2017年12月25日月曜日

ジュディー

やはり、デザイナーの頭の中の想像やら妄想やらが

モノを形にするうえでとても大事なのだと思う。

ジュディーという女性が着ているセーターには、

ヘンテコなところに、小さなポケットが必要だったのだ。





















susuri

ジュディーセーター

¥23,000+tax

ウェストラインの下あたり、裾に近いところに、

小さな小さなポケットが二つある。

これがあることで、グッと愛嬌が出る。

男性にも関わらず、かわいいを具現化するのが

得意なデザイナー斎藤さんの才能なのでしょう。















羊毛の表面を掻いた、毛足の長いファーファーセーター。















実は少し前後差があり、

あまり極端ではないのですが、少し後ろにふくらみが出る。















裾がブラウジングするので、着た時に高低差の出る

デザインではないのですが、、

















やはりsusuri の他のお洋服と同様に、

一つのお洋服の中に、2面性を感じます。

もはや斎藤さんの癖のようにも感じるのです。















ちょうどいいハイネック具合も素敵です。

女性らしさを十分に感じさせながら、

ゆとりのあるデザインがハイネックに良く似合う。















後ろのふくらみは、こちらが一番わかりやすいかもしれません。

ウール100%という表記ですが、一般的な羊毛よりも、

しっとりとしたタッチで、ウェイトがある。

カシミアとも違う感触は、アルパカにすごく似た感じです。

もちろん、ウェイトがあるとはいえ、重さを感じるような

モノではなく、羊毛と言われて違和感のある程度のウェイトです。















ファーファーにモヘアのファーファーを重ねて巻いて、

明日からの大寒波に備えたい。

1月、そして春物が並び始める2月、

あと2か月は、冬の洋服がまるまる大活躍。

3月からは、春物交じり。

たくさんご紹介した冬のセーターも、

こちらでいよいよ最後のご紹介。

ジュディーのつもりで着てみてください。

想像も楽しんで。