2016年2月20日土曜日

エレカジ

最近の略語やSNS 特有の

言い回しは、僕には全く分からない。

壊れたら買おうと思っているが、

一向に壊れないので、いまだガラケイ。。

何でもすぐに壊す妻は、すでに2代目のスマフォ。


略語といえば、パッと出てくるのは、

90年代初頭の「シブカジ」くらいだ。

ひょっとしたら、ファッション業界の一大ブームは、

この「シブカジ」が最後だったのかもしれない。

みんな、同じ格好をして歩いていた。

その後は、セレクトショップブームを挟み、

裏原(うらはら)やサブカル的なミニマルなブームへと

変化を遂げ、そこから出てきたのが、「インディーズブランド」

と、呼ばれた人たちだ。

ちょうど2000年あたり。

ゴーシュやNO CONTROL AIRは、まさにその、

インディーズブランドの先駆け的存在なのでしょう。

ファッション業界の最も慌ただしい時代を通り抜け、

自らブランドを立ち上げ、

15年続けてきた彼らの洋服からは、

やはりただならぬ、迫力を感じます。






















ゴーシュ

7分袖エステルニット ¥27,000(税抜)

ライトグレー






















通常はスポーツジャージなどに

使われる、ポリエステルの糸が、

まさかこんな姿になるなんて。。






















ブラック

展示会後、、

「何が一番良かった?」

「あれですね。。」

「やっぱりね、すごかったね。」


何度も言うが、アナベルはとても小さなお店なので、

並んでいるものは、すでに厳選されており、

どれもがおすすめではあるのだが、

このエステルニットは、、

少し大げさに言うと、

度肝を抜かれた。

















見事な裾の仕上がり。。

天然素材が好きで、それをメインで作る彼らの

コレクションに入ることで、、

その美しさは何倍にも膨らんで見える。

だから、初めてゴーシュを買う人よりも、

ゴーシュの洋服をさんざん着てきた人に、

少量でいいからどうしてもおすすめしたい服だった。


もう2代目のスマフォも怪しい妻に着てもらいます。
















evam eva のリネンシルクのパンツにグレー。






















春らしく、全体に明るいコーディネート。

七分か八分くらいの袖丈だが、

妻が着るとジャスト丈。
















妻いわく、、

とても不思議な着用感だと。
















今までに感じたことのない着心地。

それもそうだろう。

通常のカジュアルウェア―の域を完全に超えている。






















体に布地が着く感覚がないようだ。






















体から離れたところで、

とてもエレガントに形成される。
















下にコットンの肌着をまとい、

その上から着てほしい。

フラットシューズではなく、代わりにヒールを合わせたら、

それはそれで、雰囲気がガラッと変わることでしょう。

そして、ゴーシュの真骨頂は、、
















カジュアルなスタイルの中にこそ、

こんなにもエレガントな洋服を入れてみること。






















15年かけて熟成した彼らの感覚は、

おとなの女性にこそ表現できる、

素敵なカジュアルスタイルを実現させる。
















ちなみに、、

トップスがブラック。

ボトムスがカーキベージュ。

シューズがホワイト。

この色合わせは、15年前に自身がやり始めて、

いまだに、一番の大人配色。

カジュアルを大人っぽく見せたい時には、おすすめです。

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エレカジです。