2017年9月30日土曜日

散歩道を歩くように。

先日、妻と四谷三丁目に用事がてら出かけた帰り、

「雑司ヶ谷に行こう。」ということになった。

だいぶ以前に、行ったら臨時休業だったお店があるようだ。

散歩がてら向かったそのお店は、少し期待してはいたが、

またもや臨時休業。

スマフォを持たない僕は当然なのだが、

スマフォを持っているのに、そのお店の情報を

見ないで行ったほうが面白いと感じている妻は、

臨時休業の情報も見ていない。

偶然の出会いや、なかなか入れないお店へ何度も出向く

面白さは、大切にしたい。

2度あることは3度あるのか?

3度目の正直か?

楽しみが増えたと言えば増えた。

しかも、帰りに素敵なお店を発見し、おいしいコーヒーが飲めた。

洋服もやはり、考え過ぎず、直観的にバイイングするのが理想なのか。

最近はまた、そうすることを心がけている。





















NO CONTROL AIR

フィブリルツイル5分袖ワンピース

¥28,000+tax

表地と同じ布が裏地になり、2重になっている。

全く透けることなく着ていただける。





















コートの箱ポケットのようにおなかあたりに

付くポケットが、可愛らしく、便利でもある。





















相変わらず、天幅の小さい、

独特のVネックが特徴的です。















テンセルコットンをフィブリル加工することで、

柔らかい色彩を表現してくれる。

色合わせもしやすくなる。





















NO CONTROL AIR の裾ゴムパンツを

下に合わせて、タートルネックをインナーに。















モノトーンへの差し色は、やわらかくウォーム感のある

ワインレッドのソックスを。















テンセルコットンのツイルは、しっかりとした

ある程度の重さがあるが、着たら全く重さは感じないようだ。

かえって、きれいなドレープ感が嬉しいほど。





















ブラックはシンプルにタイツで。

インナーのブラックと比較するとわかりやすいが、

フェード感が出ることで、スタイリングもしやすくなる。















半袖と長袖のこのような重ね着をしたことがない人も

いるようだが、やり始めると難しいこともなく、

少しスタイリングの幅が広がるので、

何となく始めてみてはいかがでしょう。

「あわないなー。」と思ったら、

何となくやめればいいのです。

まずは手持ちで着て試してみて。















袖がいい具合に埋もれてくれる横姿。

嬉しく、美しい。





















ゴーシュの裾ゴムテーパーパンツにブルー。















フェード感のあるブルーは、少し紫がかった

ラベンダーのようにも見え、モノトーンと合わせることで、

優しくもピリッとしたかっこよさを印象付ける。

ブラックとはまた違うかっこよさを。















この日は強風の秋空。

コットンの大判ストールを巻いても何の違和感もない。


展示会でスッと手が伸びたワンピースは、

やはり実際に外で着てみても素晴らしい。

自然体で働く直感は大切したい。


2017年9月28日木曜日

9月入荷情報

9月28日

maison de soil コットンシルクラップドレス入荷

maison de soil コットンシルクラップブラウス入荷

maison de soil コットンシルクのギャザースカート入荷

maison de soil コットンシルクのキルトスカート入荷


9月25日

ゴーシュ、50/-コットンツイル丸首シャツが入荷しました。

・ゴーシュより、50/-コットンツイルバンドカラーシャツが入荷しました。

・ゴーシュより、50/-コットンツイルシャツワンピースが入荷しました。


   それぞれ、ホワイト、ブラック、ライトブラウンの3色展開です。

・evam eva より、肌触りのいい細コーデュロイのワイドパンツが入荷です。


・evam evaより、定番のウールカシミアの温かいソックスが入荷です。

・fabrique en france より定番のコットンタートルが入荷しました。


 
新色はブラックです。

・orslowより、大きなポケットのミリタリーパンツが入荷です。

 パンプキンイエローとカーキグリーンのヘリンボーン。

 素材違いで1色づつの入荷です。

・vieより、コットンカシミアの薄手の定番ニットが入荷です。

・AUTTAAより、新作のヒールのサボタイプが入荷です。


    見た目は高く、傾斜は低く、インナーに工夫のあるヒールです。

<9月17日>

・FACTORY より、WOOLバンブーのサルエルパンツが入荷しました。

