「今年の梅雨は雨がよく降るらしい。。」
梅雨だからね、
降ってもらわないとね。
そう思いながら、朝の情報番組の天気予報に
心のなかでチャチャを入れていると、
気温も結構寒いらしい、、という言葉に反応してしまいました。
「梅雨寒」と呼ばれるものを実感する年になりそうだ。
夏にも着れそうな、薄手のワンピースです。
evam eva
コットンカシュクールローブ
¥24,000+tax
evam eva ほど小さな変化でブランド力を保ち続けている
ところも他に見当たらないと思います。
しかもなかなか大きな規模で。
それには、絶対に現状のファンを裏切らない、
ぶれない芯があるのだと思います。
安心感と言ってもいいのかもしれません。
その中核を担うのは、デザイナーの近藤さんが選ぶ、
時には作る、素材と色合いにあると思います。
今回もふんわりと、さらりとしたコットン素材が
薄いながらもふくらみを帯びて美しく、
特殊な染色方法により、退色感を感じさせない
evam eva らしい上品な中間色を表現しています。
たくさんのブランドから登場するカシュクールローブは、
一見、どれも同じだと思われますが、そんなことはありません。
ブランドによって、着た時の印象は微妙に異なります。
それはトップス部分とボトムス部分のボリュームのバランスや
Vゾーンやネックの空き具合、ウェストの切り替え位置、などなど。
evam evaのカシュクールは、全体にコンパクトなデザインです。
デザイナーの近藤さんが小柄な方であることもあり、
Vゾーンが横に広い印象もありません。
前端の見返しもevam evaのデザインの特徴です。
ステッチを落とさないで、ふくらみを出すような見返し。
他のお洋服にも多用するディテールです。
細かいことですが、こういうことで全体の品や高級感が
生まれるのでしょう。
そしてギャザーは細やかに豪快に。
コンパクトで、ある意味整ったトップスに対し、
ふくらみのある豪快なギャザーを使ったボトムスの
バランスが好印象です。
さらには美しいミシンワーク。
薄手で甘織のガーゼのようなローン生地ですから、
このように縫い上げるのには相当な技術が必要だと思います。
こういったものが、このくらいのお値段で買えるから、
ファンも多いのだろうと思わせる部分です。
色は2色でご紹介しています。
左からライトグレー、ダブグレー。
雨が降って気温が下がり、数日続く。
晴れればグッと気温が上がり夏日和。
そんな日々がこれから1か月くらいは続くのでしょう。
こちらのローブ、サイズが2つございます。
こちらが2(M)サイズで大きいほう。
アドバイスとしては、トップスのサイズはどちらを選んでも
大きすぎることはなさそうですので、長さの好みで
選んでいただけたら良さそうです。
自然の花びらのような優しいグレー。
ほのかに赤みを帯びた女性らしい色合いです。
ダブグレー
こちらが小さいほうのサイズ、1(S)になります。
濃色でありながら強くない。
優しい濃色はevam eva ならではの色合いです。
下はパンツスタイルです。
TRAVAIL MANUELの定番のサドルパンツは
少ししっかりとしたリネンのヘリンボーン素材。
春から秋までとても長い期間で活躍しそうな素材感のパンツです。
8年間のお取り扱い期間で、妻はSサイズからMサイズに変化しました。。
Sももちろん問題なく履けますが、明らかに好みはMサイズだと
いうことで、今回はMサイズで撮影をしております。
evam evaの作る洋服は、色合いやデザイン、
そして素材感も、とても中庸性があることが特徴です。
1年間を通してみても、「この季節でしか着れない」と
思わせる商品はわずかで、「いつでも着れそうだ」と
思える洋服がとても多い。
あとは着る人次第で楽しめる。
そして、他のブランドとの組み合わせも楽しめる。
梅雨寒だけでなく、春も秋も着たらいい。
上手に一年中忍ばせて。