2018年7月29日日曜日

大暑

僕は実は、1時間半ほどかけて通勤している。

大江戸線と田園都市線を使うのだが、

大江戸線の弱冷房車は半袖でちょうどいい。

しかし田園都市線はというと、、

弱冷房車が長袖でも寒く感じるときがある。

おそらく、乗車率が高いことと、急行であることが原因だろう。

年を重ねるごとに、「羽織もの」との接点が増えてくる。

真夏にお勧めのワンピースと羽織ものです。





















evam eva

リネン変形ノースリーブワンピ

¥21,000+tax

細番手のスラブ糸を用いた平織のリネンは、

織の揺らぎや、麻独特の節がところどころ

見られることで、視覚的にも涼を感じさせる。





















蚊帳をとても上品にした感じでしょうか。

ざっくりとした印象を受けるのですが、

持って触ると、軽くてサラサラです。





















共布のヒモは、身頃を貫通して、

中を通り抜けているため、

着るときにひもを背面によせて、被って着てください。





















アームホールには工夫が成され、

ノースリーブ以上フレンチスリーブ未満な袖が

とても独特で素敵なのです。

フレンチスリーブの袖の上側だけを内側に

引っ張って縫い付けたデザインになっています。

ふくらみも出るし、腕全体がワンピースに

埋もれたような印象を受ける面白いデザインです。





















先日のふたり展のDM撮影に使ったのも、

こちらのワンピースでした。

肩から腕周りが少しふんわりします。





















色は左から、

マルーングレー、カーキ、チャコールの3色展開です。

カラー名は、メーカーの呼び名に準じております。















マルーングレー

ヒモはシンプルに前で軽く結わく感じで着ています。





















そのため、後ろ側にはヒモはなく、

前側だけにひもが来る感じです。

このワンピースの面白いところは、

ヒモの扱いで、シルエットに変化が生まれること。

いろいろ試してみましたよ。





















カーキは後ろで結わいてみました。

この場合、前側にひもがない状態。















前で結わくのとは、また少し違った印象です。















少しカジュアルさが抜ける印象を受けたので、

ヒールを使ってみました。















そしてチャコールは、後ろからまわして

前で結わいてみました。















つまり、一周キュッと結わく感じです。















こちらはウェストのマーキングがはっきり出る感じ。

パンツを履いてスタイリングしてみました。

一番スタイリッシュな印象です。















ちょっとした夏のお出かけにも使えそうです。

ただ、、電車などが寒いとわかっているので、

これだけでは遠出をする勇気がない。

羽織が必要です。





















evam eva

リネン羽織カーディガン

¥20,000+tax

同素材の7分袖の羽織もの。





















特徴的なデザインはここ。

ネックの後ろ側だけ、伏せて留めています。





















前身頃は特に留めることなく見返しも

ありませんので、軽い印象ながらふくらみは

感じられるデザインです。















チャコールはワンピースの上にアンサンブルのような

感覚でスタイリングしてみました。















日傘を差せば、体感温度も下がり、

サラサラで快適です。















脱いだり着たり、差したり持ったり。

都心部の真夏は、意外にまめな調整が必要です。















こちらはノースリーブのブラウスにカーキ。

とにかく軽く、サラサラで、持ち運びやすい。

上質な細番手の麻素材で、洗ったらすぐに乾く。

筒袖の7分丈ですので、袖まくりでの調整もサマになる。














少しドロップショルダー気味ですので、

下が半袖でも透けておかしな感じにはなりませんよ。

半袖にもノースリーブにもかっこよく着ていただけます。















太ストライプに少し粋な感じでマルーングレー。

マルーングレーは、人によっては少し沈みがちな

お色です。ブラックやホワイト、ネイビーなどの

強い色味を良く着る人にはお勧めですよ。

















全体に印象が和らぎますし、見た目にも涼し気になります。

現在、24節季の「大暑」。

日本が最も暑い季節、都心部では電車や屋内の冷房対策で、

こまめな脱ぎ着が必要です。

外では日陰を持ち歩く季節。


<お知らせ>















