それはいい素材の条件の一つだと思う。
着るたびに洗濯を繰り返し、肌に近いところで
着るものほど素材にはこだわりたい。
昨年もご紹介した、夏によれないT-SH。
「pyjamaclothing」(ピジャマクロージング)。
V/N ロングスリーブ カットオフTee ¥6,300(税込)
Blue
素材は、最高級コットンと呼ばれるエジプト綿の「ギザコットン」。
番手はわからないが、相当細い糸を使用している。
1年半にわたり、着用してみてわかったことは、
①洗えば洗うほど、フワフワしてくる
②よれない(斜傾しない)
ということ。
袖口と裾がカットオフになっている。
洗濯をすると丸まってくることもあり、少し丈が長めになっている。
夏にさわやかなイエロー。
昨年もお伝えしたが、よれない理由は編地にある。
「sz編み」というちょっと特殊な編地。
たいていのT-SHは多少なりとも洗濯を繰り返すとよれる。
なぜよれるのか?
T-SHは、あたり前だが生地から作られる。
生地は糸からつくられる。
そして糸は、綿(わた)からつくられる。
わたをくるくるよじって、ひも状の糸のようにすることを「撚糸」という。
わたから糸を作る工程だ。
製品になってお洗濯を繰り返し、水が通れば通るほど、
一度撚られた(よられた)糸が綿(わた)の状態に戻ろうとする。
それがT-SHがよれる原因だ。
pyjamaclothing のT-SHは、右に撚った糸と左に撚った糸を
交互に使いながら通常の天竺編みで製品にしている。
そのため、綿(わた)に戻ろうとする力が相殺されるという仕組み。
これを「sz編み」という。
良くできています。
柔らかい印象のオレンジ。
四角いポケットがかわいらしい。
ネイビー
ブラック
一枚で主役になりえるデザインとサイズ感。
ロングスカートにシンプルに。
生地が上質で薄いため、夏にも大活躍。
長めの丈も、ヒップの上できれいにブラウジングして収まります。
重ね着では脇役として、肌触りのいいアンダーウェアーとして活躍します。
肌触りがよく、よれないこのT-SHは、
ベルギー産で日本のみでの販売です。