10代の頃、靴に夢中になってそのまま靴屋に就職して、
一時は部屋中が靴で埋め尽くされて、、
数えてみたけど180足を超えたあたりで面倒になってやめました。
主にはスニーカーを所持していたのですが、革靴も大好きでした。
今では15足程度に絞られて、正しく健全な運用ができています。
が、しかしその頃の「癖」が抜け切らないのか、、
annabelle店内は洋服屋のわりにはどうにも靴が多い。
いい靴を見つけるとつい、、。
今日は靴の新陳代謝を行うべく、一部こちらのシューズを
お買い得価格でご紹介したいと思います。
JAZZ TAP ¥24,200(税込)→¥16,500(税込)
英国ダンス協会の公認シューズで、現在もイギリス国内で生産され、
多くのダンススクールなどに普及されているレザータップシューズです。
フランスのレペットのようなものでしょうか。
インポートシューズですので、販売価格には幅がございます。
現在の代理店価格は21,000円〜22,000円(税抜き)ですので、
そちらを基準にお値引きしています。
アナベルでは、本革のパテントということもあり、毎年式典シーズンに
提案を続けてきました。ヒール高はおよそ3cmです。
本来はタップシューズですので、金属のアウトソールが部分的に
使用されているそうですが、こちらは日本用にグリップのある
ヴィブラムソールに変えてあります。素晴らしい。
ヒールは面積もありますし3cmの高さですから、普段ヒールを
履き慣れていない方にもおすすめのパテントシューズです。
シューレースもダンス用のものとは変えているようで、
一般的で華奢な丸紐です。キュッと力を込めないと、
緩んでしまう場合もありますので、しっかり閉めてくださいね。
女性は苦手な方も多いみたいですね。
緩みやすい人は、シューレースだけ自分に合うものに交換しても
いいかもしれませんよ。同じ丸紐でも少し光沢がなくなってしまいますが、
コットンの細紐であれば緩みにくいし、革紐の細いタイプもおすすめです。
紐を変えると靴の印象も変わるので、結構楽しいものです。
妻も履いていますので、サイズ選びの参考にどうぞ。
通常はだいたい23.5cmで、アナベルで扱っているR.U.(アールユー)は、
Anon(アノン)だけ36でそのほかは37がちょうど良く、
ビルケンシュトックも37、ダンスコも37、DELMONACOのパンプスは
やや大きめですので23cmがよく、AUTTAA(アウッタ)のブーツは36。
VIELLE(ヴィエイユ)のヌッフは37を履いています。
スニーカーはほとんどが24cmです。スニーカーより革靴のサイズが
小さくなるのは一般的な現象です。ですので、スニーカーのサイズは
あまり当てにしない方が良いと思います。
そんな妻が選んでいるサイズは「5」です。ENGLAND表記になりますので、
日本サイズで「23.5cm相当」です。ただ、ヒールカップが少しだけくるぶしに
当たるそうで、4h(フォーハーフ)にするとつま先が当たるという。
ですので、妻の場合は「5」でヒール部分に中敷を入れてちょうどいい。
おすすめは、いつも買っている革靴のサイズと同じサイズです。
特に大きめ、小さめなどは無いようですので、長さに合わせて
そのほかで気になる部分が出たら、中敷などで調整するのがいいと思います。
わからない場合はメールやお電話でご相談ください。
リードは落ち着きのあるグレーです。
式典などのオールブラックに差し色としてお使いになったり、
普段使いでは、淡いトーンの引き締め役にどうぞ。
ブラックでは強すぎるトーンのスタイリングの時などあると助かります。
そう、こんな中間色が合わせやすい。
ホワイトはしっかり白です。
白い靴を冬に履く場合、靴下が少し難しい。
無地のソックスを合わせるとコントラスト強くて
どうにも気になってしまう。
おすすめは、モノトーンベースの柄物ソックスです。
もちろんストッキングでもいいと思います。
とっても相性がよろしかった。
ストールをするなら少し色を入れたいですね。
一層、くつが白であることのメリットが際立ちます。
トップスが軽くなって素足になってきた方が圧倒的に扱いやすいから。
夏の革靴として、白を持っているのもいいものですよ。
CADBURY(キャドベリー)
こちらは赤みのあるブラウンで、ワインレッドとバーガンディの
中間のような色合いです。
生成りやライトベージュ、ベージュ、カーキ、オリーブ、
などの色合いが相性良し。
もちろん、ブラックの式典ウェアなどには間違いなく。
冬ならではの温かみのあるカラーリングによくマッチします。
ここは靴が黒でも悪くないですが、多分少し物足りなさを
感じるところ。
本当にありがたい存在です。
悪目立ちせず、でも華やぎが増す。
そんなシューズではないでしょうか。
足元はキャドベリーのパテントシューズです。
少しお出かけ気分です。
このスタイリングも靴は黒よりキャドベリーや白がいい。
常時活躍するブラックはいくつか持っているという方には、
たまに大ヒットする色物もこの機会にお勧めしたい。
ブラックは当然扱いやすい色。
定番として黒はいくつかあるという方には、この機会に
色物に挑戦していただきたいのですが、
こういった靴を全くお持ちでない方にはおすすめのお色です。
さまざまなシーンで活躍します。
存在感より安心感のブラックです。
春の式典フェアの前に、まずは靴だけでもいかがでしょう。
インポート商品ですので、販売価格に幅がございますが、
近年の平均的な販売価格は¥21,000〜¥22,000(税抜き)です。
今回は¥15,000(税抜き)で販売させていただきます。
ブラックは非常に使いやすい色ですが、こんな機会ならではの
色物にトライしてもらいたい。それはなぜかというと、、
ブラックは合わないスタイリングが早々ないのですが、
実はベストでもない場合が結構あるのです。
限られた時間の中で撮影をこなさなければならないと、
どうしてもブラックの使用頻度が高くなるのですが、
元靴屋として助言すると、靴の色合わせは面白いのです。
そして確実に個性が現れやすいですし、スタイリング感性にも磨きがかかる。
「お買い得だからちょっと冒険してみようかな?」という人には、
ブラック以外もおすすめですよ。
可愛いですよね。ピンクで猫のマーク。
実は代理店担当者が初めて日本に輸入した際、
この箱のデザインで英国側と一悶着あったそうです。
あちらの営業担当者は本当に何度もしつこく、
「本当にこの箱のデザインのままでいいのか?」と確認してきたそうです。
日本人の感覚ではとても可愛いし、少しレトロでおしゃれだという
判断で、特に日本仕様の箱は用意せず、「このままで展開したい」という
要望を何度も伝えたそうです。
本当にしつこいので、日本側もあちらの立場に立って考えてみると、
なんとなくあちらの言い分が見えてきたとか。
要するに、昔からダンススクールに普及してきたシューズですので、
日本で言うと、昭和の学校指定の「〇〇シューズ」をそのままのデザインで
英国に輸出するような感覚なのだろうと。
なるほど、となったそうです。
「あなた方から見ると古めかしいかもしれませんが、
我々日本人には可愛いのです。」といった伝え方にしたら、
あちらも、なるほどとなった。
無事に可愛い箱で取引が開始されたそうです。
新しい日本向けのシューズボックスデザインサンプルが
できる直前までいったそうですから、その感覚の違いと
意思疎通の大切さがよくわかります。
通信販売も可能ですが、メールかお電話での受付とさせて
いただきます。サイズなどのご相談も合わせてお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。