・NO CONTROL AIR より裾ゴムのバルーンパンツが入荷いたしました。

・susuriより、ブラックのシックな刺繍生地が素敵なスリップスカートが入荷です。

・susuri より、ブランドの象徴的なワンピース、パストラルワンピースが入荷です。

<9月11日>

・ゴーシュより100/-シリーズの丸首シャツが入荷しております。

 全5色展開の秋色をぜひご覧ください。

・ゴーシュより、100/-シリーズのバンドカラーシャツが入荷しております。

・ゴーシュより、100/-シリーズのギャザーロングスカートが入荷しております。

・ゴーシュより、ハイランドWOOLの丸首セーターが入荷しております。

・ゴーシュより、ハイランドWOOL のロングカーディガンが入荷しております。

・ゴーシュより、ベビーアルパカのタートルニットワンピースが入荷しております。

・FACTORY より、ウールバンブーのギャザースカートが入荷しました。

・FACTORYより、ウールバンブーのキュロットが入荷しました。

・FACTORYより、ウールバンブーのシンプルなカットソーが入荷しました。

・mature ha. より、WOOLメルトンのキャップが入荷しています。

・mature ha. より、メルトンのギャザートップベレーが入荷しました。

・sashikiより、メルトンのキャップが入荷しました。

・ARTEPOVERA より、カットオフのパフスリーブ長袖Teeが入荷です。

・maison de soil より、プリントのピンタックブラウスが入荷しています。

・maison de soil より、プリントのピンタックワンピースが入荷です。

・TRAVAIL MANUELより、ブラッシュドデニムのサドルパンツと

 オークパンツが入荷しております。

<9月1日>
・Yarmo より、いつもの1釦ワークコートが入荷しました。

・Yarmo より、ビッグサイズのサロペットが入荷しています。

・orslow より、定番デニム105 STANDARDが入荷しました。

・orslow より、ユニセックスな大き目のGジャンが入荷しています。

・orslow より、ユニセックスのワークシャツが入荷しています。

・orslow より、インディゴ長袖ボーダーバスクシャツが入荷です。

・Yarmo より、コーデュロイのサルエル風パンツが入荷しています。

・evam eva より、WOOL のロングカーディガンが入荷しています。

・NO CONTRL AIR より、定番の丸首シャツが新素材で登場です。

・NO CONTROL AIR より、定番の半袖ワンピースが新素材で登場です。

・GASA* より、ざっくりリネンのワンピースが入荷です。

・GASA* より、素敵な刺繍ファブリックのワンピースが入荷です。

・GASA* より、昼夜織の素敵な刺繍柄のキャミワンピが入荷です。

2017年9月24日日曜日

重ね着を想像しながら。

ちょっとした隙間が、

軽さを出すために重要な役割を果たす。

そして、全体に心地いいリズムをもたらしてくれる。

僕はこのブラウスのそういうところが好きなのだと思う。





















maison de soil

エンブロイダリィ後ろ釦ブラウス

ホワイト ¥20,000+tax





















annabelle のオープンした年から扱っている、

大好きなブラウスの一つ。

小さな丸首に、少しオリエンタルな、

凹凸感のある手振りのミシン刺繍がとてもよく似合う。

3年ほど同じ刺繍が続いていたが、

今年、刺繍のデザインが新しくなった。















以前のものも素敵だったが、こちらもアンティークの

タイルのようなパネル刺繍が目を引きます。

個人的にはとても気に入っていたのですが、

来年の春はまた別な刺繍に変わっておりました。

こちらが気に入った方は、ぜひどうぞ。















お色は、いつものホワイト、ブラックに、

新色はグレーベージュという真ん中の色。

少しカーキが入ったような、オリーブがかったような、

絶妙なニュアンスカラー。















バストは大きめだが、着丈はさほど長くなく、

しかも、正面から見たときに、ほぼまっすぐな、

ラウンドしない裾が特徴的。















そして、お気に入りポイントはこのガセット付きの

急激なカーブを描いてラウンドした裾脇。

この裾のカーブで生まれる空間が、

パッと着た時の軽さや、様々なボトムスとの相性の良さや、

丸首と刺繍からくるオリエンタルな雰囲気とのバランスや、

着たらわかる、女性らしさの源のような気がします。















秋深まれば、ストールや羽織がそのままよく似合いそうだ。





















