヶ月以上にわたって続く日本の夏に、たくさん、たくさん
着てください。夏には色物も取り入れたくなるもの。
色々楽しく吟味して、色選びもお楽しみください。