2020年1月31日金曜日

さらっとご紹介させてください

アナベルオープンの日からずっと販売を続けているブランドで、

TRAVAIL MANUEL(トラヴァイユ・マニュアル)という

ブランドがございます。飾らない大人の日常着とでもいいましょうか、

とにかく妻も日常着としてお世話になってきたブランドです。

そのなかにあって、ずっとお勧めし続けているTシャツのご紹介です。















TRAVAIL MANUEL(トラヴァイユ・マニュアル)
クラシック天竺クルーネックTee
ホワイト ¥7,500+tax

もちろん、シンプルなTシャツではありません。

パッと見てお分かりかと思いますが、身幅が広く、

いいバランスで小さなネック。















クラシック天竺とは、いい意味で粗野な風合いを生かした、

一般的なTシャツ生地よりも地厚で、季節の変わり目に

お勧めするにふさわしい素材感です。















カラー展開も豊富な6色展開。

上段右 ホワイト
上段中央 ライトグレー
上段左 ライトグレージュ
下段右 ブラック
下段中央 オリーブカーキ
下段左 ライトモカ

※実際に見た私の印象でメーカーカラー名と異なる
 表記にさせていただきます。

どれもシンプルに使いやすい色味です。

お勧めのポイントは、生地感とサイズ感です。

生地感は先ほども申し上げた通り、この後入荷してくる

シンプルなTシャツ生地よりしっかりしていて、

季節の始まりにちょうどいい。

そしてサイズ感は、身幅が広くてゆったりした着心地のわりに、

袖がシャープで、着てみると全体にはすっきりと見える。















サイズはS・Mの2サイズ展開で、妻はSサイズです。





















新入荷のARTEPOVERAのリメイクパンツに合わせて。















手に取ってみた時と、着た時でまた印象が違います。

見た時ほど大きくない印象です。















とりわけ、袖がシュッとしています。















オリーブグリーンのワイドパンツに合わせて、ライトグレージュ。





















春らしい少しパステル調の優しいライトグレージュ。















ネックはかなり小さめで、それがまた素敵なのです。















着丈も長くなく、短くもない。





















わずかに青みを感じるライトグレーは、

ネイビーのパンツに合わせて同系色でスタイリング。















クールな印象です。















自然体でイージーな大人っぽさを意識したスタイリング。





















ライトベージュのパンツに合わせてブラック。
















黒は引き締め役。

ライトな中間色でぼんやりするな、、っていうときは、

ブラックの出番です。頼りになります。















ベージュな色合いに黒が入る感じ。

昔から好きな色合わせです。















今回、写真での再現が最も難しかった色がこちらです。

こちらの自然光での色合いが実際の色味なのですが、

ちょっと室内に入ると、印象が変わります。

おそらく室内のほうがオリーブが強く緑っぽく感じます。

外の自然光で見るほうが、グレーが強く出てきます。





















白のスターパンツに合わせてシンプルに。















しばらくは冬物を織り交ぜて、使い始めてみてほしい。















リネンとカシミアのストールで上質感をプラスします。

シンプルなカットソーを大人が着こなすポイントの一つです。















最後はライトモカ。

少しピンクっぽい赤みを感じるライトブラウン。





















もっとも色物っぽさを感じるカラー。

鮮やかではありませんが、新鮮に明るく映る色。















それでいて、いろいろな色に合わせやすそう。















昔はボートネックの7分袖でよくご紹介していた素材です。

ここ数シーズンは小さなクルーネックに細身の袖。

少しすっきりしたサイズバランスに変化して、その代わりに

2サイズ展開になりました。

どの色も扱いやすくお勧めです。

大人のイージーなカットソースタイルにぜひ。










