昨日は暑がりさんへ向けてウールのカットソーや裏毛のカットソーを
ご紹介しましたが、今日は暑がりさんへ(そうでない人にも)Part2。
wool tweed coat
Mix block ¥41,800(税込)
YUIさんがオリジナルで織りあげた日本のツイード素材は、
ややふっくらと、そしてしっかりとしたいい色合いの3柄です。
今回はウールのコートということもあり、(そうでない人にも)のほうが
比重は高いのかと思います。
軽く羽織る感じで着ていただける上品さとカジュアルさが
交差したカーディガンのようなコートです。
クラシカルなパッチポケットで、フロントはシンプルなボタン仕様です。
さまざまなヴィンテージウェアに触れてきた経験や色合いのセンスを
持ち合わせていなければなりません。とても素敵な色合いです。
Mix Herringbone
暑がりさん意外にもお勧めしたいのには、こちらがコートであることが
大いに関係しています。経験上、コートは生活パターンや環境にとても
左右されるアイテムだからです。例えば僕は駅から歩いて3分以内の場所に
住んでいます。通勤では電車を使い、またまた駅から3分以内の場所に
勤務先のお店があります。僕は洋服屋ですから、「着たい」と思ったら
必要かどうかなど考えずに洋服は買いますが、実際に前述の環境で暮らして
いると、数年前に購入した一重の裏なしのASEEDONCLOUDのコーデュロイ
ブルゾンで冬を越せてしまうほど、特に温かいアウターを必要としません。
インナーにそれなりに温かいセーターを着さえすれば、僕の生活パターンでは
このコートで十分だということは間違いありません。
車移動が多い人もそうでしょう。
雪国やアウトドアへ行くときにはそれ用のものが必要ですが。
そして「温かい」かどうかを気にされます。それはそれで当然です。
しかしクローゼットに何着も用意ができないからこそ、考えた方が
良いのです。全部防寒性が高い必要があるのか?
YUIデザイナーの宮崎さんも当然考えたに違いありません。
そもそもカーディガンのようなこのコートに、裏地が必要だろうか?
いや、その前にこれを必要としてくれる人はいるだろうか?
もちろんブランドを開始してまだわずかですから結論は出ていないのでしょうが、
裏地を付けることでこのコートは5万円を超えるでしょう。
そんなコストのことも一緒に色々考えて、皆さんがあまり作らない
WOOLの一重を作ろうと考えたのではないでしょうか。
そう、コットンの一重のコートはたくさん見かけます。
いわゆるワークブランドは皆さん定番的に作りますし、
アナベルでいうとYarmoなどはそれが得意なブランドでしょう。
メルトンの一重もよく見かけます。ダッフルコートがその代表です。
しかし、WOOLのツイードとなるとなかなか一重の軽く
羽織れるアウターは頭に浮かびません。
セーターを着ています。これは自身でも着ていますが、コットンウール
なのに何故か結構な温かさです。
本当に羽織ってサマになるコートです。
特にVネックやノーカラークルーネックなどのコートは、
首元を温かくするだけで全く感覚が変わります。
真冬にもこのコートを活躍させるためには、よほどの暑がりさん
でない限り、温かいストールが欲しくなります。
インナーにはとっても温かいmaison de soilのブークレセーターを合わせて。
ようですので、一重のコートにちょうどいいかもしれません。
とっても上品な印象に。
最後はミックスブロック。
こちらは最も温かいASEEDONCLOUDのケーブルニットをインナーに。
とてもいい感じでした。そのお客様はコットンのカットソーの
上からこのコートを着て、ストールなしで自転車でやってきます。
「寒くないんですか?」って皆さんから聞かれるのが照れ臭くて、
今年はそう聞かれない見た目のコートを物色しているみたいです。。
いいのに、これで。
なんならもうひと柄クローゼットに追加して欲しい。
だってその方、本当に真冬もこればっかり気に入って着てくださっているのです。
厚いコート要りますか?
それより予備にもう一着これがあったほうが嬉しくないでしょうか?
とは言ったものの、、同じコートの柄違いも要らないか。。
どうせなら違うコートがいいのでしょう。
そんな方が全国にもたくさんいるはず。
そう思ってYUIさんも真冬にこのコートを定番化させたいのかも。
暑がりさんへ(そうでない人にも)Part2は、ツイードの裏なしコートでした。
オリジナルの素敵なツイード素材で税抜き商品価格¥38,000。
いかがでしょう。