2019年5月13日月曜日

続・羽織問題

先日、Honneteをご紹介した際に「羽織問題」という

題名を付けましたが、あらためてレディースファッションに

おける羽織の重要性を痛感いたします。

様々な羽織があるとは思うのですが、今日は羽織にもなる

ブラウスをご紹介したいと思います。















maison de soil

カディコットンカシュクールブラウス















先日ご紹介したピンタックブラウスと同じ素材です。

よく見ると、綿カスのようなものが混入したり、

少し糸の飛び込みがあったりと、ラフな感覚の仕上がりが

いい雰囲気のカディーコットンです。

写真では伝わりづらいですが、イエローの中にベージュっぽい

小さな綿カスがチラチラと見受けられます。

それが嫌な感じではございません。















この刺繍がこのブラウスの特徴でもあります。

ラクノウ刺繍と呼ばれる、技術の手刺繍を

機械刺繍に織り交ぜた、半分機械、半分手刺繍という

面白い仕上がりの同色の刺繍柄が胸辺りに施されます。





















こちらはホワイト。

刺繍は両サイドに施されております。





















今年も入荷中のFACTORYのサルエルパンツに

合わせて、モノトーンでシックな雰囲気に。















こちらはしっかり内掛けのタッセル付きのヒモを

すべて閉じて、カシュクールブラウスとして着用しています。















風通しも良く、下にキャミソールを合わせて、

夏も着ていただけるようなブラウスです。





















イエローはぶかぶかパンツに合わせて、

全体にボリューミーなふんわりとしたシルエットで。















羽織として、タッセル紐を垂らした感じも素敵です。

写真は長袖Tシャツを着ていますが、

夏門番はタンクトップやキャミソールで、

袖の透け感を生かしたコーディネートもお勧めです。















もちろん前を閉めても。















丈もすっきりしているので、着なれると合わせやすい

お洋服です。





















ネイビーはぶかぶかパンツのシャンブレーに。

ぶかぶかパンツは完売いたしましたが、

もうすぐ裾ギャザーパンツが再入荷予定です。

また入荷日がわかりましたら、お知らせします。















こちらはカシュクールを重ね合わせないで、

中心で結びを作って羽織ってみました。

こうみると、、ロングスカートやワンピースなどにも

合わせられそうなバランスですね。















ネイビーも前を閉じて、ブラウスとして。















とくに2wayというわけではありませんが、

シャツの前を開けたり閉めたりするように着ていただければ、

おのずと羽織ぽく着る機会が増えるお洋服です。

たぶん、、「何か羽織るもの、羽織るもの、」なんて

探した時に、「あ、これがいいか。」って着るような

存在になるかもしれませんよ。
















昨日Instagramでご紹介しているこちらが長いモノ。

ワンピースで着たり、羽織ったり。

季節の変化を感じながら、クローゼットの整理でも

するのにちょうどいい季節かもしれませんね。


<お知らせ>















「暮らしとおしゃれの編集室」の連載が土曜日に

更新しています。今回は、blue in green のこちらの

カシュクールシャツワンピースをご紹介しています。

初めてご覧になる方も、そうでない方も、今一度

昨年のブログを見直しつつ、読んでいただけますと嬉しいです。

昨年のブログはこちら→「シャイな奇才が放つ青の世界」
https://f6products.blogspot.com/2018/05/blog-post_41.html


そして、水曜日からはいよいよアンティーク蚤の市が始まります。






















「アンティーク園」を開催します。

5月16日(木)~ 21日(火)まで

annabelle 304にてお待ち申し上げます。



パリの青木さんとの蚤の市を開催するようになって、

今年で8年目になります。

僕が初めて、海外のアンティーク蚤の市を体験したのは

社会人になってからで、2003年と記憶しています。

言葉も通じない、知らない人たちが並べる品々を通して

繰り広げられるやり取りが、楽しくて仕方なかった。

当時のそこには、「テイスト」などというカテゴリー分けは存在せず、

ごった煮の中から自分に取り入れたい何かを探す楽しみがありました。

青木さんは、10数年にわたり、パリ生活を続けていることもあり、

その時僕が感じた最初の蚤の市との出会いの空気感を

今も纏っているように感じさせる女性です。

今回も2回連続でアクセサリーブランド「vali」の水野久美子さんが

ご一緒します。今回は、「動植物にまつわるもの」という題目で

様々なアンティークを並べます。

ぜひ、彼女たちとのおしゃべりも楽しみにいらしてください。