「東京のファッションが一番かっこいい」
そう思って訪れたロンドンで感じたのは、東京のファッションが
かっこいいのは間違いないが、ロンドンの街で目に付くおしゃれな
人たちはみんな、「着飾る」のではなくて「着こなす」のが上手でした。
「上手」という表現も違うのかもしれません。
お気に入りを着まくることでしか表現できないその人と洋服との一体感。
ちょっと高価そうな刺繍の洋服もサラッと普段着で着ちゃう感じ。
東京のファッションにはないナチュラルなかっこよさにしびれました。
こんな刺繍のワンピースやブラウスも、サラッと着てしまってはいかがでしょう。
リヴブラウス ¥46,200(税込)
軽いコットンローンにあしらわれた凹凸感のあるボリューミーな
刺繍が大迫力なブラウスです。
「なんだ、このこなれ感は?」
それが東京との一番の違いでした。
多分、僕らが若い頃に古着屋で色々と買ってきては自分で適当に
手を入れて着ていたようなことを、大人も結構やっているように感じました。
オールスターに絵を描いたり、ボタンを変えてみたり、
変なワッペンをかっこよく縫い付けてみたり。
「手を入れる」ことを楽しんでいるように感じました。
別に上手に縫っているわけではないんですが、かっこいいんです。
この刺繍に、あの人たちはどんな手を加えるのかな?
ブラックはあまり強くない、スミクロのような印象。
刺繍と相まって、優しく感じるブラックです。
クラシカルでフェミニン。
いつの時代もかっこいい、女性らしさを感じます。
来月は久しぶりにコットンのふんわりパンツが入荷しますよ。
切り替え位置が違うんですね。
後ろを下げることで、独特の流れを感じますね。
フェミニンすぎない印象です。
ソフトな素材感ですのでご安心を。
次回は11月の入荷予定です。(¥14,300)
ブラック&ブラックもカッコ良さそう。
もちろんホワイト&ブラックも。
色々とコーディネートが湧いてくるブラウス。
思い切ってロングスカートにラックインは?
SUSURI
リヴドレス ¥57,200(税込)
ワンピースでも素敵です。
WHITE NIGHT〜ロマンティックな妄想を重ねた日常〜
今シーズンのSUSURIさんのテーマは、ドストエフスキーの「白夜」から
着想したコレクション。一人の青年の恋愛を通して描かれた人の心の抑揚や
儚さ、慈しみといった感情が温かく描かれた作品です。
昼とも夜ともつかない曖昧な非日常を体験し続ける日々の中で、
起伏する感情から情緒的な空想を服に込めたコレクション。
古びて少し手を入れたあたりが一番かっこいいのかもしれません。
ぜひ何年も着続けていただきたいお洋服です。