2016年12月26日月曜日

年末年始の営業予定





















12月27日(火)19:00閉店
12月28日(水)定休
12月29日(木)通常営業(年内最終)

1月3日(火)初売 福袋(店頭、webshop同時販売)
1月4日(水)臨時営業


annabelle



2016年12月25日日曜日

やっぱりGASA* は面白い

GASA* のコレクション性の強さを知ったうえでも、

やはり展示会のたびにハッとさせられるのは、

引き出しの多さ、素材使いの幅広さ。

そして、凝り固まらないサイズ感への柔軟さ。

きっとデザイナーの中には、それぞれに特有のテーマがあるのでしょう。

毎回ひとつの物語を奏でるようなコレクションを楽しみたい。





















GASA* 「落陽」(rakuyou)

ガンクラブチェックワンピース ¥45,000(税抜)





















4色使いのガンクラブチェックは、

GASA* のオリジナル素材。





















スコットランドのハリス島を思い浮かべる、

どこか牧歌的な印象のあるツイード素材は、

GASA* の華々しいコレクションの中にあって、

とてもシンプルながら、強烈な印象を残す。





















ガンクラブチェックのツイードの印象をしっかりと生かした、

とても礼儀正しい表情のワンピース。















ガンクラブチェックというと、英国のガンクラブの

ハンティングジャケットを連想し、とても男性的な印象だ。















きっと、トラッドなブランドのコレクションで見ても、

新鮮さは感じないのかもしれない。

全体のコレクションとのギャップからくる相乗効果は計り知れない。

デザイナーの遊び心がうかがえる。















英国調のワンピースにはぴったりのコーディネート。















ツイードのワンピースにメルトンのマント。

きっとルイス島に吹き荒れる北海の風もシャットアウトすることでしょう。


一方で、こんなにも柔らかく、素敵なショールも作っている。





















gasa*grue 刺繍ストール

¥22,000(税抜)





















ヘリンボーンというと、打ち込みが良く、

ガシッとした印象だが、こちらはこの上なくソフト。















200年使われてきた古いインドの織機を用い、

ゆっくりと、時間をかけて織り上げたヘリンボーンは、

羊毛に絹とカシミアが混ざり合い、

しっとりとしなやかで、ふんわりした肌触り。

立体的な手刺繍が優しい素材感を際立たせる。





















不均一にちりばめられたビーズ刺繍に

心奪われる。





















キナリのワンピースにくるりと巻いて。















可愛らしいワンピーススタイルを楽しんだり。















肩から掛けるとちょっと大人っぽいな、、とか思ったり。















じゃぁ、シックなスカートスタイルにも取り入れてみよう、

とか思って試してみたり。















もっとメンズライクな装いにも合わせてみようかと企んで。。















少しメンズライクなパンツスタイルに取り入れてみる。















ロングコートにリュックなスタイルでも、

とても生き生きとしたように見える。















品のあるベルベット素材にもまったく引けを取らない。





















ベビーアルパカのコートにも引けを取らない。















マントと合わせれば、少し浮かれてしまう。


やっぱりGASA*は面白い。



2016年12月24日土曜日

脇役

先日、久しぶりに一日お休みして、

子供2人と3人で買い物に出かけた。

きっかけは、上の娘のアウター問題。

「ママが買ってきたコートは、着ると寒い。」、と言い出した。

確かに暖かいフリしてペラペラだ。

さすがママ。

お店で試着した娘が、とてもいい質問をしてきた。

「この組み合わせが気に入ったけど、私はこの色合いに

似合うタイツを持ってない。何色を買ったらいいか?」

今日は、秋冬には重要な脇役となる、タイツをいくつか紹介します。

洋服を買うときに、タイツの色など気にしたこともない妻に履いてもらっています。















merijakuu 冷え取りシリーズ

シルクのタイツ

アナベルでは、定番で毎年扱っている。

春夏はレギンス。

秋冬はタイツ。

裏糸がシルク100%ですので、肌に触る部分はほぼシルク100%。

ある程度のテンションがあり、妻曰く、、

一般的なタイツより、少しストッキングよりな履き心地。

履いている感覚がないのが特徴的だという。















こちらは、妻が2年くらい履いているもの。

色はチャコールです。















¥4,600(税抜)















あらゆる色になじみやすいチャコールのタイツは、

素材違いで何足か持ってると重宝します。















enlille ~しずかなて~

こちらは、merijakuu の別ブランド。

merijakuu より、細番手の糸を使って、

より、大人のファッションシーンに対応した内容のブランド。

コットンベースで少しシルクが入っている。















¥4,900(税抜)

