2017年12月28日木曜日

福袋2018

annabelle は、普段私も含め男性二人で運営している。

それもあって、レディースのセレクトショップであることを

浸透させるのに約3年かかった。

疲れもたまり、なおかつ忙しい年末に、

通信販売の出荷などでミスが出て、

一部のお客様には、お手間をとらせてしまう事にもなった。

本当に、ご迷惑をおかけいたしました。


そんな時、annabelle の隠れエースである妻がとった行動は、、

「〇〇 〇子さーん、大変お待たせいたしましたー!」

「はーい、〇〇です。」

「あ、○○さんですかー、こちらどうぞー。」

・・・・

・・・

・・・・・・??

「何やってんの?」

通信販売の出荷作業を、

混雑した病院の受付に見立てているらしい。

「声に出してたら間違えないでしょ。」

たしかに、、、。

そんな声が聞こえる中、わたくしはコツコツと福袋を作っていた。

セールを行わない代わりに始めた福袋は、もう今年で6回目になる。





















<福袋のお知らせと注意点>

1月3日(水)の初売りで販売します。

店頭、通信販売どちらも11:00から販売開始です。

数には限りがございますので、なくなり次第終了させていただきます。


アナベルの福袋の特徴は、春夏のお品物も混ざっていること。

これは、お客様にもご好評をいただいております。

販売価格は、¥20,000(税込み)で、

中身は、定価で約¥70,000(税抜き)です。

コートやアウターが入ったものは点数が少なく、

入っていないものは、点数が増えます。

あくまでも、金額をもとにお作りしています。

サイズにつきましては、S・M の2サイズございます。

様々なブランドがあり、ブランドによりサイズ表記や、

サイズ感覚は異なります。

実際の販売感覚を考慮しつつ、サイズ表記を見てお作りしております。

例えば、XS、S の2サイズ展開のものは、XSをSの扱いにしたり、

0、1 の2サイズ展開のブランドは、0がS扱いだったり。

そして、アナベルではとても多い、ワンサイズ展開の商品は、

どちらにも入っている可能性がございます。


また、福袋ですので返品や交換には応じかねます。

通信販売をご利用のお客様は、こちらの注意点と

ショッピングページの説明をご理解の上、購入をお願いいたします。






















言い忘れたことが、、

今後追加ができないものや、以前店頭販売していたくつを、

福袋の販売と同時に、ごく一部ではございますが、お値引きいたします。

そちらは店頭でご覧ください。

それでは、皆様良いお年をお迎えください。







2017年12月26日火曜日

年末年始営業のお知らせ

モノは置き場所一つで生き方が変わります。

ずいぶん昔からある丸い石ですが、

今年はたくさんのお客様から声をかけられていた。















この丸石にとっても良い年だったことでしょう。

今年も1年、ありがとうございました。

年末年始の営業日程をお知らせいたします。

12月27日(水)臨時営業
12月28日(木)最終営業
12月29日(金)~1月2日(火)冬季休業
1月3日(水)初売り臨時営業 ※今年も福袋を行います。

以降、通常通り水曜日定休となりますので、

よろしくお願いいたします。


annabelle





2017年12月25日月曜日

ジュディー

やはり、デザイナーの頭の中の想像やら妄想やらが

モノを形にするうえでとても大事なのだと思う。

ジュディーという女性が着ているセーターには、

ヘンテコなところに、小さなポケットが必要だったのだ。





















susuri

ジュディーセーター

¥23,000+tax

ウェストラインの下あたり、裾に近いところに、

小さな小さなポケットが二つある。

これがあることで、グッと愛嬌が出る。

男性にも関わらず、かわいいを具現化するのが

得意なデザイナー斎藤さんの才能なのでしょう。















羊毛の表面を掻いた、毛足の長いファーファーセーター。















実は少し前後差があり、

あまり極端ではないのですが、少し後ろにふくらみが出る。















裾がブラウジングするので、着た時に高低差の出る

デザインではないのですが、、

















やはりsusuri の他のお洋服と同様に、

一つのお洋服の中に、2面性を感じます。

もはや斎藤さんの癖のようにも感じるのです。















ちょうどいいハイネック具合も素敵です。

女性らしさを十分に感じさせながら、

ゆとりのあるデザインがハイネックに良く似合う。















後ろのふくらみは、こちらが一番わかりやすいかもしれません。

ウール100%という表記ですが、一般的な羊毛よりも、

しっとりとしたタッチで、ウェイトがある。

カシミアとも違う感触は、アルパカにすごく似た感じです。

もちろん、ウェイトがあるとはいえ、重さを感じるような

モノではなく、羊毛と言われて違和感のある程度のウェイトです。















ファーファーにモヘアのファーファーを重ねて巻いて、

明日からの大寒波に備えたい。

1月、そして春物が並び始める2月、

あと2か月は、冬の洋服がまるまる大活躍。

3月からは、春物交じり。

たくさんご紹介した冬のセーターも、

こちらでいよいよ最後のご紹介。

ジュディーのつもりで着てみてください。

想像も楽しんで。






2017年12月24日日曜日

「暮らしとおしゃれの編集室」と「ナチュリラ冬号」





















「ナチュリラ冬号」に掲載されております。

真冬をしのげる軽やかな重ね着をテーマにスタイリングしています。

ぜひ、ご購読いただけますと幸いです。


















そして、昨日「暮らしとおしゃれの編集室

第46回目の連載ブログが更新されております。

年内最後の連載です。

こちらもぜひ、ご一読ください。


annabelle


2017年12月23日土曜日

あの日の夜空

「空がきれいだよ!」

妻が騒がしく呼び立てる。

確かに、冬の澄んだ空気の夕方の空は、えも言われぬ美しさ。

遠くに富士山を見ながら、薄いグレーやオレンジを挟み、

段々と群青に変わるさまは、宇宙の存在を近くに感じる瞬間だ。

その群青の夜空に、きらりと光る可愛らしい三日月が印象的でした。

このコートは、そんな存在かもしれません。





















Honnete

ベルベットショールカラーコート

¥45,000+tax





















襟のデザインは、Honnete で人気のコート、

メルトンのショールカラーコートと同じ仕様。

フードを半分で切ったような形を折りたたんで襟に見立てる。

