2017年11月24日金曜日

10年選手

ベースがトラッドで、それを崩したり整えたり。

それを繰り返している私は、気がつけば着続けているものが、

着々と増えている。

20年着ているジャケットやセーターを褒められると、

照れくささと嬉しさが入り混じった、変な感覚に見舞われる。

WOOL のジャケットやコートは、そんなものを選びたい。





















susuri

ボルトインシャツジャケット

¥42,000+tax

chacoal





















シャツと言うだけあって、ボタンがたくさんだ。

ノーカラーシャツをジャケット生地で作った服。





















なんといっても生地が最高です。

七子織のような、太い撚り糸をタテヨコ均等に

平織にしたWOOL生地。

少し甘めに織り上げているため、斜めに伸縮性を

感じるナチュラルストレッチがある。

質の良いホームスパンを触っているようだ。





















袖口にもボタンが一つ。

3cm程度の折り返しの処理だが、

本切羽で、ボタンの開け閉めができる。





















背面の裾には5cmくらいの小さな刻みが可愛らしい。

身頃はタテに切り替えを作ることで形成される。

コンパクトだが、立体的で動きやすい。

タテのハギがポイントのデザインゆえ、

バストのダーツは肩口からタテに切っている。















こちらはベージュ。

3色混で、少し懐かしさも感じる素敵な織柄だ。





















ベージュとブラウンとライトブルーの3色が

織り成す、絶妙な配色です。















妻の体形で、ふわっとしたセーターの上から着て、

キュッとなりますが、全くきつい感覚はないそうです。

コンパクトなデザインを生かして、ボトムスは

ややボリュームのあるボア―パンツで。















ヨコから見と、立体的な作りが良くわかる。

バストに持っていかれる感じもなく、

奇麗に体に沿って、背面の腕周りにはしっかりと

ゆとりが出ています。

下からチラチラ覗く、白もいい。





















インナーもsusuri。

羊毛をファーのように掻いた、

小さな2つの前ポケットが可愛いセーター。





















こちらは、NO CONTROL AIR のワンピースの上から、

ベージュを着用しています。















ボリュームのあるスカートとも相性が良さそうです。

そして、意外にも小さな刻みはデザインだけでなく、

裾の収まりに、確実に一役かっています。
















下に着ているのは、こんな感じの少し特殊なデザインの

ワンピースですが、着心地には全く問題はないとのこと。

そのくらい、脇下のゆとりをしっかりと取っているということでしょう。

生地の特性でもある、ナチュラルストレッチも効いているのかと。















JEUJYEI のターバン兼ネックウォーマーで、

素敵な彩を。


ツイードのジャケットのような見た目の、

柔らかなWOOL地のシャツ。

裏地もなく、一重で軽く、シャツ感覚で

ヒョイっと着られるジャケットです。

皆様のワードローブに、長く残ることを願います。