「昨年はいつご紹介したんだろう?」
という素朴な疑問から調べてみると、、なんと11月28日でした。
「何が?」って思いますよね。
こちらです。
リバーシブルダウンコート
ベージュ ¥93,500(税込)
昨年も大好評だったゴーシュのダウンは、今年はロングのみの展開です。
アナベルをオープンしてすぐの頃、海外の有名なメーカーのダウンも
お取り扱いをした時期がありました。でも1年でやめました。
有名だけあって売れたことは売れましたし、、
品質に問題があったわけではありません。
ただ、アナベルの他のブランドとの相性がイマイチだと感じたのです。
それから5年間、ダウンを取り扱わない時期を経てようやく
アナベルでもスタイリングしやすいダウンに出会いました。
それがゴーシュのダウンです。
膨らみすぎて野暮ったさを感じることがないこと。
特に気になっていた肩周りの膨らみや、フードのボリューム感が、
気持ちの良いほどすっきりとデザインされたダウンでした。
用いず、ホックやマジックテープを駆使しているのも好印象でした。
全てを閉じて傍観した際に限りなくすっきりとしたデザインです。
表地にコットンナイロンの柔らかくもハイカウントな素材を使うことで、
いい意味でダウンらしさを削ぎ落としたデザインになっています。
便利な逆開ファスナーは、車の運転時や電車に座った際など
意外に嬉しい機能です。
ダウンコートには嬉しい機能です。
手ぶらでちょっとそこまでお買い物、なんてときには
エコバッグとお財布、携帯を持ってスーパーに行ったりして。
リーバースサイドはダウンらしい表情です。
「2wayは結局使わない」なんて定説もありますが、
これは意外に皆さん2way活用してくださっている模様。
スタイリングをしていても、両面使いたいと思えるから嬉しい。
とってもいい色ですね。グレイッシュなグリーンです。
昨年もふんわりパンツのコットンを冬に販売しましたが、
真冬はインナーにレギンスパンツなどを履いて、僕も越冬できました。
裾が寒そうに見えますが、電車通勤でしたら全く問題なく。
身頃にはたっぷりの上質な高反撥ダウンがびっしり。
世界でも最高水準と言われる日本ダウン協会の基準をしっかりと
満たしたグレーグースの上質なダウンは、着た瞬間から暖かい。
発揮してくれる、デザイン性と機能性を兼ね備えた最強の
ダウンではないでしょうか。
スポーツ系のダウンやパンパンにダウンが詰まりすぎた
デザインですと、こんな風に着た時にサマにならないのです。
膨らみすぎて。。(あくまでもアナベルのスタイリング基準ですが)
今着ているダウンが買い替え時のお客様には、
こちらのダウンコートをお勧めします。
満足度はかなりのものでしょう。
アナベルで必要としていたダウンでした。
4年経ってアナベルの定番のダウンとなりました。
毎シーズン表地やディテールに多少の変化を加えながら、
我々を楽しませてくれるダウンです。
何度も言いますが、高品質なグレーグースを使用するばかりでなく、
ゴーシュのお二人が細かに指示を入れることで実現した
箇所箇所のダウン量の変化がポイントです。
流石だと思える素敵なダウンコートです。
ゴーシュのダウンと並列に比較対象できるダウンがありませんので、
単純比較は難しいのですが、同クラスの水鳥のダウンを使用した
importの有名メーカーのダウンは、ロングコートだと15万円から20万円、
スポーツブランドで少し抑えたお値段でも10万〜12万円は当たり前です。
では、ゴーシュのダウンコートがなぜこのお値段か?
答えは簡単で、彼らの利益を最大限に削っているだけです。
ゴーシュのダウンも今では毎年人気ですが、実は10年以上前から
ダウンは作っていました。少し実験もしてみたそうです。
適正な価格から販売し始めて、一体どのくらいならバイヤーや
その先のお客様は買ってくれるのか?
その結果、ロングコートを7万円(税抜き)で販売し始めたのが
5年ほど前で、それでは全くの赤字だったそうです。
それでも「まずは買ってもらえなければ意味がない」と言って
販売し続けて今に至ります。
国産のダウンは非常に制約が多く、作ること自体が難しいのですが、
それも彼らのキャリアが成せる技でしょう。
そんなモノ作りの繰り返しが彼らの真骨頂でもあり、
長く続けている秘訣でもあるのでしょう。
まさにお値段以上なダウンです。