2016年10月6日木曜日

ゴーシュ

ちょうど5年前の今頃、

お店のオープンに先駆けて伺ったゴーシュの展示会で、

自分たちの話やゴーシュのお二人の話。

いろいろお話した。

とても印象的だったのは、彼らの口から多く登場した、

「らしい」という言葉。

「ワンピースはワンピースらしく作りたいし、着てほしい。」

「シャツは、シャツらしく作りたい。」

「究極のところ、僕らはパンツにシンプルなシャツか

Tシャツが一番いいと思ったうえで、いろいろなデザインに挑戦している。」

「10年後に何のためらいもなく着ていける洋服が作りたい。」

今日は、セーターらしいセーターのご紹介です。





















ゴーシュ

ハイランドウールセーター ¥16,000(税抜)

ライトグレー

昨年から始めた、彼らのペルー生産のニットシリーズ。

工場が変わったり、初めての工場などに依頼すると、

ブランドの雰囲気が変わる恐れがある。

ミニマルなデザインで勝負しているゴーシュにとって、

慣れ親しんだ工場の職人さんや、生地屋さんは、

ほとんど仲間のようなものだろう。

それでも、あえて踏み込んだ海外生産は、

彼らの想像を超えて、満足のいくものだったようだ。















アルパカで有名なペルーの高山地帯で育つ羊。

ハイランドウール。

カシミアやアルパカのようなしっとりとした肌触りはないが、

シェットランドのようなガリガリしたものでもない。

色名はライトグレーだが、生成りベージュっぽいお色目です。





















グレイッシュブルー

ゴーシュのお二人が納得したのもうなずける。

初めての工場で、、しかも手横編み機で、

ここまでゴーシュの雰囲気を表現できるとは、すごい。

もちろん、様々な格闘はあったようだが。















小さな飴ちゃんポッケも健在です。

前回のアルパカは、機械編と手編みを駆使したものでしたが、

今回は、手横編み機です。

手を横に動かしながら編んでいく、原始的な編み機です。





















ネイビー

作るほうももちろん素晴らしいのだが、

きっと彼らの指示の出し方と修正が見事なのでしょう。















標高4000mで育ったペルーのハイランドウール。

肌触りが少しチクチクする分、ウールに本来求められる、

暖かさと丈夫さは、十分なレベルで備えている。





















ゴーシュ

ハイランドウールタートルネックセーター

ライトグレー ¥16,000(税抜)

少し前かがみに立体的なタートルネック。

着たときの形は、素朴でありながら美しい。





















グレイッシュブルー

ミニマルでやや男性的なデザインだが、

着用した時のちゃんとした、女性らしい美しさ。

そんなゴーシュの魅力を十分に感じます。















着るときは、このように折るとちょうどいい。





















ネイビー

手横で編まれたこのセーター。

丈夫で温かいなら、少し重いのでは?

とても軽い仕上がりです。

当初、私の体系にこのセーターは無理だと、

豪語していた妻。。

2色目を着たときに、「欲しい」に変わっていた。

残念ながら、今シーズンあなたの分はございません。















maison de soil のふわふわのコットンスカートに

ライトグレー。















ゴーシュのセーターのいいところは、

ニットであっても、彼らが型紙を作るところ。















最近、気に入りすぎて毎日のように履いている、

FIRMUM のパンツに、グレイッシュブルー。















ゴーシュはセーターを作るときも型紙を用意して渡す。

そして、そこにも細やかな指示が入る。

だから、ベテランのニットデザインナーさながら、

立体的で美しい。















上からは、余裕をもって、ジャケットやコートが着ていただける。















ゴーシュのリネン素材のひもパンツにネイビー。















ゴーシュのスタイルは、ミニマルながら迫力があり、

上質な素材の持つ品格が十分に生かされたものである。















でも少し、女性らしいニュアンスを加えたくなる。















FIRMUM のパンツにメンズライクにタートルネック。















シンプルなデザインだから、どんなスタイリングにも

対応してくれる。















ゴーシュのギャザースカートは、ふんわりしていて

相性がいいようだ。















飽きることなどあるのだろうか。。

そう感じると同時に、「今この時に着たい」という

どうにもならない、トレンド性のような衝動に襲われる。

安心感すら感じるトラディショナルなモノつくりと、

新鮮で前衛的なモード感のあるモノつくり。

その二つが見事に調和したブランドなのでしょう。


褒めすぎですか?

