2013年4月29日月曜日

ふくぶくろ

毎年、福袋のような感覚でオーダーする

布のかばんがある。

「NEERU KUMAR」(ニールクマール)のかばん。






















ものすごい色彩感覚で毎年生地で楽しませてくれる

彼女のコレクションは、鞄だけではなくインドシルクの

ワンピースや本格的なジャケットにまで至る。

アナベルでは、毎年このかばんとシルクボールのネックレス、

そして、インドのコットンシルクを使った上質なワンピースを

少しだけ取り扱うことにしている。






















同じ柄はない。






















柄だけでなく、ひとつひとつ生地の種類が違う。






















表に小さなポケットがひとつ。

内側にもひとつある。






















古い布地を使っているため、たまにほつれていたりもする。

でもキルトステッチが打ってあって、2重になっているので

つぎはぎや小さな穴もこの商品の良さの一部だ。






















写真にはないが、実は内側もすべて柄違いになっている。






















NEERU KUMARのこのかばんは、

オーダーする時、柄はいっさい選べない。

ニュアンスも色系も選べない。

個数だけをオーダーする。






















毎回、入荷してくると箱を開けるのが楽しみなかばんだ。

福袋はあまり買ったことがないが、きっとこんな感覚なのだろう。

ちょっと楽しいかもしれない。


NEERU KUMAR ふくぶくろ ¥6,090(税込)



Honnete~姉妹伴に関するお知らせ

4月下旬から5月上旬入荷予定の

西荻窪poefu さんとの共同別注企画

「姉妹伴」~Honneteの一連の商品の

入荷が少しだけ遅れております。

ご予約をいただいているお客様や

お問い合わせをいただいているお客様には

ご迷惑をおかけしますが、現在のところ

すべての色、形がすべて揃うのが

早くても5月3日の予定となります。


確実な入荷日がわかり次第ブログにてお知らせいたします。



annabelle


2013年4月28日日曜日

特別な日を

お洋服が好きな人は、

ちょっとしたお出かけや

近所に買い物に出る時も

「何着ていこうか?」

すぐに頭をよぎる。

ちょっと離れたところにお買い物に行く時、

前の夜から何を着ていくか?考える。

ちょっとそわそわする。

このお洋服はいったいどんな人の手に渡るのだろう。






















普通のものが少ないブランド、

HAVERSACK(ハバサック) ¥29,400(税込)






















大人っぽい、濃色のペイズリー柄。

















僕がこのお洋服で一番好きなところは

この後ろポケット。

この生地にこのデザインにこのパッチポケットが

少しいたずらな感じがしてならない。

じつにかわいい。






















特別な日をあなたに。



2013年4月27日土曜日

素足の似合うワンピース

ブランドの展示会を訪れる際、心がけている

ことは、いくつかある。

展示会場に入って、すぐに目に飛び込んで

直感的に「いいな」と思ったものは必ずバイイングする。

バイイングするときは短期間に凄まじい数のお洋服を

見ていくので、考えることはもちろん大切だが、

直感的に「いい」と思ったものを外すという

選択肢はいらない気がする。

あくまで、直感的に感じた場合に限るが、、、。

このワンピースは、アナベルの二人が一致して

直感的に「いい」と思った。

遠目に見ながら、絶対にバイイングすると決めていた。


maison de soil(メゾンドソイル) キャミドレス ¥26,250(税込)






















肩やネック回りはミミの部分を使って切り返す。

















ピンタックは手纏り(てまつり)で伏せている。






















裾は耳使い。

フレンチスリーブやピタッとしたT-SHとの

重ね着がおススメです。






















一枚かるく羽織る。
















水玉を見て、「かっこいい」と思ったのも久しぶりです。

maison de soil らしい、味のある水玉のワンピース。

素足になるこれからにお勧めです。

お揃いで、大判ストールもございます。






















maison de soil(メゾンドソイル)

大判ストール ¥10,500(税込)




2013年4月26日金曜日

重ねたくなる服

先日ご紹介した、maison de soil(メゾンドソイル)。

いい意味で癖がある。

ラックにつるした瞬間に、「らしさ」をかもしだす。






















素材はLinen100%。

アンティークウェアーのような一品。






















胸の部分と後ろは丁寧に何箇所も手纏り(てまつり)

されたピンタック。

ピンタックが伏せた状態から広がる様(さま)を

見せることを大切に考えているのだろう。






















裾は耳使い。

maison de soil の代名詞のような仕様。

丈はロングだが、透け感のあるリネンであるため

パンツスタイルで。






















この丈のシャツワンピースは無性に重ねたくなる。

まずは、ベストを重ね着。






















最後に色をさす。






















なんか重ねたくなるお洋服は、

楽しい初夏のスタイルを演出します。

maison de soil  重ねたくなる服 ¥27,300(税込)



