たしか中学1年生頃のこと、ちょっとおしゃれだった友達に、
「シャツの襟立ってるよ」って言ったら、ちょっと怒って
「立ててんだよ」って恥ずかしそうにしていました。
僕がオシャレってやつを意識した最初はそれだったような気がします。
なんか申し訳ない気持ちと、「そうか襟立てるのオシャレなんだ」という発見。
自転車に乗りながらでした。忘れられません。
おばあちゃんに、「アイロンかけなさいよ」って言われそうな
シャツのご紹介です。
WHITE しわしわシャツ ¥16,500(税込)
柔らかさとしっかりとした張り感の同居した、肌触りのいい
コットン素材を熱加工をすることでしわしわを表現しています。
形態維持をするものではありませんので、普通にお洗濯をして、
しっかりアイロンをかけることを繰り返すと、、綺麗なシャツに
戻ります。
と書かれています。
せっかくですから、しわしわを楽しみたいシャツですよね。
お洗濯の時に、まず水にしっかりと浸してから、シャツを
しっかりと丸めたりよじったりして、シワがつきやすいように
小さくしてネットに入れてください。ネットも出来るだけ小さく、
大きいものしかない場合は結いちゃってください。
そして洗えばしわしわは維持されます。
もちろん乾かすときは、叩かない、伸ばさない!
全体的にゆったりしていますので、リラックスした
スタイルで様になるデザインかと思います。
シワ加減には個体差がありますが、おおよそこんな具合です。
シワに飽きたら、アイロンで伸ばして着てください。
キナリは、白、黒の元になっている色ですので、白、黒と
比べると生地の張り感が強いのも特徴の一つです。
最もパリパリしています。
もちろん、お洗濯とともにパリパリ感は抜けてきますし、
心地よい素材です。
コットンの黒シャツもシワシワでボタンが白いと、
随分印象が変わります。ちょっと軽く、しかし品もある。
ブランドネームのキナリも効いて、好印象です。
ルール的に微妙な会社にお勤めの方にぜひ着てもらいたい。
上司に「アイロンかけ忘れたのか?」って言われますかね?
Tストラップで少し女性らしさを。
オーソドックスな着丈で、パンツはなんでも合わせやすい
と思いますよ。
袖まくりで、初めはサンダルやリネンのパンツに合わせて。
そのうち袖を下ろして靴下履いて。革靴になって。
ベストを着たり、セーターを重ねたり。
たまにお兄ちゃんがいる友達のいる家に遊びに行くと転がっている
「メンズビギ」がすごくオシャレな雑誌に映りました。
たしかモデルはみんなボリュームのあるパーマだったな。。
もちろん、オシャレなんて全く興味のなかった頃の記憶ですが。
ような印象です。もちろん、買えないんだけどコンバースのハイカットを
はじめとしたスニーカーに興味を持ったのもこの頃でした。
高校生の頃の写真を見ていたら、、ストライプの
サスペンダーパンツにTシャツを着て、メッシュの
ベースボールキャップを合わせてました。
今の自分から見ると、めちゃくちゃダサい!
でも当時は頑張っておしゃれをしていたなって、
ちょっと感慨深い。
「おばあちゃんにアイロンかけろ」って怒られそうだな。。
という想像を始めてしまって、、。
「穴のあいたシャツなんか着てないで、いいもの着ろ!」
ってお小遣いくれたな。。と思い出して。
(お琴や日本舞踊の先生だったからうるさい人でした)
高円寺に行ってまた穴の空いたTシャツを買っていました。
忘れていた、たくさんの思い出をありがとう。
ちなみに、しわしわを初めておしゃれだと認識したのは、
多分1990年代のポールハーデンを見た時です。
めちゃくちゃかっこ良かったな。。
渋谷SEIBUで何日も通って、買うかどうか迷っていたら、、
先輩がセットアップで着てきちゃって諦めた。
だって上下で確か20万くらいするんですよ。
しかしあの先輩はおしゃれだった。。
あー、色々思い出してきたけどこの辺で。