2020年9月25日金曜日

想いを馳せて


映画のワンシーンを想像させる、

少しノスタルジーを感じさせる洋服です。

きっと登場した当初はとても画期的で、

どう着るか?考えるのにワクワクしたことでしょう。





















GASA*「想いを馳せる」
スタンドカラーリボンブラウス
ブラックシリカ ¥36,000+tax

「着こなしが難しそう」という声が聞こえてきそうですが、

まったくそんなことはありません。

楽しいことはあっても難しいことはない。

















全体にはゆったりとした作りのブラウスです。

着丈もやや長めです。


















至るところに特徴がちりばめられていますが、

やはりスタンドカラー風のリボンが大きな特徴です。


















何もせずにひもを垂らしても素敵なのですが、

巻く場合はこのようにまずは交差させてクルっと

巻き付けるように。

















あとは前でリボン結びをしたり、

後ろで結わいたり。

















どうやって着てみよう?

これは結わかずに垂らした感じ。

裾は出していてもこのパンツならバランスはいい。

そしてこのブラウスは、袖口も素敵なのです。

















まるで小さなシャツ襟のよう。

キュッと留めたり、緩くしたり。

調整もできるし、ちょっと折り返しても可愛らしい。


















裾のラウンドもあまり見ない、独特なカッティング。

でも着てみると、このデザインが軽さを生んでいます。





















少しジャケットの様な印象です。

















そして、この味わい深いブラックの染色も

特徴的です。「ブラックシリカ」という鉱物を

使用した天然染め。
















深さとやさしさのあるブラックシリカ。

GASA*では当たり前に良く使用される鉱物染めですが、

非常に高価で、使用するデザイナーさんは多くはありません。




















後ろ姿も素敵です。

大胆なインボックスプリーツが

裾まできれいに流れます。

















タックインしてみました。

あわせて、ネック周りをすっきりと。

タートルネックのように巻き付けて、

後ろでリボン結びをしています。

















こうしてみると、1900年代の写真集に現れそうな

クラシカルな雰囲気が漂います。

少し凛とした空気感が。

















上着を着て、このように見せてみてもいい。

















前から見たら、タートルネックのセーターを

着ているような印象です。





















何を着ても重ね着が楽しくなりそうです。


















前で結わいてリボンを見せてもいい。

その日の気分で楽しんでほしい。

まだ見ぬ未来に想いを馳せて。