2013年4月23日火曜日

再び

このパンツと出会った時、アナベルの二人は

大興奮だった。

こんなにも僕らがセレクトするお洋服に似合う

パンツはなかなかない。

しかもそれが僕らの苦手な加工モノだとは、、、。






















Arteporvera(アルテポーベラ)加工チノ ¥19,950(税込)

展示会で見た瞬間に感じた直感は、

スタイリングをしていくほどに、実感へと変わる。






















着丈やや短めのコンパクトなブラウスに。






















やや長めのゆとりあるブラウスに。






















かなりボリュームのあるスモックタイプのブラウスに。






















チュニック丈に。






















シャツワンピースの下にも。

定番的なシャツやカットソーが似合うのは

容易に想像できる。

現在、サイズが欠けてしまっているが

7月に再入荷する予定。

今季からお取り扱いが始まったArteporvera。

新作でおもしろいパンツが入荷してきた。






















パンツとキュロットの中間くらいのこのパンツ。






















麻100%の千鳥格子。

フロントの黒蝶貝ボタンが際立つデザイン。






















裾に付いた丸ひもで裾の太さが変えられる。

スタイリングが楽しみな1着です。

Arteporvera(アルテポーベラ)リネンボリュームキュロット

¥14,700(税込)



2013年4月22日月曜日

コーラススモック

明日より初夏の気配。。。

歌いだしそうなブラウスをご紹介します。






















Travail Manuel(トラヴァイユマニュアル)

ギャザーブラウス ¥12,600(税込)

NAVY






















肩のラインに沿って無数に広がるギャザー。

このギャザーが、着用した時の楽しげな丸みを

生み出します。











































先日、白が完売してしまいましたが

着用イメージとしてご覧ください。






















素材違いで花柄がございます。















花畑のようなコーラススモック。






















ギャザーブラウス 花柄 ¥12,600(税込)

初夏に向けて、涼しげなコーラススモック。

中に長袖や、7分袖を重ねていただいても素敵です。



2013年4月21日日曜日

インドの彼方

数年前、インドでモノづくりのすべてを

完結させるブランドが始まった。


「maison de soil」(メゾンドソイル)






















ネイビー  ¥19,950(税込)

インドは、手仕事の宝庫だ。

コットンの栽培から手紡、手織り。

木版のハンドプリントに手刺繍。

言い始めたらきりがない。

インドの手仕事をファッションに生かすべく、

環境を整えるところからスタートして

今ではヨーロッパのセレクトにも進出する。






















不均一で味のある木版のハンドプリント。






















スタンプのように人が手で押していくため

ずれないように目印の意味でのハンドステッチ。

抜かずにデザインとして生かしている。

強度の必要な部分は当然ミシンを使う。






















共布のかわいい包みボタン。






















色違いでスミクロ。






















裾は耳使い。






















後ろも腰あたりまでピンタック。


以前の勤務先でもよくインドコットンは使っていた。

味があって好いのだが、買う時の条件がすごい。

生地に砂利が入っていても傷があっても穴があいていても

「ノークレームノーリターン」、、、絶対に返品交換できない。

しかし、環境の整っていないインドの生地では

それがいわば、常識だった。

そのハンドリングの難しさを知ってこのブランドを見ると、

相当な努力とハードワークが伺える。

しかも納期に厳しい日本のファションマーケットに

しっかりと合わせている。


フェミニンにとらえられがちなこのデザイン。

アナベルではブランドのイメージをくみ取り、

少しハードに、そしてクラシカルな着こなしを

お勧めしたい。

























2013年4月19日金曜日

なんかかわった服

このブランドを初めて目にして購入したのは

10年前の雨の日。

場所は原宿の裏手。

なんで雨の日の原宿を歩いていたのかは

全く覚えていないが、雨なのにわざわざ

立ち止まって、細い階段を2階に上がったのは

2Fの窓からちらちらのぞく洋服がどうにも気になったから。


デザイナーは男性。

スタッフもほぼ男性。

作るお洋服の9割がメンズ。

その1割のレディースを扱うかどうか、、

かなり悩んでスタートしたブランド。






















「HAVERSACK」(ハバーサック)

カットワークブラウス ¥23,100(税込)

とにかくディテールにこだわる。

男性デザイナーらしい。






































きれいなカットワーク。






















色違い。






















台座付きの貝ボタンでクラシカル。






















裾のひもを締めるとまた違う表情が生まれる。


実は、何度も展示会に足を運んでいる。

そのたびに、驚かされる。

こんなに普通のものが少ないブランドも珍しい。

逆に、他のレディスブランドでは見ないものだらけなのだ。

かわったものが多いブランドゆえ、

ゆっくりと少しづつのご紹介になると思います。

ちょっと意識して見てみてください。

なんかかわった服ばかりです。