2022年10月17日月曜日

冬の気配に包まれて












店内の空気感も少し冬に近づいてきたように感じます。

最近まで稼働していた冷房や除湿は使わずに、お店の空調は

止まった状態が多い日々。先日はあまりに寒く、今年初めての

暖房を使いました。なんだか洋服での調整も難しい寒暖差ですね。

しかしこんな素材はとても重宝するように思います。
















maison de soil
Power loom Boiled wool onepiece
Grey ¥39,600(税込)

パワールームは手織機にモーターをつけて稼働させる低速の機械です。

手織りに近い風合いで仕上がる同ブランドの定番的な素材です。












ボイルウォッシュで仕上げていますので、全体に縮絨がありその表情は

もちろん、ふんわりとしたソフトな起毛感も魅力的です。












今回は定番のシャツと同様に、ワンピースにも刺繍が施されています。












ボタンは全て共布のくるみボタンです。












袖付けはシャツより少しリラックスした角度で付いています。
















背面のボタンは全てくるみボタンです。

高すぎず、低すぎずのウェスト位置は相変わらずです。





























今回はグレー、レッド、ブラックの3色展開です。

どれもこの素材に似合う素敵な色ですが、個人的には

レッドがおすすめです。しかもこの赤、最高です。
















どこか古い時代の装いを想像して、グレーはパンツをチラッと見せて

えんじ色のソックスで落ち着いた印象に。





















正式にはミルキーグレーというこちらのカラーは、いい具合に

クラシカルな色合いです。靴はこちらはパンプスですが、

ヒールのある靴で合わせてもより女性らしく素敵ですよ。

お出かけの際にはぜひ。












レッドは相性の良いインディゴデニムのパンツと合わせ、小物は

モノトーンで締まりのある印象にまとめています。

せっかくのシャープなレッドを生かしたスタイリングになったかと

思います。











ここからの重ね着が楽しそう。

今シーズンのおすすめは、10月下旬に入荷予定のFACTORYに特注した

ショート丈のヤクのカーディガンです。

ワンピースへの重ね着にも絶対に似合うはず。
















ブラックはオールブラックに白と赤を少し加えています。

白、赤、黒は基本的に絶対に相性の良い組み合わせですので、

分量調整でご自身にも当てはめてお試しください。

これは黒多めな一例ですね。





















インナーにチラリと見える赤は、これから通信販売でもご紹介予定の

「freeman B(フリーマン)」のもの。

先行して「暮らしとおしゃれの編集室」でご紹介していますので、

ぜひそちらも覗いてみてください。
















maison de soil
Power Loom Boiled wool skirt
Grey ¥28,600(税込)

この季節から穿いていただける薄手のウール素材のスカートは、

スルッとしたレーヨンの裏地付きで、しっかり5ヶ月ほど活躍する

素材感です。





















分量感のあるギャザーは、意外にもお腹周りはスッキリ見えます。

毎シーズン、ぴったり目のセーターも響くことなくコーディネートを

していますので、ありがたい。

Boiled woolなのですが、メーカーの洗濯表記はお洗濯が不可になっております。

お家でのケアに自信のない方はクリーニングに出してください。

(ワンピース、スカート、シャツ3種同様です)




























お色はこちらも同じくの3色です。
















カシミアのセーターをトップスに同系色でのスタイリング。












シンプルに素直に大人っぽい印象を狙ってのスタイリングです。

大人っぽさの秘訣はこのスカートのギャザーのボリューム感。

そして膨らみすぎない素材感です。












分量のあるギャザーワンピースやスカートは、何と言っても

着用して動いた時の迫力がある。よって高級感や品も出る。

もちろん素材とのマッチングも重要ですが。





















レッドはFACTORYの定番カーブセーターをトップスに。

こちらも白、赤、黒の配色で。












この上に、何色のコートを着たいですか?

そんな想像も楽しい季節ですね。

僕ならベージュのコートがいいですね。

コートもたくさん入荷しますので少しづつご紹介していきますね。

ご来店可能な方はぜひお店へどうぞ。
















ブラックはシンプルなカシミアのインナーセーターに。

インナーと言いつつも、しっかり単体で活躍するセーターは、

秋冬を通して、さらに梅春な季節にも活躍します。

ずっと近くで可愛がっていただきたいカシミアセーターです。












年齢相応に素敵に見えるかどうか、、45歳になった妻もそんな

ことを考えて洋服を着るようになったみたいです。

そんな時、やっぱりデザインやアイテムに先立って、素材感は

本当に大切です。












妻はお洋服業界で働いてきた人ではありませんが、趣味は僕に近しい人です。

昔からお互いに思っているのは、、、

「普通って何だか照れくさいし、サマになりにくい」

「ちょっと個性があった方が簡単におしゃれになれる」

そんなことを10代から心に留めて実践してきました。

僕はスタイリングした際の全体の引きで見たシルエットにすごく

執着して拘っています。いわゆる「Iライン」とか「Aライン」とか

「Yライン」とか。僕や妻も年齢によって遍歴がありますが、それが

驚くほど似ています。若い頃は「Yライン」段々と「Iライン」を経由して

今は「Aライン」が長いこと続いています。

だからアナベルで提案しているシルエットの多くはそれです。

皆さんはどうでしょう?












maison de soil
Power Loom Boiled wool shirts
Grey ¥27,500(税込)

こちらはもう何年も定番で扱ってきていますので、お馴染みの

方も多いかもしれませんが、秋冬のジャケットやカーディガンの

インナーはもちろん、今の季節は1枚でも素敵に着ていただける

刺繍が綺麗なウールシャツです。





















刺繍は実は数年に一度リニューアルしますが今回は昨年と同様です。












シャツラウンドテールでガセットが付いています。












先ほどもワンピースで見ていただきましたが、ボイルウールですので

細かなシワ感やソフトな起毛感が特徴的です。





















後ろボタンはワンピースと同じくくるみボタンです。
























グレーは新入荷のFACTORYの不思議な佇まいのスカートに合わせて。

こういうスカートを穿いたらそれ以外はシンプルにスタイリングできますね。












こちらはスカートのシルエットをより強調したかったので、

タックインでスタイリングしてみました。





















ボトムスは完売しているSPのもの。

バルーンシルエットながら綺麗めな印象のデザインで、

blue in greenのものとはまた違った魅力があって素敵です。

また来シーズンも入荷しますので、ぜひ気にしてみてください。























そして生成りとブラックの組み合わせは僕の大好きな色合いです。

自身でも着ることの多い色合わせで、赤や黄緑のような目立つ

小物使いもよく実践しています。





















赤はデニムで。

そして色使いは、白、赤、黒です。

こんな素材が増えてきて、温かみをました店頭は、冬の気配に包まれて

ワクワクしてまいりました。20日からはいよいよASEEDONCLOUDの

展示が始まります。1Fで全てを見せるべく、久しぶりの模様替え。

今、入荷している商品は一つも下げることなく何とか見せたいと思います。

皆様にお会いできること、楽しみにしています。

ぜひお越しください。