2017年4月9日日曜日

ヒモワンピース


「今年の春夏は、ワンピースにとりわけ力を入れよう。」

展示会シーズンのさ中に、そう思ったのには、理由がある。

いつも悩みの種であった、長袖ワンピース不足。

それがなぜかわからないが、次から次へと気になる

長袖ワンピが現れた。

半袖はHonnete があるしな、、と考えながら、

次々と気になるワンピースをバイイングしていった結果、

長袖ワンピース豊作の年となったのです。





















FLIPTS & DOBBELS(フィリップス&ダブルス)

ベルギーリネン長袖ワンピース

ブラック ¥21,000(税抜)





















ややスミクロ気味の浅いブラック。

そして、やや厚みがありながらも清涼感たっぷりの

リネンは、ベルギーリネンの中でも上質なものにしか認定が出ない、

「MASTERS of LINEN」の認定を受けたベルギーリネン。

素材がいいというだけでなく、原材料の栽培段階から、

厳しい審査を潜り抜けたものにしか認定は下りないので、

生産背景にも、安心感がある。





















ネイビー

こちらの写真は、明るめになってしまっています。

もう少しダークな、一般的なネイビーです。

スタイリング写真を参考にしてください。















ネックラインからそのまま伸びた共布のヒモを結わくと、

いい具合に女性らしさがそそがれる。

もちろん、フェミニンな要素が苦手な方は、

結わかないで、垂らしておいたほうがいいでしょう。

そうすることで、少しクラシックなワンピースの雰囲気を感じます。





















ベージュ

明るく、春夏の装いを盛り立てるサファリベージュ。





















正面のセンターと背面のセンターを剥ぎ、

ダブルステッチで仕上げている。

どことなく、昔むかし、ヨーロッパの家庭で縫って

作られたような雰囲気を醸し出す。





















オリーブ

丸みのある肩回りと、そこから全方位的に

ちりばめられた、たくさんのギャザーが特徴的です。





















前下がりがあるタイプですので、

インナーに合わせるキャミソールやTシャツが

少し見えます。

色合わせが苦手な人は、大きく開いたタイプの

Tシャツやキャミソールで、出てくる面積を小さくしておけば安心です。















レギンスでワンピーススタイル。

ヒモはきゅっと結わいて、sashiki のかっこいいパナマで引き締めます。















丸みがありながらも、Honnete のような分量感はありません。















ネイビーもシンプルにレギンスでワンピーススタイル。















着丈は、ワンピースでもパンツスタイルでも良さそうです。















オリーブは、ARTEPOVERA の加工チノに合わせて。

どんな靴を履くかで、全体の印象が変わってきます。















可愛さとかっこよさの両軸を大切にするアナベルの

スタイリングに、革靴は欠かせません。















ベージュは、ヒモをほどいて着てみます。

可愛らしさより、クラシックな雰囲気が勝ります。















背面のネック部分からも、細やかなたくさんも

ギャザーが走ります。















もちろん、今時分はまだまだ一枚では不安。

上から薄手のコートや羽織物が重宝します。

長袖ですし、ふくらみのあるデザインですので、

ニットカーディガンなどよりは、布地の羽織や薄手のコートが

良く似合います。

かっこいいか、可愛いか。

2本の紐が重要なカギを握る。

ヒモワンピースです。