2013年11月8日金曜日

お気に入り

ある朝、妻がニヤニヤしている。

少し「どや顔」にも見て取れる。

こういう時は、だいたい何かを発見して

どうだ?教えてほしいか?

という合図だ。

「どうしたの?」と聞いてあげる。

「あのね、、毛玉をなくす方法をあみだしたの。」

・・・・・

、、、珍しく興味深いことを言っている。

我が家では、シェットランドのセーターは、クリーニングもしないし

手洗いもしない。普通に洗濯気で洗う。

もちろん商品表記は、手洗かドライだが、たいてい大丈夫なのだ。

僕は、ネットにだけは入れるが、妻に至ってはそれすらしない。

ある時、シェットランドセーターをいつものようにガラガラ洗濯して、

ネットに入れずにそのまま簡易乾燥(脱水回転しながら送風されるもの)を

30分くらいまわし続けたらしい。

さすがに、「まずい!」と思ったらしいが、ニットは全く平気、、、

どころか、毛玉がきれいになくなっているという。

正確には、とれてなくなったのか、それとも埋まって見えなくなったのか、

良くわからないのだが、着すぎて煎餅フトンのような感じは残しつつ、

確かに毛玉はなくなっている。

カシミアやキャメルのニットを差し置いて、

妻の一番のお気に入りのセーターはこれです。



Nor Easterly TRADITIONS made in SCOTLAND

クルーネックセーター ¥12,600(税込)

キャメルベージュ

妻に、なぜ一番のお気に入りか聞いてみた。

①子供に引っ張られても平気。洗濯すれば元通り。

②洗濯が楽。

③とにかく薄いくせにあったかい。

④汗をかいてもいい感じ。

見事にシェットランドセーターのいいところを列挙している。






















安心安全の定番カラー。

ミディアムグレー。

シェットランドニットは、イギリスの産業革命以降、

急速に軍や庶民に広まった、昔ながらのアンダーウェアーなのだ。

漁師や軍人は、コットンのT-SHの上にこれを着て海へ出ていた。

フランスの漁師や海軍は、この上にピーコート。

アイルランドやイギリスはダッフルコートが多かったようだ。

つまり、昔から汗を吸っては洗濯を繰り返して着ていたものなのだ。

そして、丈夫なのだ。

ただし、現代のものは品種改良されて、柔らかく、

昔のものと比較すると、かなり肌触りはいい。






















落ち着いた中に華やかさのあるパープル。






















いわゆる、リブ編みがほとんどなく、すっきりしている。

そしてこのセーター、実はホールガーメントなのだ。

体にもなじみやすい。






















「エンジ」というにはやや明るい。

ブリックレッド。






















やさしい印象のマスタードイエロー。
















自然光で見ると、意外ときれいで明るい印象。
















今まで販売してきた感覚では、このワンサイズで

身長150cmちょっとの方から、165cmくらいの方まで販売している。

アナベルでは、34というサイズをワンサイズで展開している。
















スカートに合わせて。






















キュロットに合わせて、パープル。


皆さんのお気に入りにもなりますように。