少し「どや顔」にも見て取れる。
こういう時は、だいたい何かを発見して
どうだ?教えてほしいか?
という合図だ。
「どうしたの?」と聞いてあげる。
「あのね、、毛玉をなくす方法をあみだしたの。」
・・・・・
、、、珍しく興味深いことを言っている。
我が家では、シェットランドのセーターは、クリーニングもしないし
手洗いもしない。普通に洗濯気で洗う。
もちろん商品表記は、手洗かドライだが、たいてい大丈夫なのだ。
僕は、ネットにだけは入れるが、妻に至ってはそれすらしない。
ある時、シェットランドセーターをいつものようにガラガラ洗濯して、
ネットに入れずにそのまま簡易乾燥(脱水回転しながら送風されるもの)を
30分くらいまわし続けたらしい。
さすがに、「まずい!」と思ったらしいが、ニットは全く平気、、、
どころか、毛玉がきれいになくなっているという。
正確には、とれてなくなったのか、それとも埋まって見えなくなったのか、
良くわからないのだが、着すぎて煎餅フトンのような感じは残しつつ、
確かに毛玉はなくなっている。
カシミアやキャメルのニットを差し置いて、
妻の一番のお気に入りのセーターはこれです。
クルーネックセーター ¥12,600(税込)
キャメルベージュ
妻に、なぜ一番のお気に入りか聞いてみた。
①子供に引っ張られても平気。洗濯すれば元通り。
②洗濯が楽。
③とにかく薄いくせにあったかい。
④汗をかいてもいい感じ。
見事にシェットランドセーターのいいところを列挙している。
安心安全の定番カラー。
ミディアムグレー。
シェットランドニットは、イギリスの産業革命以降、
急速に軍や庶民に広まった、昔ながらのアンダーウェアーなのだ。
漁師や軍人は、コットンのT-SHの上にこれを着て海へ出ていた。
フランスの漁師や海軍は、この上にピーコート。
アイルランドやイギリスはダッフルコートが多かったようだ。
つまり、昔から汗を吸っては洗濯を繰り返して着ていたものなのだ。
そして、丈夫なのだ。
ただし、現代のものは品種改良されて、柔らかく、
昔のものと比較すると、かなり肌触りはいい。
落ち着いた中に華やかさのあるパープル。
いわゆる、リブ編みがほとんどなく、すっきりしている。
そしてこのセーター、実はホールガーメントなのだ。
体にもなじみやすい。
「エンジ」というにはやや明るい。
ブリックレッド。
やさしい印象のマスタードイエロー。
自然光で見ると、意外ときれいで明るい印象。
今まで販売してきた感覚では、このワンサイズで
身長150cmちょっとの方から、165cmくらいの方まで販売している。
アナベルでは、34というサイズをワンサイズで展開している。
スカートに合わせて。
キュロットに合わせて、パープル。
皆さんのお気に入りにもなりますように。