雪ですね。
積りますね。
ウサギのつもり。
ラビットファーのついたコートです。
Traditional Weather Wear(トラディショナルウェザーウェアー)。
表地は雨風をしのぐウェザークロス。
ライナーにはラビットファー。
フードから続いて、腰のあたりまでファーがつきます。
もちろん取り外し可能です。
あえてボタンとベルトのみという、トラディショナルなつくりが
とっても素敵です。
以前勤めていた会社で作っていたコートが僕は大好きだった。
10着位持っていて、今でもすべて着続けている。
決して安いものではなく、かなりこだわっていたので8万~10万位するものも多い。
でも僕はそれをもう12年毎年着ている。
そこに勤めていた時、お客様からこう言われたことがある。
「10年着て、ほつれてきたから修理できないか?」
当時営業だった僕は、すごくうれしかった。
安くてテキトーなものが簡単に買えるこの時代に。
理由は「高かったから長く着たい」ではなかった。
なぜなら、修理と同時に色違いの同じコートを購入してくれたからだ。
理由を聞くと・・・「8万以上するけど、実際着てみてそれ以上の価値を感じたから」
フードコート ¥82,950(税込)
お店を自分でオープンしてますます思う。
純粋にいいな・・と思うものを少しづつでいいから
提案していきたい。今よりもっといろいろなものを
削り落としていくと思うけど、きっとその方がいいと思う。
さんざん、いろんな洋服を着てきた二人だから提案できるものを。
それは値段やブランドネームという陳腐なものでは判断できないような、
素敵な出会いを感じてもらえるようなもの。
難しいけどそこに挑戦しないとここで小さなお店を続ける意味がない。
窓の大きい店内から覗く雪景色もいいものです。
来週から少しづつ春ものを紹介していきます。
皆様のご来店をお待ち申し上げます。