「ちゃんと見られたければ、紺ブレ着とけ。」
って、よく昔から言われておりました。
今は忘れかけていた感覚ですが、彼らの展示会に
出向くと、それを思い起こします。
Blue Blue Japan
夜桜ジャケット ¥44,000+tax
昨日ご紹介したワンピースと同素材のジャケットは、
濃紺のコットンで、桜吹雪の刺繍が素敵な素材です。
ラペルには軽いカーブの付いた柔らかい印象の
シンプルなノッチドラペル。
前端も軽くラウンドさせた女性らしい仕上がり。
後ろ身には短めのベントが入り、素朴で誠実そうな
その佇まいは、アメカジをベースにする彼らのファッションらしく、
古きよきアメリカのトラッド、アイビースタイルをほのかに感じさせる。
昨日のワンピースは妻でMサイズ。
ジャケットはSサイズを着用しています。
Blue Blue Japan の展示会へ行くと、
何人もいるスタッフの方々全員が紺ブレを着用している。
それが聖林公司(会社名でせいりんこうしと読む)流の
伝統的なおもてなしスタイルだそうだ。
スポーツ選手が同じチームユニフォームを着ることは、
選手のメンタルにも大きな役割があるという。
人数が増えた時のこのようなパフォーマンスは、
活気も出るし、見ていて心地いい。
わかりやすい女っぽさや大胆なデザイン性はないものの、
個性的な側面を持ち合わせた方の多いannabelle のお客様には、
提案をする価値のあるジャケットではないかと思ったのです。
式典やかしこまった場だけでなく、
彼らの本来のスタイルを鑑みると、
ぜひデニムにさらっと着てほしい。
桜吹雪の舞い散る下で。