SUSURIの二人は、展示会前に様々な場所を旅することで
インプットをし、どこかしらのタイミングでアウトプットを
するという巡業を自らに課してきた。
というと、いかにも大変そうだが、楽しく旅をしている様子だ。
今シーズンの展示前には、ポルトガルに訪れ、美術館に立ち寄った際に、
偶然出会ったjoan jonas (ジョーン・ジョナス)の展覧会での彼女の
パフォーマンスに一瞬で心を奪われたという。
前衛的でありながら、気負いなく自由な感情に溢れた
パフォーマンスに、これからの自分たちの未来への不安や葛藤を
重ね合わせ、新たな境地へ導いてくれたような感覚だったという。
その時の感情は、彼らのホームページのリニューアルや、
コレクションの今までにない抑揚に現れているように感じます。
ゴーラドレス ¥52,000+tax
数年前に登場した「チンカラーワンピース」をベースに、
少し緩やかにしたワンピースは、タイトな印象を持ちながらも、
肩幅や胸幅の変更に伴い、以前のチンカラーワンピースより、
ゆとりを持って着ていただくことができるサイズ感です。
その共布で、黒い包みボタンがいつも通りたくさん並んでおります。
ボタンを留めるのが少し苦手な妻は、必ずと言っていい確率で、
SUSURIさんの商品の試着ではどこかボタンが外れています。
SUSURIさんで導入し始めていますが、色の重なりを
利用したプリントだけに、とても奥行きを感じられる、
派手さを感じさせない落ち着きのある仕上がりです。
「少しきついかも。。」と小声でささやいていた妻も、
今回のゴーラワンピースは、腕をぐるぐる回しておりました。
インナーには同じくSUSURIさんのフルッタ―パンツを着用しています。
インスピレーションを受け、おこしたというプリント柄は、
オリエンタルな印象のあるワンピースとのマッチングが美しい。
楽しんで着ていただける。
暖か系インナー
ワンピース
ヤクの羽織カーデ
コート
全部で4枚着て、真冬も暖かい。
プリント柄でした。古い陶器の図案が源ということでしたが、
すっかりSUSURI色に染まり、ポルトガルも陶器もある意味
感じさせない、良い柄だと思いました。
ぜひ、時代を超えて長く着ていただきたい柄物です。