2019年3月2日土曜日

夜桜~ジャケット~

「ちゃんと見られたければ、紺ブレ着とけ。」

って、よく昔から言われておりました。

今は忘れかけていた感覚ですが、彼らの展示会に

出向くと、それを思い起こします。





















Blue Blue Japan

夜桜ジャケット ¥44,000+tax

昨日ご紹介したワンピースと同素材のジャケットは、

濃紺のコットンで、桜吹雪の刺繍が素敵な素材です。





















ラペルには軽いカーブの付いた柔らかい印象の

シンプルなノッチドラペル。





















前端も軽くラウンドさせた女性らしい仕上がり。
















後ろ身には短めのベントが入り、素朴で誠実そうな

その佇まいは、アメカジをベースにする彼らのファッションらしく、

古きよきアメリカのトラッド、アイビースタイルをほのかに感じさせる。





















昨日のワンピースは妻でMサイズ。

ジャケットはSサイズを着用しています。















Blue Blue Japan の展示会へ行くと、

何人もいるスタッフの方々全員が紺ブレを着用している。

それが聖林公司(会社名でせいりんこうしと読む)流の

伝統的なおもてなしスタイルだそうだ。

スポーツ選手が同じチームユニフォームを着ることは、

選手のメンタルにも大きな役割があるという。

人数が増えた時のこのようなパフォーマンスは、

活気も出るし、見ていて心地いい。















わかりやすい女っぽさや大胆なデザイン性はないものの、

個性的な側面を持ち合わせた方の多いannabelle のお客様には、

提案をする価値のあるジャケットではないかと思ったのです。















式典やかしこまった場だけでなく、

彼らの本来のスタイルを鑑みると、

ぜひデニムにさらっと着てほしい。

桜吹雪の舞い散る下で。