昭和の洋服好きで、この名を知らない人はいないでしょう。
「HOLLYWOOD RNCH MARKET」
ハリウッドランチマーケット、通称ハリラン。
10代ではなかなか行っても買うことはなかったが、、
というより、当時の10代に既製服は高くて手が出なかっただけだが、
とにかく見るだけでも行きたくて通ったお店だ。
店内にいる大人たちは、店員さんも含めてみんながおしゃれを楽しみ、
かっこいい人がたくさんいた。
日本に欧米のファッション文化が流入して半世紀が経ち、
成熟したとも落ち着いたとも言える時期にあって、
常に何かを期待されるお店であり、現在はたくさんの
オリジナルブランドを抱えるメーカーでもある。
今日は、その一つをご紹介したいと思います。
BLUE BLUE JAPAN
バルーンシャツ ¥19,800(税込)
彼らは、僕が10代の頃から「遊び心」をすごく大切にしている
お店であり、会社であったように感じます。
今もそれは変わりなく、つい手を伸ばしたくなる洋服がたくさんある。
こちらのシャツは裾が絞れるのですが、興味を持ったのは
その絞る位置と範囲でした。
見た瞬間に、「遊べる洋服だな」って感じました。
色はホワイトとブラックの2色展開です。
生地はシャキッとしたコットン素材で、遊びのあるデザインに対し、
少し綺麗な印象のある素材感がより面白さを感じさせる。
スカートに合わせて。
裾を絞って、後ろ側で紐を結いて着ています。
前から見るとスタンダードにも見えるシルエットは、
あまり気負うことなく取り入れることのできる遊びのある
洋服ではないでしょうか。
SUSURIさんの素敵なパンツには、前だけタックイン。
全体に醸す綺麗な印象に、ヒールを合わせてみました。
お使いいただけるのではないでしょうか。
着方によって、様々な表情を見せてくれる
楽しいシャツ。
完売してしまった、ゴーシュのサルエルパンツに
合わせてラフに着ると、全く違った印象で楽しむことができる。
スタイリングを楽しめるお洋服です。
前から見るとスタンダードな安心感。
少し前後差がありますね。
日本のファッション半世紀を牽引してきた会社の一つである
ハリウッドランチマーケットを運営する「聖林公司(セイリンコウシ)」は、
50年経った今も、遊び心を大切にしている。
それは代官山にあるお店を見れば一目瞭然だろう。
洋服は「着るもの」であるという実用性ももちろん大切だが、
ファッションは自己主張の手段の一つであるという側面を
きっと今も全力で伝えようとしている存在である。
そんなお店のオリジナル商品を扱うことができて、幸せです。