ほとんど古着しか買ったことがない高校時代。
買えなかったというべきか。。
5000円でトータルコーディネートするために、
原宿のシカゴに3時間くらい入り浸っていたこともあった。
古着は僕を育ててくれた恩師でもあるのだ。
秋冬の展示会をまわっていた春先、
ある展示会で、懐かしい雰囲気を漂わせるブランドに出会った。
SHANANA MIL(シャナナミル) カーディガン
¥14,000(税抜)
古着が好きすぎて、アメリカに移り住み、
古着のディーラーをしながら、数年前にアメリカで
ブランドを立ち上げた。
日本人の男女4人が送る、ポップな遊びのある
カーディガン。
ライトグレーにかわいいハンド刺繍。
久しぶりに出会った感覚です。
こちらはチャコールグレー。
カーディガンは、アメリカのデッドストックです。
そこに手刺繍を施しています。
素材はコットン、ポリエステル、レーヨン。
昔のアメリカのスポーツジャージ素材の定番です。
特徴は、よれない、よく伸びる、丈夫、汗をよく吸う。
一応、手刺繍がしてあるので、洗濯機に放り込む時は、
ネットに入れてください。
花を咲かせるより、枯らすほうが得意な妻に着てもらいます。
傳のきれいなミニタックスカートに。
インナーはシンプルなFABRIQUE の長袖Tシャツを。
単体で見ているよりも、アナベルのスタイルに
スッととけ込みます。
バストラインの少し下からボタンが付く、
やや深めのVネックカーディガンです。
背中にもいくつかの花が咲きます。
妻はいくつもの花を枯らしてきました。
この花は枯らさないでね。。
<お知らせ>
連載を書かせていただいている、
「nid vol.35」が明日全国の書店にて発売です。
今回は、ファッション特集号
いつもの連載以外に、アナベルをご紹介して
いただいております。
ぜひ、ご購読ください。