これでも褒めたらないくらい、彼らのモノつくりは魅力的です。






2016年10月3日月曜日

がんばれコーデュロイ

コーデュロイは、アパレルでは「鬼門」と言われるくらい、

ヒットしたことがない。

とりわけレディースは。。

昔は、バイヤーに売るのが仕事だったから、

展示会ではよく言われていた。

「コーデュロイか、、、。」

「コーデュロイじゃなかったらな。。」

ずっと言ってきた。

「コーデュロイだから、これはかっこいいんです。」

可愛そうなコーデュロイ。

人気者にならなくてもいいが、なくならないでほしい。

今年は、多く登場している年かもしれません。





















FIRMUM

コーデュロイイージーコート

グレー ¥35,500(税抜)

こんなにいいコーデュロイがまだ日本にあったのか?

そう思えるほどしなやかで心地いい。















コーデュロイは、ブリスベンモスをはじめ、ヨーロッパの

老舗が高品質で有名だが、これは日本の生地だそうだ。

それを聞いて、少しうれしくなった。





















ポケットには地襟ステッチのような

ギザギザミシンがちょっとしたアクセントに。

袖口は、折り返しの筒袖だが、小さな刻みがある。





















ブルー

発色がいいが、明らかに秋冬のトーン。

これから始まるセーターの季節にも、

スタイリングしやすそうなブルー。















釦はいつもの台形の白のブランド特注釦。

そして、この一つのために、、比翼仕様。

ちょっと面白いし、なんだか馬鹿らしく、可愛らしい。

いろいろ考えたことでしょう。

「ボタンを表に出す?いやいや隠したい。」

「ボタンをやめて、大きなスナップにする?」

「ヒモにしようか?」

「つけないとダメかな?」

結局、ボタン一つのための小さな比翼仕立てになったのでしょう。















あれ?

コーデュロイはどこいった?

・・・・

・・

この上から着てもらいました。















着用しても、そのしなやかさは伝わってくる。















ひざ丈くらいで、合わせやすい。















コットンだから、今すぐ着始めて、一番上に着るのは、

12月中旬くらいまで。





















そのあとは、

お店ではよくお話ししているが、

「男性的重ね着をする人は、冬中ずっと着ます。」

中肉のコーデュロイですから、男の人は

当たり前のように、このくらいの厚みのジャケットの上から

コートを着ます。

女性だと、オーバーコートと呼ぶことが多いですが、

ゆったりした作りだったり、袖付けがラグランだったり。

近年、レディースのファッションにも増え続けている、

オーバーコートを着る人は、真冬はこの上にそれを着ればいい。


今年こそ、そこそこ頑張れ、コーデュロイ。



2016年9月30日金曜日

My way

最近、あるミュージシャンの動画に見入り、あらためて思う。

「何者でもないことこそが重要でむつかしい。」

なんだか、自身が目標にしていたことを、

音楽ではあるが、見せられたような感触だ。

それも軽いタッチで、軽快に。

「こんな感じでしょ。」っていうくらいに。

いつまでも変化を恐れず、楽しんでいたい。





















GASA*

2WAYジャンパースカート

ベージュ ¥40,000(税抜)