見た目には女性らしい美しさと軽やかさ。

自由度が高く、フロントのピンの位置で、

前を開け気味にしたり、防寒性を高くしたり。

巻物も楽しめるコートです。





















付属の共布のベルトで結わいても素敵です。

その日の装いや行く場所や気分で、変えてください。

表地は、相変わらずの上質さにうっとりする、

英国の「Brisbane moss(ブリスベン・モス)」。

その歴史は150年を超え、起毛素材を扱うファブリックメーカー

としては、世界でも3本の指に入る名門です。

高級素材ばかりが目立つ、ブリスベン・モスのラインナップで、

数は少ないが、コットンのベルベットがある。

とても上質で品があるが、コットンということで、

普段使いがしやすく、Honnete のデザインにもよく似合う。

お手入れは、ブラシがあると、とても便利です。

洋服用の馬毛ブラシ。





















今シーズンから、コットンだった裏地が

アセテートに変わりました。洗いの入ったシワ感が、

光沢感とあいまって、とてもこのデザインに似合います。






















色は、3色をセレクトしています。

左から、ネイビー、ブラック、ブラウン。















NO CONTROL AIR の完売した裾ゴムパンツに、

ネイビーを、帯をキュッと。















ベルトループは特にございませんので、

ベルトをはずしたら、ポケットやカバンにどうぞ。





















大判のストールで防寒を。

コットンとはいえ、ベルベット素材で

裏地も付いているので、真冬にも活躍します。















そして、付け加えるならば、ベルベットと別珍は異なります。

見た目は似ていますが、製造工程も温かさも異なります。

一般的に、ベルベットのほうが高価です。

とりわけ、ブリスベン・モスのベルベットともなれば、

コットンのベルベットでは、これより良いものもなかなかない。















前をはずして着ています。

羽織のような感覚で着ていただいても素敵です。















この上から、、ブラックを着てみます。















こちらも帯をキュッとしています。















冬の寒空に、とても気分の上がるコートです。




























フロントをピンに変えてみれば、

また違った雰囲気が楽しめる。

袖口は、裏地と表地が変形の付き合わせ仕様。

わざときっちりしすぎないよう、ラフな感じに仕上げています。

袖をまくったり、おろしたり、ラフですがチープ感はなく、

素敵な仕上がりです。















GASA*のワンピースの上に、、ブラウンを。















パンツやスカートでなく、足がスッと見える

スタイリングも、このコートに良く似合います。















とても今年らしい、色気のあるチョコレートブラウン。

落ち着きもあって、どんなボトムスと色とも好相性。

そして、昨年から引き続き、

同素材でクルーネックのワンピースもございます。















ベルベットに長い手袋、そしてsashiki のファーファー。

個性的で色気のあるスタイリング。















グレーのパテントも光ります。





















ネイビーのベルベットに、

ネイビーのモヘア。

そして、sashiki のファーファー。















そして、WOOL のロングコート。

着た時に重さを感じない、防寒性の高いどっしりとした

コートは、真冬にも中は薄着でへっちゃらです。





















ブラックは、足元にニュアンスを付けて。















ボトムスは、FACTORY のサルエルパンツを履いてみれば、

一味違ったワンピーススタイルに。















袖が短めな冬のワンピースには、

薄手のシンプルセーターやカットソーが大活躍。

インナーには、vie のコットンカシミアセーターを着ています。















ブラウンは、タイツでワンピーススタイル。

前回のものよりも、着丈は4cmほど長めの仕上がりです。

155cmで、きっちりひざ下です。















こちらもインナーには、コットンカシミアの

シンプルなセーターを着ています。





















上からは、2重織で、軽くて温かい

GASA*のコートをエレガントに。















カシミアのストールで彩を。
















冬の夜空にきらりと光る三日月のような、

美しさと、可愛らしさを感じさせる光沢は、

見る角度によって陰影が深く、印象も変化します。

それはまるで、あの日見た夜空のように。












2017年12月17日日曜日

悲しいようなラッキーのような。

妻が年間通して最も良く履いている靴は、

R.U. の「simon」というモデル。





















R.U.

simon black

¥48,000+tax





















white





















R.U. の中でも、多重構造のメダリオンと

いうこともあり、最も高額な 「simon」。

妻曰く、履き心地も格別だと。

































































































私物を履いています。





















走れるそうです。

遅いけど。

Bessや新作のJill 、Thea の陰で密かに淡々と

お勧めしてきたこの simon、実は今シーズンから

素材変更がなされ、それに伴い価格変更しています。


ゴートスキン ¥48,000 → カーフスキン ¥56,000

ずいぶん値上がりします。

モデル名はそのまま、「simon」。

当然、見た目は同じです。

もし、以前から気にされていたお客様がいらっしゃいましたら、

現状の素材と価格で購入できるのもわずかな期間です。

ぜひ、この機会にご検討ください。


<在庫>

ブラック 35、363739 がございます。

ホワイト 36、37、38 がございます。


23.5cmの妻が、37を履いています。

ビルケンシュトックは数足所持していて、すべて37。

コンバースオールスターは、4Hでジャスト、

少しゆとりをもって5を履いています。

サイズの目安としてお考え下さい。

通信販売ご希望のお客様は、お電話かメールにて

ご連絡をお願いいたします。