ワークブランドは好きです。
古着も好きです。
とりわけ現代のワークブランドは、
ストイックに作ったものよりも、
いい意味で手加減した、とぼけた顔したものの方が
より好みです。
これも、展示会場で遠目に見て、
「あー、あれはバイイングしよう。。」
そう思っていた、とぼけたズボンです。
YARMO ¥22,050(税込)
ink black
off white
orslowやArteporveraのような、きれいな
パターンメイキングは一切期待できません。
シルエットだけでも十分とぼけているのに、
さらに、下がりの付いたおとぼけ感満載のポケット。
「古着のヨーロッパワークには興味があるけど、、、
サイズが合うものがなくて、、履いたことがない」
そんな人にはぴったりです。
現代の秀逸にパターンメイキングされたパンツでは
味わえない、いい意味での野暮ったさが満載です。
ただし、生地は古着とは比べ物にならないくらい上質です。
柔道着のように長い共布の帯。
「シミがあるよ。」
と、軽くクレームをつける妻。
そうなんです。シミがあるんです。
でも、そういう商品なんです。
染めジミなんかなんのその。
とても現代のパンツとは思えない後ろ姿。
この野暮ったさが、こなれた感を演出します。
最初からこういうスタイリングが頭に浮かびました。
シャツ、ブラウスをインしてもいいかもしれません。
スカーフを巻いてダンディーに。
ダンディーに。。。
ダンディーに。。。
とぼけた顔して、ダンディーに。。。
スカートに女性らしいスタイリングが多い人が
たまにダンディーだったらかっこいい。