ざっくりとしたWOOL とLINEN のビエラ素材は、

何年も着続けられたかのような、風合いと味わいを感じます。

そして、スカートの裾部分についたこのボタンが、2WAYの理由。

外すことで、スカートになり、つけることでサルエルになる。





















完全に着脱可能なサスペンダーは、

外せば通常のスカート、またはサルエルのように

楽しむこともできる。

また、外したサスペンダーは、サスペンダーボタンが

付いたパンツであれば、別なパンツにつけてみてもいい。





















ブラック

ウールリネンですので、やわらかいブラックです。















手書きのカリグラフィーからおこした独特な「g」マーク。

裾の下のほうによく見ると刺繍が施されている。


髪を伸ばしてみると言い始めた妻。

しばらくは、結わくことにしたそうです。





















ベージュをスカートで履いています。















えんじ色のウールのシャツをインナーに、

クッションのようなかわいい鞄を持って。















ざっくりしたシルエットにやさしい、カーブのついた

ポケット口。手を伸ばすとポケットが見つけやすい。















裾の釦をとめて、サルエル風に。

足をそろえても、確かに変化したのがわかります。















ブラックにモックネックのチャコールグレーのセーターを。

同トーンにして、シルエット自体を際立たせる。















釦をとめて、サルエルで。





















サスペンダーをおろしてスカートで。

脇のリボンも滑りが良くて、使いやすい。


年々、年は重ねてゆくけれど、

いつも変化を楽しんでいたい。

それが私の歩む道。

そう考える。

2WAYを履きながら。



2016年9月27日火曜日

あなた×フリンジ

ほんの少し足しただけなのに、

なんだか魔法にかけられたように、ハッとすることがあるくらいに、

小物の持つ力は、すごいのだ。

変化はつけたいけど、シルエットを変えるのは少し大変。

そういう人にお勧めなのは、秋冬はストール。

とりわけ、まだ薄着の季節のストールは、

なぜだか、コートを着ている時よりも俄然、しゃれて見える。





















PAZ PUR ALPAGA

アルパカフリンジストール ¥15,800(税抜)

久しぶりのお取り扱いです。

2年ほど前にもご紹介した、フランスのニット専業の

ファクトリーブランド。





















フリンジ使いに、ハッとして、

久しぶりにバイイング。

四方全部に施されたフリンジが素敵なストールです。















ボリビアの西側、チチカカ湖周辺の原住民が育てた、

上質なアルパカを100%使用した、目付のいい

しっかりとしたストールです。

大判で、巻いてもかけても使いやすい。

そこそこの重さがあるから、肩からもずり落ちない。





















雨ばかりだった今年の9月。。

久しぶりの秋晴れ。

重ね着の準備を始めましょう。





















200cmの大判は、垂らすと迫力満点です。

こちらは、グレーを着用しています。





















まだそう寒くない秋の序盤、

防寒というより、アクセサリー感覚で使ってもよいでしょう。





















少し物足りなさを感じたときに、サッとかける。

こちらもグレー。





















白×黒のモノトーンスタイルに、

中間のチャコールは、スッと馴染みます。





















長袖Tシャツとスカートのシンプルなスタイリングに、

秋らしさを盛り付ける感じ。





















こちらは、グレーイッシュなオリーブ。

セーターを着るころには、ボリュームを付けて

巻いても素敵です。





















同系色のキャメルのTシャツにキャメル。

軽く巻いて、垂らしてみても良さそうです。





















ベーシックな色味ながら、どんな色と合わせても、

華やかさを感じさせてくれる色。





















重ね着した後にも、

軽やかさと独特のニュアンスをプラスできる。


あなた×フリンジな秋をお楽しみください。



2016年9月26日月曜日

暮らしとおしゃれの編集室















「暮らしとおしゃれの編集室」の連載ブログが

更新中です。

ぜひ、ご覧ください。



2016年9月25日日曜日

価格訂正のお知らせ

昨日、webshopに更新いたしました、

NO CONTROL AIR のメランジワンピースの価格が、

誤って、¥26,460(税込)となっておりましたが、

正しくは、¥18,900(税込)です。

失礼いたしました。















annbelle



2016年9月23日金曜日

ナチュリラ秋号





















9月20日発売の「ナチュリラ秋号」に、

掲載していただいております。















今回も妻がモデルで奮闘しております。

ぜひ、ご購読いただけますと幸いです!


annabelle