2020年4月25日土曜日

cross the line

猫の大好きなうちの子供たちは、二人とも

猫アレルギー数値がすごい。

SUSURIの齊藤さんもかわいい猫を飼っている。

なんか、、猫が喜びそうな生地のお洋服です。
















SUSURI
ouru smock 
mokemoke jacquard
¥37,000+tax

映画の中のチャイナドレスからインスピレーションを

受けたというオリジナルジャカード柄は、色合いが独特で、

展示会場に入った瞬間に引き寄せられるものでした。





















こちらも、今までのSUSURIにはなかった色彩のモノ。















脇にはスリットが。

黒いあて布がチャイナドレス感を増している。















そしてモケモケとした裏側。

バックカットジャカードと呼ばれる手法の織物で、

刺繍柄になっている箇所の裏側をカットしてふさふさした状態で

仕上げる織物である。

猫が手を出しそうなモケモケ具合です。。















スリットは、昔のロングシャツのような前気味の位置。

視覚的にも軽さを演出しています。

ひらひらとして、、猫が手を出しそう。。





















裾のカッティングはこのように。
















グローバル化した社会の中で、世界中の先進国の人々が

一斉に同じトレンド情報を共有し、よりストリートファッションが

均一化する中で、昔からデザインのベースとして参考にされてきた

それぞれのお国柄を象徴するような民族衣装や装飾は、

注目してしかるべき要素だと思います。

洋服好きの間でも長く好まれる要素の一つです。















ouru dress
mokemoke jacquard
¥43,000+tax

イエローギンガムと同じく、こちらの生地でもございます。

まさにチャイナドレスをイメージしたデザインのワンピース。





















annabelleでは、NO CONTROL AIRの裾ゴムパンツに

合わせて、よりオリエンタルな気分でスタイリングを作りました。















パンツを合わせることにより、ドレスというよりも、

民族衣装的な印象が強くなるのかな?って感じています。















わたくしのような古着世代には、ファッション的に見ても

少し懐かしさを感じる雰囲気です。

10代、20代の頃、とにかく誰も着ていない柄を求めて

古着屋さんに長居していたころを思い出すと同時に、

あの独特な匂いが蘇りました。















この柄物を「着たい!」と思ってくれるのが少数派であることは、

作っている本人たちが一番わかっているのではないでしょうか。

だからこそ、挑戦意欲を感じます。

わざわざ少数派のためにオリジナルで生地を作ったわけですから。


どうか、、猫だけでなく、少数派の誰かに届きますように。