2016年6月9日木曜日

あの工夫

前にもお話しした通り、

今シーズンの夏は、ノースリーブの

商品が多くなった。

布地面積の少ない洋服ながら、

それぞれに、様々な工夫がなされて面白い。






















FIRMUM(フィルマム)

¥6,800(税抜)

ホワイト

聞きなれないブランド名だが、

この特徴的な首回り、そして小さめのポケット。

そう、NO CONTROL AIR が来シーズンから

本格始動させる新ブランドなのです。
















この上なくサラサラしたコットンのジャージ素材は、

「アムンゼン」と呼ばれる、クレープ編みの素材。

しかも、トルファンコットンという上質な超長綿を使用している。






















そして、デザインも凝っている。

タンクトップは、通常アームホールが

後身、前身で同じになるか、後身のほうがせり出すか。






















ネイビー

しかも綿の状態で染めた、トップのネイビーだ。

ベタッとした感じがなく、高級感がある。
















これが、この洋服の最も特徴的なところ。

後ろのアームホールでタックをとって、

前のアームホールの方がせり出している。



チャコールグレー



NO CONTROL AIR お馴染みのネックのダーツ。

彼らは、女性が洋服を着た時に、首回りがガバっと

開く感じが嫌いなのだ。

ネックラインが変に開かないためのダーツ。

もはや彼らのアイコンともいえるデザインだ。

そして、彼らのもう一つの大きなこだわりは、、

腕ができるだけ細く見えるように考えつくすこと。。


今シーズンのノースリーブの多さに、

やや腹をくくったか。。



着た時にその特徴はわかりやすく表れる。
















前身中心から脇下にかけての布地の分量が多い。

布地が余った感じになってドレープとなる。

切り替えた裾の処理もキュッと止まっていい感じ。
















上からevam eva のリネンカーデ。

贅沢な重ね着。
















アナベルオリジナルパンツにネイビー。

サラッと上品な大人の普段着。
















後もタックのふくらみで、腕細効果ありか?
















こちらもevam eva のカーディガンを。
















同系色のスカートに合わせれば、

まるでワンピース。
















Honnete のリネンのショールJKで快適な夏。
















グレー×グレーのかっこいい色合い。
















思い切って腕を出したくなるタンクトップ。

腕を出すのが苦手なデザイナーさんが考えたタックトップ。

さすがに工夫されつくしている。。

そして、驚くのはやはり素材感。

超ドライタッチなカットソーは、誰もがコットンだとは思わない。

サラサラで弾力のある、夏に最高の肌触り。


5分袖もあるよ。。。