2021年10月16日土曜日

レトロか新鮮か

レトロな雰囲気を持ったデザインは、

家具も車もバイクも洋服も、

本当にレトロに見えてしまう時と、

レトロなのに新しく見える時がありますね。

あらゆる分野のデザイナーは、過去のデザインを勉強して、

今の時代に新しいモノ作りをしています。

レトロに見えるか新鮮に感じるかの加減を探りながら。

このコートはどうでしょう?

わたくしには、新鮮に映りました。



























Honnete
コットンナイロンコート ¥50,600(税込)

生地はコットンナイロンのギャバジンで、タッチは非常にしなやかで高密度。

いわゆるバーバリィ素材を少し薄手にして、さらに汎用性を高めたような

クウォリティでしょうか。秋冬以外にも、春先、梅雨時期など着用機会の

多い素材感です。



































生地も良いのですが、このデザインも目をひきます。

襟の大きな下りのあるデザインは、まさにレトロでありながら、新鮮。

これで細身だとよりレトロなんでしょう。

襟の先端の尖り具合、角度も重要ですよね。



































袖口はこのように絞ったりしても素敵です。



















フロントは比翼仕立てです。




















もちろん、裏地付き。(キュプラ)



































大きくて長いインボックスプリーツもレトロで新鮮。



















なんといっても着て新鮮に感じて可愛いと感じるかが重要です。

いいと思います。



































スカートやワンピースにも。

もちろんパンツにも。

ちょっとかしこまっても、カジュアルにも。

色落ちしたデニムにサラッとね。

そんなの大好きです。





































袖をキュッとして。