2019年6月11日火曜日

旋風ブラウス

今年は本当に季節の移ろいがしっかりと楽しめます。

しっかりと春があり、ゴールデンウィーク辺りには気温が上がり、

初夏の陽気を楽しみ、6月の梅雨入りではしっかりと梅雨寒で気温が下がる。

4月あたりにご紹介していた、スプリングコートよりも少し薄手の

軽いコートが活躍しています。

1か月くらいは、こんな気候が続き、海の日を境に夏が始まります。

今お店に並んでいるものは、そのあたりに着るものが多いかもしれません。

妻史上、最も涼しいブラウスのご紹介です。















maison de soil

ピンタックブラウス ¥39,000+tax

3年ほど前からブランドの定番となり、色や素材を

変えて、毎シーズン提案しています。















切り替えることなく、トップス部分をピンタックに仕立てる

ことでシルエットを形成する、とてもシンプルなデザイン。

幅がゆったりとして、両サイドが下がるのが特徴的です。















実は3素材がタテにパッチワークになった布地に

ピンタックを施し、さらに天然染料を手染めで仕上げることで

この雰囲気が成されています。
















細かいチェックと大き目なチェック、

こちらは両方コットン素材です。















間に挟まれた無地の部分はリネン素材。

同じ染料で後染めしているのですが、

基布によって、染まり具合に差異が出て、

このような表情に仕上がっています。















今シーズン、アナベルでは2色展開でご紹介しています。

左がインディゴとミロバン(植物の実を砕いた染料)、

右がインディゴと墨を混ぜた少し薄い色合い。















どちらもインディゴを用いた手染めです。

お洗濯での色落ちは経年でございます。

単独の手洗いがお勧めです。





















妻がよく着る理由には、もちろん涼しいということは

あるのですが、かわったデザインでありながら、

パンツであれば、たいてい何でも似合う、というのも

ポイントに挙げられます。















こちらは、ワタリ幅で40cmくらいはある、かなり

太めのワイドパンツですが、とても相性がいい。

細身のパンツに履いても、感じは異なりますが、良く似合うのです。















脇がボリューミーで、下がるところがポイントなのでしょう。

なんだか、バランスが取りやすいブラウスです。





















こちらは、これからご紹介する、blue in greenの

裾ギャザーパンツに合わせてスタイリング。

テーパータイプのワイドパンツとも相性がいい。















ネック周りは広めのボートネックで、前下がりは

ありませんが、見た目にも涼し気です。















様々なところから風が出入りし、ブラウスの中は

海流のような旋風が巻き起こる。

3年前に購入して以来、Honneteと肩を並べる妻の夏の定番です。

今年ももうすぐ、裾なびく季節です。


<お知らせ>















6月16日(日)まで開催中の「yasuhide ono~轍 わだち~」は、

明日、12日(水)は定休でお休みいたします。

お間違えの無いよう、よろしくお願いいたします。