とってもリラックスした履き心地。

柔らかく、適度なフィット感が特徴的なリブ編みタイツ。















リブ編みのタイツに少し苦手意識のある妻だが、

これは気に入って履いている。















こちらは、やや濃い目のチャコールグレー。

ミディアムグレーより濃いグレーは、

色違いで、ブラックに近いものまで揃えていると便利です。















enlille ~ゆずりは~

同じく、エンリーレのコットンベースのタイツ。

こちらはリブ編みではなく、フラットな編地。

とても柔らかく、心地よいフィット感。

そして、他にはない絶妙な色合いが特徴です。















色名は、navyだが、かなりグレーに近い。

かなり近くで見て、ネイビーの糸がチラチラ入るのが確認できる。















おそらく、薄い色、濃い色、どちらでも対応できる色。





















自然光では、やはりネイビー感が出ているので、

ブルー系やネイビー系のお洋服にはとりわけ似合いそう。















FABRIQUE コットンリブタイツ

¥3,900(税抜)















こちらは、enlille の2つと比べると、

最もカジュアルで、厚みもある感じ。















薄い色のワンピースやスカートを少しフェミニンに

スタイリングしたい時に使います。















少しカジュアルダウンしたワンピーススタイルで。





















パテントシューズと相まって、

女の子感満載です。

一方、、、妻はこちらの使い方のほうが多いようです。















コットンパンツでのズボン下。

ライトグレーのソックスを履く感覚で、冬場は大活躍。





















足元と頭を温かく。















こちらは、同じくFABRIQUE のチャコール。

カジュアルなワンピーススタイルに良く履いている。




























































アナベルでは、秋冬もコットン素材のタイツが多い。

その理由は、、

長い時期使い易い。

毛玉にならない。

ズボン下に履いても熱すぎない。

もちろん、よほど気に入ったものがあったら、

当然、WOOL も扱う。

脇役にも気を配ると、オシャレの精度は上がります。


<年末の営業予定>

12月25日(日) 通常営業
12月26日(月) 通常営業
12月27日(火) ※19時で閉店します。
12月28日(水) 定休日
12月29日(木) 通常営業(年内最終営業)

1月3日(火) 初売福袋 通常営業
1月4日(水) 臨時営業

その後通常営業




「暮らしとおしゃれの編集室」















暮らしとおしゃれの編集室」の連載ブログ、

本日更新です。

ようやく、マントの魅力に気がつき始めたこの頃です。

ぜひ、ご一読ください。


annabelle



2016年12月20日火曜日

ナチュリラ冬号





















「ナチュリラ冬号」本日発売。

ありがたいことに、冬号もコーナーをいただきました。

そして、今回はモデルが妻ではありません。


一人は、3月にアナベルでも企画展でご紹介した、

「vali(わり)」という名前で編み物のアクセサリーを作っている

作家の水野さん。

もう一人は、ライターの田中さん。

お二人とも、普段からアナベルでお洋服を買っていただいている、

お客様でもあります。

妻以外にフルコーディネートをするのは初めてなので、

とても新鮮でした。

ぜひ、ご購読ください!





2016年12月16日金曜日

あったか過ぎなくていい

体の大きさを無視したかのような、

規格外のサイズ感や、デザインのお洋服を着ると、、

「おしゃれしてるな」って感じる。

ものすごいロングのコート。

ものすごい太いワイドパンツ。

ドレスのようなワンピース。

とにかくでっかいセーター。。





















NO CONTROL AIR 

ナチュラル ¥35,000(税抜)

ブリティッシュウールの3ゲージ。

ざっくりとした上に、デザイン性豊かな成型編み。

よくもまぁ、このゲージで作ろうと思ったな、、、

というほどにファッション性豊かなセーターです。















ブリティッシュウールですが、ふんわり、バルキーな仕上がりです。





















ブラックトップ

真っ黒より、少しチャコールグレーよりの

スミクロのような色味です。















着用した時に、アクセサリーのように際立つネック周り。

とにかく、作りたかったセーターだと思うので、

とにかく、着たい人が着れば良いのでしょう。















体の線を拾うことなく、その豊かなデザイン性が

前面に出る。















背面もセンターで分けてリンキングしているため、

ふくらみがきれいに出る。















大判のストールを巻いて、全体にオーバーサイズで

スタイリング。















何を上に着たらいいのか迷う人もいるかもしれないが、

全般にビッグサイズのコートが増えてきた昨今、

合わせやすいコートはきっといくらでもある。





















ブログでご紹介前に完売してしまったが、

このようなコートに合わせたり。。















スタンダードシルエットにパンプスを合わせれば、

とても女性らしいスタイリングに。















ゆったりデザインを生かして、少し肩を抜いてあげると、

より女性らしさが強調される。

大き目なブラスにも有効ですよ。















そして、上から今シーズンアナベルでは初めての

ご紹介となる、Honnete の名作、「Manteau」(マント)。

こちらは来週、改めてご紹介します。















オシャレなセーターには、おしゃれなマントを。

この撮影のあと、妻がつぶやく。

「このセーターさ、暑くて着てられないかと思ったけどさ、

そんなにあったかくなくていいね。」

相変わらず、小学生並みの語彙力で、誤解を招く妻。

体から少し離れたところで形をキープするからか、、

着る時期に困るような、セーターではないようだ。

「あったか過ぎなくていい。」


クリスマスに向けて、おしゃれを楽しもう。