2021年6月8日火曜日

SARA(本質)

普段はコットンのタンクトップをインナーに着ていることがほとんどですが、

少し暑い日に自転車で打ち合わせに移動するときなどは、汗をかきます。

でも、打ち合わせだし、シャツを着たい。できれば長袖がいい。

そんな時は、インナーを変えます。外からは見えないし。。

走る時に着る、某有名スポーツブランドの高機能素材の薄々のタンクトップを

密かに着ています。ちょっといつもの感じではないので、初めは落ち着かない

のですが、その機能の前にそんな小さな感覚はどうでも良くなります。

どうしたいかに応じて、使うものを選ぶってとっても大事だし、楽しい。

あれ?インナーの紹介?

いえ、全然違います。

ごめんなさい。

オシャレするためのブラウスを二つご紹介します。 









khadi&co
SARA(サラ) 
¥31,900(税込)

SARAには、サンスクリット語で「本質」という意味もあるそうで、

ベスニールセンによる定番のブラウスにぴったりのネーミングだと感じます。

「洋服は肩で着る」といった言葉があるように、肩の収まりというのは

洋服にとって本来とても重要です。

全体にゆったりしたお洋服ではわからない、

洋服の面白さに気がつかせてくれる洋服です。









妻が初めてこの洋服に袖を通した時、、

「着心地が、、うーん。。」みたいなコメントがまずありました。

でも、その5秒後くらい、

「何これ!めっちゃ着心地いいし、綺麗!」

どうやら肩線が収まりのいい場所に収まっていなかったみたい。









実はゆったりしたお洋服に見えて、ほっそりした

綺麗な袖が付いています。









身頃はふんわり、袖はほっそり。

これは、パターンナーいわく、基本らしいのですが、

これが本当に美しく、そして動きやすくできているデザインの

お洋服には、そうたくさん出会わないように感じます。(体感です)









上質なライトカディーコットンで仕立てられたブラウスは、

着た人の肩に洋服の方が合わせてくれて、スッと馴染む心地よさがある。










美しい縫製からなるピンタック。









色は変わらずに白とネイビーを。












やや深いV開きのブラウスは、インナーにCLOSELYの

コットンシルクのタンクトップを合わせています。









タンクトップがチラっと見えるくらい。

NO CONTROL AIRのクールマックスの涼しいパンツに合わせて、

原始的な心地良いカディーコットンのブラウス。









前から見ても横から見ても、袖と身頃のバランスが

大きなポイントです。
















同じくkhadi&coの定番、スターパンツに同系色で。
















鉄紺と茄子紺。

絶妙に肩に収まった姿は、見ても着ても心地いい。


そして今シーズン、、

全然デザインは違うのに、なんとなく同じ匂いを感じたブラウスがこれ。









SUSURI
ポートタックブラウス
¥28,600(税込)









なぜ印象が被ったのかはわかりませんが、

端正なものつくりや、シャツが好きなんだろうと感じさせる

ディテールは、通ずるところがあるのかもしれません。









袖口はシャツカフスと、やや太めのタック。









肘下あたりにくる5分袖のシャツ。









当て布からタックを出すあたりは、どことなく作業着や

民族的なデザインを彷彿させる。









背面のタックデザインも新しくも原始的。

こういったデザインで新しさを感じさせるって、、

すごいな。









ブラック









ブラックはわかりやすいですが、実はボタンは別布のくるみボタンで、

ラメが入って少しキラキラしています。









こちらは白と黒の2色展開です。












トップスはコンパクトでヒラっとしたデザイン。

コンパクトに見えますが、全く窮屈感はないそうです。
















大好きなバランスです。









パンツはこちらもクールマックス。









ヒールを合わせて少し綺麗めに。









ブラック。









オリエンタルなクラシックスタイルをイメージして。









約100年前の小さなかごを携えて。









久しぶりに合わせたR.U.のTストラップが、とっても

しっくりときたスタイリング。


洋服を着るという日常的な行為も、

前の晩にビールでも呑みながら、、

「明日はこんなイメージで、、あれを着よう。。」

なんて想像して着ると、結構面白い。

「あれ?想像と違ったな。」って反省と修正が入る。

想像 実践 反省 修正 また実践。

だいたい、いろんなことをそうやって楽しみたい。