最近は秋冬だということもあると思うのですが、
キラキラしたもの(実際にというより印象が)とか、かっこいい雰囲気とか、
そんなものを求める気分がどこかにあります。セーターやコートが厚みがあったり
ふかふかしてたりしますから、なんかその逆が入れたくなるんです。
さらに最近の気分がそっちなのだと思います。
これはまさにそんな気分にぴったりのシャツでした。
フィブリルレーヨンノーカラー9分袖
アイボリー ¥19,250(税込)
フィブリル加工を始めて見た時はちょっと感動しました。当時はメンズの
メーカーに居ましたが、「加工=ダメージ」の印象が強かった中に、
ダメージを加えながらも生地の光沢を出し、しかもピーチ起毛まで成されている。
こんな加工ができるのかと感心したものでした。
アイボリーにはブラックのボタンが付いてきます。
加工にも流行りがあって、廃れるものも多い中、あれから15年、
フィブリル加工はメンズでもレディースでも健在です。
一年通して9分袖という潔さ。
そしてすごく大切なお知らせがございます。
<とても大切なお知らせ>
こちらのシャツは長年38ワンサイズ展開での販売でしたが、今シーズンから
36、38の2サイズ展開となりました。今までの38と同じサイズが欲しい方は、
ややこしいのですが36をお買い求めください。また、今までの38が少し
小さいと感じ、断念していた方はぜひ38をどうぞ。
よろしくお願いいたします。
袖のカーブが強調されますね。
背面は背中心で剥ぐジャケットのようなデザインです。
また、レーヨンで家庭洗濯が可であることも嬉しいところです。
全4色展開です。
できるスッキリした着丈。そしてシャツ特有の「ちゃんと感」が
いい意味でないこと。
着てしまうシャツであることは間違いありません。
ジャケットもいいですね。
そしてこれから入荷するFACTORYの別注カーディガンを
アナベルではお勧めしたいと思っています。
季節柄、シャツを先にご紹介していますが、タイミングが合えば
スタイリングしたい組み合わせです。
素材は新登場のコットンオックスフォードで、通年着用できる
タイプの素材です。厚みはありませんが、しっかりと腰があり、
しなやかな手触りの素材です。そしてオックスだけに素朴な中にも品がある。
とても好感の持てる素材です。
全く違う洋服なのですが、どことなくテンション(気分)が
似ているのかも知れません。
スミクロはタックインとそうでないものを撮影しましたので、
詳細は通信販売ページでもぜひご覧ください。
ゴーシュの極太パンツオックスフォードのブラックにタックイン。
オーソドックスな素材感のボトムスときらりとした光沢感のある
トップスのバランスが絶妙です。
コンパクトなカーディガンを重ねてみました。
光沢感があることで、どことなく秋冬の素材感と合わせやすいように
感じます。真冬になるとシャツはなかなか表に出てきませんが、
コートを脱いだときにカーディガンの下に見えるシャツに艶感があると、
それだけで印象が変わってきます。オーソドックスな中にこんなシャツも
数枚あるとスタイリングに奥行きが出てきます。
ぜひ取り入れてみてはいかがでしょう。