2013年10月15日火曜日

真冬のワルツ

中世ヨーロッパの農民にとって、

踊ることが一番の娯楽であったという。

アルプスの麓で農民が踊っていたダンスは、

時を経てワルツとして都心の住民にも親しまれた。

そして、中世ヨーロッパの農婦のワンピースは、

現世でもっとも親しみのある形の一つでもある。

冬に向けて、お勧めのワンピースが入荷しました。






















フランスを代表するファクトリーブランド、

ARMEN  ブラッシュドドリルクロスワンピース ¥23,100(税込)

ネイビー


厚手でしっかりとしながらも、表面をソフトに

起毛したしなやかな素材は、昔の農婦が作業着で

着用していたかのような想像を働かせる。

女性らしいワンピースに相反するような、

男性的なヘリンボーンがおもしろい。
















少し肌寒くなってきた今、

インナーにタートルネックを一枚着るとちょうどいい。






















さらに寒くなったら、、、

今ではわずかしか残らない、本物のシェットランドシープで

彩られた、フェアアイル柄のニットベストが良く似合う。






















maison de soilの大判ストールをぐるぐる巻けば、

かなりの寒さに耐えられる。そして、おしゃれ。
















ポケットもしっかり付きます。


昔、昔の農婦たちは、手織りの麻や羊毛の布地を使って、

作業用ワンピースを作っていた。

冬の厳しい環境下では、羊毛で織ったり編んだりした、

大きな三角布を巻いていた。

数百年の時を経て、日本のファッションシーンの

もはや定番スタイルといっても良いようなものになるとは、

当時の誰もが想像すらしていない。

ただただ、環境や生活に合わせて着て、働いて。。

寒い、寒いアルプスの冬を、、

真冬のワルツを踊りながら。