2014年9月18日木曜日

布団コート

冬になると布団が恋しくなる。

いつまでもくるまっていたい。。

動物的本能でしょう。

寒いからね。

このコートの第一印象は、布団でした。






















YARMO ワンボタンコート ¥32,000(税抜)

ネイビー

綿のコートなのになんかフワフワしてる。

何にも中綿なんか入ってないのに、

入ってるように見える。

まるで、布団の中身が寝相が悪くてズレたみたいに。。

すこしクシャっとしてる。






















よく見ると、、

裏地と表地が同じように見えて、違う。。

どうやらここに秘密があるようだ。
















いろいろスタイリングしたかったが、、

妻は忙しいのでワンスタイル。

FACTORY のバルーンスカートにコットンパーカー。

R.U.のワンストラップで女性らしさをプラス。

この上に、羽織ります。






















きれいに、ピシッとしたコートじゃなきゃ嫌な人は、

無理なコートです。。ピシッとしません。

なんか裾もフワフワしてるし、

なんか袖口もグシャグシャしてます。

そういうコートです。






















裄丈もすごく長いのですが、

最初から袖口をまくるのが前提です。

裄丈が90cmくらいあるので、腕が長い人でも

10cmくらいはまくる長さです。

この素敵なクシャクシャ感は、裏地と表地の

縮率、そしてその縫製仕様に秘密があります。

洋服に使われる布地の縮率は、だいたい3%~5%程度。

表地はそんな縮率です。

でも、裏地の縮率は10%くらいあるそうです。

わざと縮ませたくて、洋服では使わない布地を用いたそうです。

だから、裏地のほうが良く縮んでいるのです。

しかも、裏地が完全に表地と縫い合わさった、「無双仕立て」と呼ばれる

仕様で作ってあるので、、裏地が表地を引っ張って、このニュアンスが

生まれるのです。素敵です。
















ボタンは一つ。

バストラインの下にくるので、細身ながら余裕を持って留められます。

webshop のほうでもご紹介していますが、

ボタンを閉めた写真を撮らなかったようです。

ごめんなさい。想像してください。

ちなみに暖かいかどうか?

暖かいです。

実は、昨年メンズのステンカラーコートで同クウォリティーの

コートを妻と変わりばんこに着ていました。

僕は自転車に乗らないので、歩きと電車なら、

1月、2月でも全然平気で着ていました。

妻は、1月に入ってから、自転車に乗る時は寒い!

と言って着なくなりました。

防寒性はそんなところです。

布団にくるまりたい季節、、

きっと活躍することでしょう。