2023年2月7日火曜日

チノパンとシャツ

まるでメンズトラッドのような題名ですが、違います。

アナベルで今シーズンお勧めしたいチノパンとシャツの話です。

 「チノパンとシャツ」というと、スタンダードなカジュアルスタイルを

連想してしまうかもしれませんが、アナベルのお勧めのチノパンと

シャツはこんな具合です。












チノパン:SP(エシュペー) ¥26,400(税込)
ロングシャツ:HAVERSACK ¥30,800(税込)

ホワイトにホワイトを重ねてコーディネート。

上からは何を着ても許されるような気がします。











アナベルでは先日ご紹介していたこちらのブルゾンを着ていました。









































チノパンはこちらの3色をご用意しています。

ホワイト、ベージュ、ブラックです。

それぞれいくつかのスタイリングに使用していますので、

少しご紹介します。





















ホワイトのシャツやパンツは、正直何色でも合わせやすいのですが、

唯一、「白白はどうなの?」という疑問が頭をよぎります。

やってみたらこうなりました。僕自身は真っ白のスタイリングを

することがあるので抵抗は全くないのですが、多くの人が抵抗を

お持ちではないでしょうか。

それぞれ、他のどのような色のお洋服とも合わせやすいので、

それは皆様でご想像くださいね。












春らしい様々な色やデザインを重ねて、白を楽しんでいただきたい。












こちらも白白で。

下に着ている小さな襟のクラシックなシャツはklauseのもの。

シンプルで少し寂しかったので、ゴーシュのベストを重ねてみました。




















ゆったりしたパンツとピタッとしたゴーシュのベストの

シルエットバランスがメンズライクでかっこいい。












アームホールのゆとりからくる全体のドレープ感が素敵です。












ベージュです。

ベージュはシンプルなコーディネートを心掛けました。





















トップスは先日からご紹介しているNO CONTROL AIRの

ちび襟シャツ。裾は外に出してもタックインでもいい感じです。












上からSP(エシュペー)の秋冬のコートを羽織って。

秋冬のコートなのですが、リネンとコットンのしなやかな

コートは、春先から4月上旬あたりまで活躍する素敵なコートですよ。



























グレージュっぽいお色のベージュですので、白や黒意外には、

このようなトーンの色は同トーンとなって合わせやすいかと。

ペールトーンというのでしょうか?色があまり強くない、

優しい色合いのものは合わせやすいと思います。












春のレイヤーです。

ベージュ同系でレイヤーを作りました。












一番上はFIRMUMのカバーオールコート。

内側はこんな具合です。












パンツはSPのチノ。

ロングシャツは完売したグランピエのシャツ。

ベストはゴーシュのもの。












お洋服のスタイリングにとって、自身にしっくりとくる

ボリュームや色のバランスを見つけることはとても重要です。

気分に任せて、着たいものをどうにか着てみようとすると、

色々試行錯誤しますよね。それ、すごく大事です。

アナベルでもその参考になればと、たくさんのスタイリング写真を

掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。












ブラックも、黒黒で。

なんとなく、シャツとパンツのセットアップがやりたくて、

先月のNO CONTROL AIRのシャツのご紹介から引き続いての

マイブームです。(今のところすごい小さいブーム)












白と同じくらい合わせるものの振り幅の大きいブラック。

今シーズン目立つスイートなカラー(少し甘めなトーン)を

合わせて。












黒に合わせることで締まりが出て、甘すぎず。

良いバランスなのではないでしょうか。
















HAVERSACK
リネンシュリンクロングシャツ
¥30,800(税込)

先ほど、白白のスタイリングでトップスに着用していたのがこちらです。












およそ半分はリネン素材で、残りの半分はコットンとポリエステル。

表面に縦のシュリンクが入り、キラキラしているのが特徴的。

店頭でも皆さん気になる様子です。












生地の表情も素敵なのですが、この糸巻きボタン、可愛らしい。

台座に糸を巻きつけたボタンですが、柄物をみたのは初めてです。












袖口にも。

着丈は長めですが、ポケットはありません。

とてつもないボリュームをお楽しみください。





















色はこちらの3色展開です。

ホワイト、ゴールド、ネイビー。












白は先ほどのこちらです。

白シャツですから、何にでも合わせやすいですよ。












実はこのご紹介したブルゾンの重ね着の一番下に着ているのが

このシャツでした。ぜひスカートやジャンパースカートにも。












ゴールドは生成りのバルーンパンツに合わせて。

カラーパンツを穿く方は少ないと思いますので、

ベーシックなカラーは大抵こちらも合わせやすい。

ゴールドという色名で、実際にみても納得のゴールドですが、

濃いベージュと思って着ると、白や黒にはもちろん似合いますし、

アーミーグリーンのような色やオリーブグリーン、

グレーブルーなんかも相性は良さそうです。












アナベル的には、「同系でまとめて黒で締める」というのが

一つの必勝法的なカラーコーディネートではありますが、

色々やってみるうちに発見した稀な色合わせができると嬉しいもの。

ぜひ色々お試しいただきたい。












こちらのブルゾンをご紹介した際に下に着ていたのが

こちらのゴールドです。












少しシックな印象もありますが、春らしい茶系のレイヤーです。












室内ではブラックにも見えるネイビー。

意外に最も爽やかなのはネイビーかもしれませんね。












ネイビーには白でしょ、という安易な感じで爽やかにスタイリング。

でもシルエットに少しクセを付けてサルエルを。











ゴールドのポシェットも効いて、爽やかになりすぎない

独自のスパイスをどうぞ。

annabelleにはannabelleの、貴方には貴方のスパイスを。


チノパンとシャツの組み合わせって、10代の頃は一生しないと

思っていました。だから僕がチノパンとシャツを素直に着るように

なったのは、たぶん20代の後半頃。

勤めていた靴屋の先輩に、すごくかっこいい別珍のVANSのスリッポンを

もらったのがきっかけで、「この靴どうやったらかっこよく履けるかな?」

って考えて、その時の僕が辿り着いたのは、チノパンに白シャツ、もしくは

ラコステのポロシャツにブラックの別珍のスリッポンでした。

アウトドアスタイルなんかがまだまだ主流だった頃、自分的にも

すごく新鮮に着ていたことを記憶しています。

スタイリングはどこから入ってもいいと思います。

靴でもいいし、カバンでもいい。

たぶんメガネでもいいのではないでしょうか。

値段で縛りをつけても鍛えられそう。

自分がこれ身につけたい!と思ったものに合わせてはじまる

「あーでもないこーでもない」が面白い。

面白いことをやっている大人はきっとずっと元気です。

ファッションの楽しみ方の一つでした。