2019年9月1日日曜日

自分色に染めて

結局この5~6年、似たような服を買い続けているし、

好きなものに大きな変化もない。

もちろん、気分のような小さな変化は常にある。

しかし、その時の気分で買い足された何かによって、

その時々で、スタイリングや雰囲気は明らかに違ったりする。

着ているものの8割程度は同じでも、2割くらい足された何かが、

時には大きな変化をもたらしてくれる。





















ゴーシュ

50/- オーガニックコットンツイルワンピース

¥38,000+tax

昨日ご紹介した、ふんわりコットンのシャツと同素材のワンピース。

こちらもゴーシュではお馴染みの雰囲気のワンピースです。





















「シャツワンピース」というと、なんだかただシャツを

長くしたにすぎないお洋服もたくさん見かけますが、

こちらはそれとはまったく違います。















フロントのシャツポケットや前立て、袖口のカフスや

背面のヨークなど、シャツに用いられるデザイン仕様が

たくさん盛り込まれていますので、やはりシャツワンピースに

なるとは思うのですが、シルエットを形成するためのデザインは、

まったくシャツとは異なります。















シャツポケット















シャツの前立てに、9mm~10mm程度のシャツ釦















袖口はきれいな剣ボロカフス

たしかに、、こういったディテールはまさにシャツなのですが、

着用した際の雰囲気は、「ドレス」と言っても決して大げさでは

ないほどに美しい。





















この両脇にある切り替え(サイバラ)が、絶妙なカーブを描き

美しいシルエットを形成する。後ろ身頃と前身頃のバランスも素敵。





















シャツ生地で、地厚ではありませんので、

下にはアンダーのキャミドレスを着用しています。















裾に向かうシルエットにこだわりデザインされたワンピースは、

しっかりと適度なボリュームを持ちながら、ドレープ感が生まれます。

動いた時の美しさがまたいい感じです。















前後の分量感を微妙に変えているため、後ろが少し

下がって見えます。

お店でも、「すごく長い」と言われますが、着用してみると

155cmの妻が着て、長すぎることは全くない。






















ブラックのほうが分量感が良くわかるのではないでしょうか。

トップスのすっきりした印象から、しっかりとボリューム感のある

ボトムス部分。いいボリュームバランスだと思います。















奇麗なドレープ感とシルエット、

同時に感じる気兼ねなく着られそうなカジュアル感。

実際に着用していった時の満足感は高いはず。















ゴーシュのお洋服は、かなり幅の広い年齢層、趣味層の方たちに

好まれています。50代、60代の方はもちろん、70代の方にも

ファンがいます。かと思えば、20代の若い方にも好まれます。

着る人によって、その雰囲気もまちまちで、型にはまらない

面白さを感じさせてくれる。















ブラックの上にsusuri のベストを着てみました。

ゴーシュのワンピースだけの時とはまた少し異なる雰囲気が生まれます。

※申し訳ありませんが、susuri のベストは完売しました。















ホワイトの上には、GASA のエプロンワンピースを重ねて。

シンプルで美しいワンピースです。

自分色に染めてみてください。

長く着ていけば、きっと何度も新鮮な心持にさせてくれることでしょう。