2021年12月2日木曜日

意外な一面

展示会に伺った際、いい意味「意外」で目に入った商品でした。

原毛の感触のある「ぬくぬく」としたセーターが多い中、

少し綺麗めなこちらのカーディガンは、FACTORYさんの

別な一面を覗いたような、そんな存在でした。











FACTORY
ウールオーバーサイズカーディガン
white ¥28,600(税込)

だいたいがミドルゲージのふんわりニットが中心である

FACTORYさんの中で、少し異質な存在ではありましたが、

ゆったりと綺麗めに合わせることができるニットで、

体の線を拾わない、しっかりさも備えたものというとあまりないので、

スタイリングに取り入れてみたくなりました。











ネックは小さめなクルーネックで、ボタンを全て留めても

無理なく閉まるデザインです。でも、下にタートルなんかを

合わせた際には、一つボタンを開けても素敵でした。




















細部までカーブさせるところはきっちりカーブをかける

細やかなこだわり。











裾は着用してもひらりと目立つスリットのデザイン。

編み地は「ガーター編み」を採用しているため、

表裏を感じない、両面が表のような綺麗な編み地です。

ニットジャケットのような感覚で着用してほしい。




















black

綺麗めのセーターは、白黒で潔く。















ホワイトのレイヤー。

来年3月販売予定のblue in greenさんのパンツに、

インナーのロングシャツは完売したkhadi & coのもの。

白系を重ねて小物の黒で締めて。

ソックスは色遊び。





























スリットが軽やかで、いろいろなものに重ねやすい。

起毛したセーターと違って、室内でも取り入れやすいし、

毛玉が出来にくいという利点もある。











何より、我々としてはちょっと新鮮でした。



























ストールでは目を引く差し色を取り入れて、、











コートを羽織る。(コートは完売いたしました)















black

ブラックはもっと長いシャツワンピースに合わせて。




















それでも不自然さを感じさせないワイドなシルエット。











じわじわと寒くなる今年の冬、このくらいのクウォリティのセーターが

意外に活躍することが多いかも。インナーをコットンの定番シャツに

したり、ワンピースにしたり、ウールのブラウスにしたり。















最もシンプルにはこのように。

インナーには立ち上がりで完売したゴーシュの

コットンカシミアのハイネックタートルを着ています。




















さほど厚着をしているようには見えませんが、温かい組み合わせ。

ストール、コートを合わせれば、当然真冬にも活躍します。











FACTORYの意外な一面、ガーター編みの綺麗なカーディガン。

若い頃には選ばなかったお洋服に、半ば憧れを持ってセレクトしています。

派手さはありませんが、ブローチやアクセサリーを取り入れて、

いつもと違ったコーディネートにも挑戦してください。