時を超えて、今に残るものには、
人を魅了する力があるのでしょう。
このかばんを初めて見た時、ドキッとしました。
今までも似たようなものは見てきたような気がしますが、
その違いは、万国共通の美的感覚に起因するものなのでしょう。
僕はたまたま、このかばんの作者と感覚が
似ていただけなのでしょう。
皆さんはどうでしょう。
春に入荷した時は、あまりに速い完売で、
ご紹介ができませんでした。
IMAYIN(イマイン)のかばんが再入荷いたしました。
IMAYIN ヴィンテージクロスバッグ(小) ¥13,650
あるスペインの女性が、東南アジアやインドを
バッグパッカーで旅をします。
旅の途中、いいと思う好きな古い布を収集し始めます。
そして、好きなように切ったり縫ったりして、
かばんを作り始めます。
古い布と戯れながら、モノづくりをするのが好きで
夢中になっているうちに、1998年、いよいよブランドになります。
およそ50年前のヴィンテージの布地を中心に作られた
彼女のかばんは、長い時を経て、今僕の目の前にあります。
IMAYIN ヴィンテージクロスバッグ(大) ¥17,640(税込)
古い布地を使用しているため、柄は全てアソートで1点モノです。
コーディネート写真のサイズが「小」、それより一回りほど
大きいものが「大」です。
IMAYIN アンティークビーズバッグ(小) ¥22,050(税込)
こちらは、アンティークのビーズを惜しげもなく全面に使った
総ビーズのかばん。
彼女が旅をした場所から、アフリカではなく、
おそらくタイやミャンマー、インドのビーズなのではないでしょうか。
ファッションを仕事にしてきたわけでもない、
古い布地やビーズに魅了され、
ただ、ただ好きで作り続けた彼女のかばん。
50年も前に使われていたアジアのヴィンテージクロスを
スペインのバックパッカーが収集し、かばんを作り、
今、世界に発信している。
好きで好きで仕方のないことは、
続けていた方がいい。
このかばんからは、そんな彼女の楽しい気持ちが
伝わってくるのかもしれない。
だから魅力があるのかもしれません。