2020年1月30日木曜日

間をとらない

間をとると、とっつきやすいが印象は薄くなる。

しかし思い切ってやると、誰も買ってくれない。

洋服のデザイナーは、いつもそんな葛藤の渦にもまれながら

魅力的なお洋服を絞り出しているのかと思うと、売るほうも

しっかりしなくてはと、あらためて思います。

なかなか思い切ったブラウスです。















gasa grue
ストライププリーツネックブラウス

とっつきやすくはない。

でも意外と、何年も気に入って着続けるのはこんな大胆で、

思い切りが必要で買ったお洋服だったりする。















ネック周りにはきれいにプリーツが施された衿が付く。















ひもを引っ張ると軽くですが、シャーリングが起こるような

デザインになっている。梅春という少し特殊な季節を意識した

デザインで、11月後半に入荷しているブラウスですが、生地感は

完全に春を感じる年間定番素材のコットンです。















先染めではなく、染料プリントであるところも

味わい深くて好みです。着ていくうちに、少しづつ褪せていく感じも

間違いなく素敵でしょう。それが似合うデザインです。















袖も特殊です。

袖の上部からプリーツが入り、、















袖口付近で閉じる。

アクションプリーツのシンプルなデザイン。















ストライプはネイビーですが、パイピングの別布はブラック。

しまりが出てかっこいい。















ボタンも黒のクルミボタンです。















妻はどうやら気にかかっているようで、、

「いつ紹介するの?」って何回も聞かれておりました。

一番寒い時期にシャツをご紹介するよりも、もう少ししたら

着ていただける春先に、そう思っておりました。





















Khadi&Co のスターパンツに合わせて。

着丈はコンパクトで扱いやすい着丈です。

ラウンドもしておりませんので、スカートなどにもぜひ。
















ちょっと太めのロンドンストライプが個性的で素敵です。

その太さによっても随分と印象は変わることでしょう。















間をとらない生地作り。

間をとらない洋服デザイン。

きっとそうでないと、長くは支持されないのでしょう。







2020年1月28日火曜日

ともに歩こう















だいぶ以前から、ブログで「ともに歩こう」という題名で

ご紹介を続けてきた、「R.U.(アールユー)」という靴があります。

今回、今シーズンからブランド名が変更になるのを機に、

暮らしとおしゃれの編集室であらためてご紹介しています。

新しいブランド名は、「Atelier d'antan(アトリエ・ダンタン)」です。


ご存じの方も多い、聞き覚えのあるブランド名だと思います。

アナベルで同じく長年販売し続けている、「奈々さんの首飾り」は、

「Atelier d'antan(アトリエ・ダンタン)」に製作していただいています。

「R.U.」あらため、「Atelier d'antan」のご紹介をぜひご覧ください。










2020年1月25日土曜日

Shikiten~式典2020






















shikiten 2020』~式典~


期間:2020220日(木)~38日(日)

※期間中も水曜日は通常通り定休日となります。
営業時間:11:0020:00 (最終日38日は18時まで)


人生の節目で行われる式典での装いは、日常とは切り離した特別を願う一方で、
日常にも取り入れられないかと考えるものである。古来よりある「ハレとケ」の
考え方を大切にしながらも、洋装が主体となりライフスタイル全体が
カジュアル化した現代においての式典の装いを考えたいと思うのです。
ひとりひとりがその式典の意味合いを考え、素敵なハレの日を
迎えることができますよう、今年もお手伝いさせていただきます。


また、期間中には花屋西別府商店の西別府久幸氏のブローチ作品およそ50点、
JEUJYEIのレースのアクセサリー作品を多数ご用意いたします。
どうぞ華やかな心持でご覧いただけますと幸いです。
期間中の店内装飾は、今年も「はいいろオオカミ+花屋西別府商店」の
西別府久幸に依頼しております。そちらも併せてお楽しみください。















