2020年4月14日火曜日

美しきカケラたち

様々な記録をとって残したり、写真をアルバムに残したり、

オリーブには子孫を残すために山火事を起こす原種が存在したとか。

こうも自宅にいる時間が増えると、途方もないアーカイブスが存在する

世界の車窓からを最初から見たくなったりもする。

今日は、連日ご紹介を続けているASEEDONCLOUDから、彼らの

コレクションの記憶をよみがえらせるカケラ、、。

美しいカケラのご紹介です。





















ASEEDONCLOUD
handkerchiefh ¥3,500+tax

これまでに数々のオリジナルプリントをおこしてきた彼らの

作品ともいえる素敵な絵柄がハンカチとなり残り続ける。

サイズは微妙にそれぞれ異なるのですが、どれもバンダナサイズと

思って良い大きさです。















2020SS 採種発(Saishuppatu)

こちらは今回のテーマに沿って彩られたモチーフです。

再び動き出した種の冒険の物語に、再出発とかけて「採種発」と

名付けている。押し花をモチーフに描かれた花柄は、様々な場所に

花の種を運ぶ渡り鳥が花を加えて飛んでいる。

これからの物語に想像を膨らませたくなるモチーフです。















登場年代不明ですが、洋服に用いられる29種類の羊たち

が並ぶなか、よくよく見るとシープドッグが混ざっている。

そう、彼らの起こすプリントには何かある。

メッセージだったり、テーマに沿った物語性だったり。
















妻はこれを見て、「あ!犬柄のハンカチだ。」と言いました。。

間違ってないけど、、なんでそうなるのか。















2017SSコレクション Ajisai 雨司祭で登場したもの。

雨よ降れ  雨よ降れ
皆は 夢中で踊っている

遠くのほうから光が射す 太陽が昇り空は明るくなる
いつもの朝がやってくる

静けさを取り戻した森に 鳥の声が響く

ぬかるんだ道を歩く足取りは軽く
花のように散らばったコートを肩に、彼らは森を後にする

その姿は 色鮮やかなあの花のよう


以上2017年SSコレクションテーマより


わたくしがお店の名前をannabelleとしたのは、

アジサイの一種であるこの花の性質をとても気に入ったから。

静かな森の朝に映えるアジサイを美しく表現した一枚に。

こちらはイラストレーターの丸山 素直さんが描いた油絵をもとに

プリント柄をおこしたものになります。















2013年SSコレクション 山歩隊 sanpotai で誕生したプリント。

裕福な家の少女が、執事やメイドを引き連れてハイキングへと

出かける架空の物語をテーマにしたコレクション。

本格的な山の装いに身を包む周りの大人を横目に、

普段通りのきれいな服装で山を歩く少女の面白いコントラストが

特徴的なコレクション。
















ハイキングの途中に見かけたカササギが巣をつくるために

拾い集めたモノをモチーフに描かれたプリント。

自身で美しいと判断して集めたモノばかりの中に、

人が捨てたゴミが混ざっているが、キラキラ光るゴミを

カササギは気にっている。















森に作られたカササギの巣の中に、人が捨てたゴミが

馴染む滑稽な姿に、美しさを見出す人たちの視点の面白さを

捉えたコレクション。何が美しく、何がそうでないのかを

決めるのは、個人の中にだけ存在する感情であることを

カササギが教えてくれた「お山歩」の物語。

シンプルなプリント柄に深い思いが込められていました。

絵はASEEDONCLOUDのカタログ表紙を描き続けている三宅さんによるもの。















2012年SSコレクション 祝福人 shukufukubito で生まれたモノ。

どこか遠くのある村の祝福の場を表現したコレクション。

絵柄は祝福の場で渡される花束ができる前の状態を描いている。















けっして豊かとは言えない日々の中、祝福の日に

自分なりにできる精いっぱいの装いで臨む村人の姿を

描いたコレクションでした。

彼らは綺麗とは言えない作業着に、様々な工夫を凝らし

それぞれの祝福の気持ちを表現しています。

このモチーフはその飾りに用いられた柄の一つです。

よく見ると、、幸せの象徴であるあの虫が隠れている。


毎シーズン、素敵な物語の中にコレクションを生み出すASEEDONCLOUD。

彼らの軌跡は、こんな美しいカケラとなって未来へ向かいます。


こんな素敵なハンカチで手を拭いて、ちょっとした物語が

頭の中をよぎるとき、ほんの小さな幸せを感じていただけたらと思うのです。