2022年5月27日金曜日

ブレないカッコ良さ

TOKIHOの洋服の魅力を考えたときに、「ブレないかっこよさ」が

あると思います。ブランドのテーマの中に答えとなる言葉が散りばめられて

いるように、地に足をつけた正直な感情がそこに宿っているのだと思います。

毎回大きな違いのないように見えるシンプルな洋服に皆さんが手を伸ばす

理由は、まさにその骨太なテーマに沿った堅実なもの作りに惹かれてのことだと

思います。もちろん、僕も感情的に惹かれてしまう一人です。
















TOKIHO
SOLO-Ⅷ ¥37,950(税込)

TOKIHOをセレクトし始めて数年が経ちますが、通信販売で半袖の

ワンピースの紹介ができたのは、初めてだと思います。












リネンコットンの素材は、少し以前にご紹介した長袖と同じ素材で、

しかりとして、ドライタッチであることが特徴です。

涼しい一重のデザインですが、透け感もなく安心してワンピースで

着ていただけます。












シンプルなシャツですが、とても丁寧に作られているといつも思います。

当のデザイナーは、「本当に当たり前のことをしっかりやる」ことに

注力しているようで、非常に淡々としているところがまた素敵です。

袖口は、クラシカルなステッチワークと小さな刻みが印象的です。












切り込みのポケットはお洋服に膨らみをもたらすようなデザインです。












Vカットのテールデザインは、TOKIHOではお馴染みのディテールとなりました。
















もう一色はブラックです。

定番と言えるブラックと新鮮なライトブラウン。

ライトブラウンは、茶色というよりは、グレージュという方が

ピンとくるかもしれません。グレイッシュなベージュです。












店頭に吊っているのを見るよりも、着たほうが袖は長く感じるかもしれません。











360度、どこから見ても立体的で美しいシルエットです。












わずかなスリットも重要で、パンツを履いたときにもワンピースで

着たときにも、程よい軽さを感じさせる、ガセット付きの素敵なデザインです。












ペタッと置いたときには全く想像もしない綺麗なシルエットは流石です。











先日、妻がクリーニング店の話を思い出したようにしていました。

いつだったか?FIRMUMのお気に入りのスタンドカラーコートを

チェーン店のクリーニンング屋さんに預けたところ、スタンドカラーデザイン

のコートの襟を無理やり寝かせてプレスをかけて、もこもこした無理のある

チェスターコートのようになって返ってきたことがあるそうです。

当然、持っていってやり直してもらったそうですが、そのチェーン店とは

逆に、妻の友人が出していたお爺さんが経営している、とても小さな

クリーニング店の話もしていました。

持っていったお洋服を1点づつ丁寧に見て、

「このジャケットは手洗いでやったほうがいい」

「これはドライで、こんな仕上げがいい」

そんなメモ書きをその場でどんどん貼っていって、少しチェーン店よりも

値段は高かったようですが、抜群の仕上がりだったとか。

今度からそちらで出そうかと思っていたところ、残念ながらお店が

なくなってしまったそうです。なんとなく、今の日本の縮図を見せられた

ようで、心から残念に思いました。

TOKIHOのような、実力のあるシンプルなお洋服は一見伝わりづらい

ところもありますが、できる限りそのような洋服をたくさん紹介できる

お店でありたいと思います。