2013年1月21日月曜日

ピロピロしてる

洋服にとって大切だな、と思うこと。

それは、いい面(つら)してるか? 「らしさ」があるか?

ということ。とても大事なことだと思う。

同じ人が何年もデザインし続けて、

存続している商品やブランドには

言葉では語れない「臭い」や「らしさ」が

あるように思う。

それが作り手の信念だったり、性格だったり。

年末から先行してどんどん入荷している

orslowの商品を見ながら、デザイナー仲津氏の

人柄や性格を想像している。






















春のロングシャンブレーシャツ。 ¥17,640(税込)






















こちらもオリジナル素材。

















カジュアルシャツの縫製は、そで部分と身頃の脇を

直線で縫っていく。その為、丈夫さと縫製の作業効率を

もとめられた昔のアメリカのワークシャツはたいてい

脇縫いの下にこのピロピロが付いている。

付いているというより、ミシンを同じテンションで踏み続けると

こうなるのだ。あとは切るだけで次を縫い続ける。






















可愛らしく何箇所かひかえめにつまんでギャザーになっている。

































きれいなグレーを羽織って春らしく。











































今はまだ寒いので、ベストを重ねて。






















ところどころ環縫いで仕上げられた丁寧な縫製や

剣ボロの仕様などを見ていると

意外と几帳面な人かな?

安心して自信をもってお勧めできる1着です。