「暮らしとおしゃれの編集室」

第60回目の連載が更新されました。

ぜひご覧ください。






















































































































インスタもぜひ、ご覧くださいね。



2018年7月24日火曜日

クールスカート

こうも暑いと、寝ながら無意識に

布団の冷たいところを探している。

ひんやりした布地は心地いい。

このスカートは、ひんやりするそうですよ。








































TRAVAIL MANUEL

クールブロードギャザースカート

¥15,000+tax

リヨセルとコットンの混紡糸を用いたブロード素材は、

クールブロードという名の通り、

肌に触れると少しひんやりする素材。





















そして、付いている裏地もまた涼し気。

夏用のポリエステル100%の裏地で、

通気性も良く、汗ばんだ体にも全くまとわりつかない。

そして、スカートだから、涼しいに決まっている。





















ただ涼しいというよりは、

ひんやり涼しいそうだ。





















しっとりとしたマットな素材感で、

着た時のドレープ感も美しい。















丈もSサイズでこちら。

しっかりちょうどいい感じのロング丈。















シンプルにTシャツやブラウスと、

なんでも似合いそう。

そして見た目もなんだか少し瑞々しく、涼し気です。





















シンプルこの上ない、リブ編みのTシャツを。















かわいいかごバッグも持ったり、

素敵な日傘を持ったり、

ちょっと目に付く靴を履いてみたら、

シンプルでこなれた感じの夏のおしゃれが楽しめる。















今年の猛暑は厳しそう。

クールブロードを用いたクールなスカート。

きっと活躍してくれると思いますよ。



<営業時間についてのお知らせ>

7月26日(木)、27日(金)の2日間は、

都合により、13時からの営業とさせていただきます。

よろしくお願いいたします。


2018年7月21日土曜日

必要な余分

僕はとても浪費家なのだが、

妻はとても財布のひもが硬い。

自分で、「貧乏性だから」と言っているとおり、

子供服など4割くらいは貰い物だったのではなかろうか。

そして子供が食べているアイスは自分も少しは

必ずもらえると思っているふしがある。

僕はよく、「それ必要なの?」と言われるが、

そのようにして、家庭内のバランスは保たれている。

バランスのいいカットソーです。





















gasa grue

モモンガTee ¥12,000+tax

もちろん、Tシャツとは言え、

かなりデザインされているし、

素材も抜群だ。

でなきゃ、この値段はないでしょう。





















ビッグTeeの一種なのだが、着てみると

ダボッとした印象は全く感じない。

そして、何より良いと思ったのは、大き目な

Tシャツにありがちな、「体の線を拾う」といったことがない。

きっと程よく張り感のあるしなやかなこの生地が良いのでしょう。

そしてこの前後差。

しっかりと丸みを帯びたこの前後差が素敵。

ウェストのやや下のラインで、広がることなく

しっかりと収まり、すっきりとした印象を与えるのは

このカーブした前後差のおかげでしょう。





















White

Grey

Black

3色展開です。





















これだけゆったりしているのにもかかわらず、

ダボッとしたパンツにも良く似合う。















着てみた時の印象は、なんだか

ぴったりしたTシャツを着ている時みたい。















袖丈の長さも絶妙です。





















そして嬉しいことに、

スカートにもよく似合う。















ゆったりしているのにスタイリッシュな印象です。















後ろは分量感があって少し余る。

それが裾のカーブのおかげで、丸く収まるのです。





















ブラックはブラックで。















コクーンシルエットにもしっくりきます。

そして体から少し離れたところで形成する。

Tシャツというよりも布地のブラウスを着ているかのよう。















様々なボトムスに合わせやすいこのTシャツ。

重要なのはボリューム感を収めるバランスとデザイン。





















必要な余分もあるのです。