2019年3月23日土曜日

特徴を切り取るように。

たくさんの展示会やブランドを見て回って、

annabelleらしくセレクトしていく時、

やはりそれぞれのブランドの得意な部分や

そのブランドに最も惹かれる魅力的な部分を

切り取ってご紹介したいと思っている。

全部をご紹介などできないし、シーズンごとの気分で、

その内容が変わるのもセレクトショップを見る楽しみでもあると思う。

きちんとしているけどラフで、ラフだけど素材感のあるもの。

ゴーシュさんの得意な部分ではないだろうか。

















ゴーシュ

ハイカウントリネン7分袖ジャケット

mint green ¥45,000+tax

ハイカウントというだけに、太番手の麻糸をとても高密度に

しなやかに織り上げている。

それはまさにアンティークリネンのような風合いです。





















シンプルながら、袖丈、着丈が短く、

Gジャン?といった雰囲気を持ちながらも

Vネックで女性らしい、きちんとした印象も受ける。

これでカジュアルでチープな素材感では成り立たない

ところだと思うのですが、さすがです。

とても高級感のあるラフな仕上がりの麻素材を使用しています。





















フロントは比翼仕立てで、ステッチやボタンなど

が目立たないように仕立ててある。





















ポケット口もこのように。





















ワークジャケットのような雰囲気が前に出過ぎないように、

縫製仕様もこのようにすっきりと。

生地が地厚なため、その厚みができるだけ出ずに

スッキリとしたデザインです。





















裏面は一重ですので、両側に倒した縫い代を

奇麗に始末するため、脇やアームホール、肩まで

全てパイピング始末を施しております。

そのおかげで、地厚な生地がより上品に仕上がっています。





















色味は、ネイビーとミントグリーン。

濃色のネイビーはややムラ感のある色味で素敵です。

経年も楽しみな色ですね。

明るめのミントは、取り入れやすいきれいな春色です。





















少しボリューム感のあるギャザースカートに

合わせてミントを。















ライトブルーのような感覚もあるMint Greenですので、

インディゴとの相性は抜群です。















そろそろ籠バッグが登場しても良い季節。















寒の戻りもありますが、もうスプリングコートの

出番が増える季節。





















ネイビーは同じくゴーシュの新作の

パンツに合わせてスタイリング。















ネイビーは定番カラーですが、こちらは

経年変化が楽しみな風合いです。















ゴーシュさんの特徴が良く表れた新作では

ないかと思います。