昨年も大好評をいただきました、西別府久幸のブローチ。

今年もまた進化を遂げてご提案させていただきます。

いくつかの手法を織り交ぜて、全60点、すべてが唯一無二の

存在になるようにお願いしています。


JEUJYEIのレースシリーズは、この2年間、人気で数がまったく

不足しておりましたので、今回は少し早めに作り込んでいただきました。

また、今シーズンから通信販売でもご紹介できるように準備をいたします。

遠方のお客様にも、お洋服と合わせてご覧いただけますと幸いです。





















2020年1月23日木曜日

annabelle×Local ayame×LINDBERG 靴下×眼鏡

















いよいよ明日から3日間限定で、annabelleのご近所の眼鏡屋、

Localさんと初めての共同企画が始まります。

Localさんからは、デンマークの「LINDBERG」という眼鏡を

トランクショー形式で、とにかくたくさんの種類(全数100種類?)の

中から形や色のオーダーが可能です。私も愛用しているとても素晴らしい

眼鏡です。高価なものですので、長く愛用できる良いメガネとの出会いを

求めていた方は、ぜひこの機会にご覧ください。


自称メガネが似合わない女、妻も本日準備をしながら物色中、

Local矢田さんの見立てで、数種類に絞れた様子。

人生初のまともなメガネ生活がようやくスタートしそうです。

明日はお客様に混じり、購入する気満々で参加する様子。

メガネが似合わないと思っている方にもぜひおすすめです。

Localさんは、購入後のメンテナンスもしっかりしていますので安心ですよ。

















annabelleからは、オープンからずっと販売し続けている

ayameソックスを期間限定で大量にお借りしての販売となります。

普段はレディースだけですが、3日間限定でメンズの販売もいたします。

賑やかな柄物ソックスは、一見取り入れづらく感じるかもしれませんが、

パンツやスカートの裾からチラッと見える柄物は、スタイリング全体で

見ると意外にも引き締め役になっているものです。

それに、こうやって靴下だけを見ていると派手に思われますが、

靴を履いて、ズボンも履くので、見えるのは足首周りの10cmくらい。

お洋服がシンプルで色合いの少ない人ほど履いてほしい。


今回ayameソックスは、3日間限定で通信販売も同時に行います。

通信販売ページには、メンズ・レディースどちらも掲載しますので、

ご購入の際はお間違えにご注意ください。

宜しくお願いいたします。

価格帯は、、、

LINDBERGメガネ フレームのみ¥50,000~¥70,000 + レンズ代金
ayameソックス  レディース ¥2,000前後 メンズ¥2,500前後

展示中、メガネをご注文いただいたお客様には、以前アナベルでも

お洗濯の講習会でお世話になったクリーニングLIVRERさんが、

現在開発中のメガネやスマホ画面に使用できるクリーナーのサンプルを

プレゼントいたします。ちゃんとannabelleとLocalのロゴ入りで

作ってくれましたよ。

明日から3日間、皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。



 


入荷のお知らせ


1月23日(木)
・GASA*
 ”縁起もの”  キルティングジャケット
 ”縁起もの”   オーバーワンピース
 ”縁起もの”   レースブラウス
 ”縁起もの”   ドレス

・NO CONTROL AIR
 スーピマコットンタイプライター ノーカラー9分袖シャツ
 スーピマコットンタイプライター ちび襟Aラインシャツ
 キュプラコットンカルゼ スリットワンピース
 キュプラコットンカルゼ フレンチスリーブブラウス
 スラブボイル ノーカラーシャツ
 スラブボイル Aライン羽織りワンピース


2020年1月21日火曜日

入荷のお知らせ


1月21日(火)
・CLOSELY
 ウォッシャブルコットンシルクテレコ タンクトップ

・TOKIHO
 ”PRESENCE-III ”  シルクリネンワンピース

・khadi&co
 カディオックス Star Pants
 LUTHETIA カシュクールワンピース

・ゴーシュ
 カツラギワイドパンツ
 カツラギテーパーパンツ

2020年1月18日土曜日

良いものができました

昨年の秋深まったころ、「研究しなくては」という題名で

ブログを書きました。COOVA(コーバ)を初めてご紹介した時です。

素直に良いものを作り出す彼女のファブリックは、機械織と手織りの

ちょうど中間くらいの、ありそうでないような少し不思議な感触を醸します。

そんな微妙な雰囲気を狙って設計できるのがCOOVA瀬谷さんの強みでしょう。















COOVA
カシミアオックス大判ショール
¥35,000+tax

存在感と質感からか、お店にご来店いただいた多くの方が

手に取って褒めてくださるショールです。























現在発売中の「ナチュリラ冬号」でもご紹介しています。















お値段に見合った質量ともっちりとしっとりとした上質さ。

肩にかけたとたんに温かい安心感。

ベーシックなオックスフォード織を採用した素晴らしい

配色は、心に残り、なおかつ飽きのこない素敵な2色です。

端の処理も織物ならではで目を目を引きます。















シックなパープルレッドと爽やかなライトグレー。

どちらも素晴らしい色合いで、かつ扱いやすい。















機械織のショールでこのようなフリンジのデザインは、

どうやって生産しているのかな?って思って聞いてみたら、

織りあげた後に、このフリンジを作ってくれる瀬谷さんの

特殊部隊が存在するそうです。

この部分は手作業という事ですね。





















サイズ感もとてもちょうどいい。

巻いても垂らしても肩にかけても。















幅広くさまざまなスタイリングに馴染みそう。















コロンとした籠バッグとも相性抜群です。















ストライプの梅春ワンピースにもかっこよく。















ベージュのコートなんかにもきっと素敵なことでしょう。















今は作るだけでなく、デザイン、設計、生産管理、

販売をすべてご夫婦でこなしている瀬谷さんですが、

ご本人は、どうやら作業着を着て、大きな音を立てる

旧式の織機に囲まれて、日々設計と織る現場で仕事がしたい

というのが本音のところみたいです。

「キラキラした華やかな販売の現場に馴染めない。」

と、真顔でおっしゃっていたのがなんだか面白かった。















昨年書いたブログでは、瀬谷さんのつぶやきを

「研究しなくては」という題名で書きました。

実際は、「勉強しないといけませんね。」くらいに言うと

思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、

本当に、「研究しなくては」って言います。


























そして、いいものが出来た時は、、

「いいものできたと思うんですよね。」とは言いません。

「よいものができたと思います。」と、

少しかみしめるように教えてくれます。

このショールを展示会でそうやって紹介してくれました。