そしてこのブラウスの気に入っている点はもう一つ。

タックインスタイルがとても素敵に演出できる。





















ゴーシュのロングスカートに合わせれば、

明らかに本来の身長よりも、すっきりと

背が高く見える。















パンツにラフに合わせた時とはまた違った雰囲気で、

楽しんでいただきたい。















秋深まれば、コンパクトなジャケットでも着てみたい。

もしかしたら、最近被らなくなっていた

秋冬の帽子も、かぶりたくなるかもしれない。


あと一か月半ほどで、重ね着の季節がやってくる。

もう少し、シャツ一枚を楽しもう。

これからの重ね着を想像しながら。



暮らしとおしゃれの編集室















暮らしとおしゃれの編集室」連載ブログ、

第40回目が更新されております。

そして、日本橋三越本店では、「おへそ的、買い物のすすめ展」が

26日まで開催中。昨年は行けたけど、今回は無理かな。。

お時間のある方はぜひ。


2017年9月23日土曜日

付かず離れず

朝起きると、洗面所にいる僕に妻が寄ってきて、

「今日は展示会どこ行くの?」

珍しく、やる気を出している。

「susuriさんと、evam eva さん。」

「だから、渋谷と青山かな。」

それだけ聞くと、「ふーん。」と言って、

しばらく、どっかへ姿を消して、掃除機の音が聞こえてきた。

その音が聞こえなくなると、顔を洗っていた僕に近づいて来て、

「今日のお昼はさ、、シイタケ天かな、いやトリ天かな。」

「あれ?やしま行くよね?」

朝から展示会の前の昼ご飯に何を食べるかを真剣に考えていた。


秋ですね。

シャツ一枚がとても心地いい季節。





















NO CONTROL AIR

テンセルコットンツイル丸首ブラウス

¥18,000+tax

形は同ブランドではおなじみの丸首のブラウス。

今回は奇麗なドレープ感の出るテンセルコットンのツイル素材。















もうご存知の方も多いかもしれないが、

釦は同ブランドの特注釦。

よく見ると、上部分のほうが面積が小さい。

ヨコから見ると台形のように見えるボタン。

彼らの洋服のほとんどに使われる、アイコン的存在。





















袖付けも特徴的で、後ろから見たら

まるでジャケットのように見える。

肘部分にはふくらみを持たせるべく、ダーツが入る。

そして、いつも通り、袖丈は短め。

手首が少し見え隠れするくらい。

手の短い方には、ちょうどいい長そでかもしれません。















カラー展開は、ホワイト、エクリュベージュ、ブルー、ブラック。

全4色展開です。

食欲の秋全開の妻に着てもらいます。





















ゴーシュのカツラギキュロットにホワイト。















とろみをもって体にまとわりつかない。

コットンにはない良さが化繊にはある。















そう信じて、そしてそれが楽しくて突き進み、

今では化繊使いが彼らの代名詞にもなっているほど。





















ゴーシュのWOOLのワイドパンツに合わせて、

エクリュベージュ。















そうなのです。

こういう、かしこまりすぎず、でもカジュアルではない。

そんなスタイルを取り入れたい時、コットンシャツにはない、

いい塩梅の雰囲気を作り上げる。















着丈もやや短めですっきりした感じ。

ワイドパンツの相棒になりえるブラウスです。





















TRAVAIL MANUEL のワイドパンツにブルー。















軽やかながら、どことなく品のある雰囲気。

でも家庭洗濯ができる。

気軽に付き合える、かしこまったスタイルが可能な服。

化繊はきっとそういう服を作るのに向いている。















そして、フィブリル加工という特殊な仕上げを

施したこちらの生地は、色がパキっとせず、

程よいフェード感が素敵です。

ブルーもややラベンダーがかった雰囲気で。





















同じくTRAVAIL MANUEL のスノーデニムの

ワイドパンツに合わせて、ブラック。















ブルーとブラックが最も加工のフェード感が出ています。

釦も白で、ブラックの重さは全く感じない。















日中はまだ汗ばむ季節。

体に密着しすぎず、風通しがいい。

薄すぎず、厚すぎず。

付かず離れずがちょうどいい。



2017年9月21日木曜日

ナチュリラ秋号





















