2020年7月3日金曜日

世界を股にかけて

何年か前になりますが、同じ題名かもしくは

似た題名でFACTORYのサルエルパンツをご紹介しました。

彼らの作るサルエルパンツはお気に入りで、初めてのお取り扱いから

変わらず、今シーズンもリネン素材で入荷しています。

それとは別に、「世界を股にかけてPARTⅡ」ともいえる、

新作のパンツをご紹介します。





















FACTORY
baloon pants ¥24,000+tax

素材はコットンですが、いつもの平織りのペルーコットンではなく、

もう少ししっかりさのある綾織り物を使用しています。

とはいえ、最近の撮影でも妻が「涼しい」「さらさらする」と

口ずさんでおりますので、問題なく夏場も大活躍。

あわよくば、秋もしっかり履いていただきたい素材感です。















サルエルパンツと同じく、股下がないのが特徴です。

裾が絞れることで、バルーンのような丸みが出ます。















裾のひもを絞らないと、少しキュロットのような

印象が出てきます。絞るかどうかはお好みで。

アナベルの好みは絞った感じです。















このように。

たくさんのドレープとともに程よいバルーンの丸みが

かっこいいパンツです。

見た瞬間に、写真でしか見たことのない80年代前半のパリコレを

席巻し、既存のコレクションを圧倒した某有名ブランドの

スタイリングが頭をよぎりました。





















FACTORYのデザイナー野村さんは、僕が頭に浮かべた

ブランドのライバルブランドで修業した経歴のある方ですので、

少なからず、あの時代の世界を圧倒していた日本人デザイナーの

影響は大きく受けているのでしょう。

とてもかっこいい。

















裾にはゴムはなく、ひもで絞る構造です。

















ウェストはゴムにひもが付いています。

使わないかもしれませんが、ベルトループがありますので、

タックインでベルト見せなどしたい場合にはどうぞ。















素材は平織りより糸本数が増えることから、しっかりした

手触りのある綾織りです。















色はグリーングレーとブラックの2色です。
















家族経営でスタートした彼らのもとには、たくさんの

スタッフが集まり、数年前には念願だったモンゴルでの

紡績工場の設営に成功し、秋冬のセーターに留まらず、

幅広いオリジナルの素材開発に取り組んでいます。
















こちらはトップスに完売したFIRMUMの5分袖TEEを

着ています。ブラウジングしますので、パンツのシルエットが

まるまる出るスタイリングです。


























こちらはTRAVAIL MANUELの夏の定番、

コットンフレンチスリーブTeeをトップスに。
















グレイッシュなので、グレー系のトップスは

まず何でもに合いそうですよ。















少しゆったりしたトップスに合わせて。

こちらは完売したARTEPOVERAのもの。

色はブラックです。
















ゆったりして着丈の少し長めの洋服にも似合いますね。





















ブラックに優しいラベンダーパープルを。
















しっかりと個性の出るパンツですので、

トップスはシンプルなものをベースに、

いろいろと着合わせてほしい。




















トップスはこちらも完売したNO CONTROL AIRのもの。


























こちらは、裾のひもを緩め、キュロット風にしています。

サルエルのようなワイドパンツのようなキュロットのような。。
















こちらもトップスは完売したNO CONTROL AIRのもの。















ブラック×ブラックですが、色合いと素材の変化で

重さは感じません。
















スリットワンピースの下にも着ていました。

実はワイドで風通しのいいパンツを下に履くの、快適です。
















FACTORYの社長である野村兄弟の母は、仕事に使う

「機械」が大好きで、立派な家や車にはいっさい興味を示さず、

よりいい仕事ができる新型の編み機が出れば見に行き、

いいアイデアが思いついたら現地へ飛ぶ。

3人のお子さんたちがハラハラするほどにアグレッシブ。


未だに小さなちゃぶ台を囲って食事をしていると嘆いてみせる反面、

社長である母の姿を見て、その強い人間力に憧れる側面も多いようです。

現社長の母の代に始めた小さな町のブティックから数えると、

もう40年以上にもなるそのキャリアは、遠巻きで見る我々からしても

すごい迫力なのです。長く元気で現役を務めていただきたい。


世界を股にかけて。

<お知らせ>














7月11(土)~開催の「yasuhide ono」の展示に併せて

行われる、Palm Reading(手相鑑定)Junkoのご予約状況は、

以下の通りです。

7月11日(土)
13:00~ ご予約済み
14:00~ ご予約済み
15:00~ 空きあり
16:00~ ご予約済み
17:00~ 空きあり

7月12日(日)
13:00~ ご予約済み
14:00~ ご予約済み
15:00~ ご予約済み
16:00~ ご予約済み
17:00~ ご予約済み


本日は、お電話がつながらず、大変ご迷惑をおかけいたしました。
そして、たくさんのご予約も嬉しく思います。
10畳ほどのお部屋で、換気と消毒をし、テーブルには
クリアボード等による仕切りも設置いたします。

空きはわずかとなりましたが、明日も11:00からご予約を
お待ちいたします。