「ナチュリラ秋号」に掲載していただきました。

秋の装いのご参考にぜひご購読いただけますと幸いです。

また、ナチュリラさんは今年10周年だそう。

歴代のおしゃれさんのお話やスタイルがたくさん登場しています。

時の流れを感じつつ、オシャレの見直しをぜひ。


annabelle


2017年9月18日月曜日

sono1

今やエコバッグは、生活の必需品のような存在になっている。

エコバッグ本来の存在価値とは異なった方向で、

「手軽なカバン」としての価値を持つようになった。

我が家でも、クローゼットを開けると、S字管に束になって

ぶら下がっている。

ほんの少し買い物に出るときや、子供とちょっと

そこまで遊びに行く時など。

最も活躍するのは旅行の時。

着替えをたくさん入れたり、レジャーグッズやお土産を入れたり。

着た後の洗濯ものを入れたりもする。

旅行に出るときは、家族全員分でエコバッグを大小10個は持って出る。

それだけ使うエコバッグも、もらったはいいが全く使わないものもある。

やっぱり使いたいと思うものしか使わないものだ。

今回再入荷をした、「sono」の sono1は、そんなエコバッグのような

感覚で使える、革の鞄をイメージして作っていただいた。





















sono(その)

「sono1」タテ型 ¥12,000+tax

革と言えば、牛革が最もメジャーな素材ではあるが、

こちらは、東京の下町で鞣される豚革だ。

先代が25年も前に、世の中がクロム鞣し主流の中、

こだわって始めたのが天然の植物タンニン鞣し。


















ヨコ型 ¥12,000+tax

変色が起こりやすいという性質が、

一般的にはデメリットとされるのだが、

それを味わいとしてとらえたときに、

悪い点が全く見当たらない。

スリッパで立証済みの抜群の通気性。

そして、今回の企画に欠かせない、布より軽いのでは?

そう感じるほどの圧倒的な軽さ。





















今回は、グレーとブラックの2色展開です。

ブラックは、艶を増すような変化が起こるほどで、

変色はしませんが、グレーのほうは、なかなかの変色ぶり。

こちらが僕が約1年ほど使用しているもの。





















何と言ったらいいのでしょう。

わずかにピンクがかったベージュでしょうか。





















しかもこの変化は、すぐに起こります。

使い始めて、3週間ほどでこの程度のベージュになり、

そこからは、じわじわとした変色をしていきます。





















わざと傷のあるものを選んでいるため、

傷の部分が浮かび上がるように変化します。

馴染んでくると、とても柔らかく、

小さくたたんで旅行に持ち歩くのにも重宝します。





















また今回から、本体にあった刻印は生産に支障を

きたすことからなくすこととし、

ブランドタグ代わりのレザーリボンに、「sono」の

刻印を施しました。





















こちらはブラックのヨコ型で、妻の私物ですが、

グレーのような大きな変色は見られません。

こちらで、ちょうど半年使用しています。








































腕にかけても良く使います。




























中にポケットなどはなく、今回はシンプルな

エコバッグのようなイメージで作りました。















口には、小さなマグネットがあり、

パチッと留められるようになっています。





















こちらは、タテ型です。

少しだけ、タテ型のほうが大きめです。




















タテ型は、男性にもお勧めです。





















タテ型で注意したのは、僕が持っても

底面が擦らないこと。















ヨコ型のグレー。

ヨコ型は女性だけに。

ハンドバッグのようなエコバッグ。








































着飾るよりも、本人に寄り添うような

お洋服が良いと考えます。

「生活に寄り添うお洋服=シンプルなお洋服」

という考えではなく、

いろいろなものを目にしたり、着たりして、

少しづつ、寄り添う服が見つかればいいと思っています。

最初からシンプルなものに限定する必要はありません。

アナベルのセレクトやスタイルは、そのような考えが

根底にあって成立しています。

「sono」のかばんは、そんなアナベルのスタイルを前提に、

わがままを言って作っていただいているブランドです。


詳しくは、こちらのブログもご覧ください。

sono